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テニスの試合直前の心配や不安は、9割が妄想である

目次

試合直前、控えに入っているコートの試合が終わりそうになる。

と同時に、急に心配ごとや不安が押し寄せてきて、潰されそうなることって、無いですか?

しっかり前日から準備してきたつもりでも、あと少しで試合開始、となった途端に急に頭がおかしくなるような感覚になる人。

この意識、持ってみて下さい。

 

テニスの試合直前の心配や不安は、9割が妄想である

 


 

1.不安なことは、考え出すときりが無い

経験ある方も、思い出してみて下さい。

試合前に、もしかしたら「こうなるかも・・・」と思って不安になったときに、どうでしょう。

その不安って、現実になりますか?

もちろん、「サーブが入らなかったら、どうしよう・・・」と不安になって、入らないことはある。

ですが、その準備自体はしっかり出来ているはず、なんです。

不安に思うこと、心配に感じることは、ほとんどが自分の想定内に収まっていることを覚えておく。

それ以上のこと、は考えても妄想に近い。

妄想していても、それは頭の体力を消耗するだけ。

ココの部分、難しく考えずに分けて考えておく必要があるでしょう。

 

2.「心配になること」は、きっと試合の中で対応出来ること

アナタがイメージする心配事は、結論試合の中でも起きてしまって大丈夫、なレベル。

だから試合前に、押しつぶされそうになったときには・・・「神様が試合前に確認を入れてくれている」くらいに思っておくようにしましょう。

不安になるのは、アナタ自身が試合に勝ちたいから。

負けても良い、と思っている人は不安や心配自体、無いですからね。

メンタルが不安定になる、というフェーズは誰だって通る道ですから。

 

3.苦しいのは自分だけじゃない

それでも、どうしても不安でメンタルが揺れる・・・ときには、相手の気持ちを想像してみる。

アナタと同じ、いやそれ以上のはずです。

私だって、そうです。

試合前に、緊張しない人なんていません。

その緊張を受け止めて、準備事項を確認するのかムダな妄想ばかりしているのか、で試合の入り方は違ってくる。

非現実的な妄想、ばかりになっているケースが多いのが試合前のテニス選手。

どうやったって、自分の思い通りに試合は進まない。

妄想して消耗するのは、損な話だと思います。

 

試合前、直前をどう過ごすのか。

不安にかられること、それ自体を不安に思ったり「自分はメンタルが弱い」と思わないで下さい。

それだけで、試合のスタートの精度はだいぶ違ってくるはずです。

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