テニス メンタル

メンタル

アナタがテニスの世界を拡げたいのなら、「自分のテニスを否定してくれる人」を大切にしよう

先週に、このサイトを観て頂いている読者の方に実施したアンケート、たくさんのご意見を頂くことが出来ました。

思った以上に、「参考になる、試合に勝てるようになった!」という声を頂き、本当に嬉しく思っています。

でも中には、「難し過ぎる、やってみたけど全然上手くならない」というお声も、たくさん頂きました。

私自身、どちらも大事なご意見として、しっかり向き合いたいと思っています。

特にテニスを強くなっていきたいのであれば、自分を否定してくれるような人の存在は大事。

だって誰しも、周りの人には好かれたいと思うのが普通。

それでも言ってくれるということは、それだけアナタ自身に期待しているということなのですから。

 

アナタがテニスの世界を拡げたいのなら、「自分のテニスを否定してくれる人」を大切にしよう

 


 

■テニスを否定されても、動じない心を持とう

もしコーチや先輩が、アナタのテニスに対してアドバイスをしてくれたとする。

「ボレーは全然ダメ、根本的にここをこう変えよう」みたいな話、聞いた瞬間は感情的になるかも知れません。

でも、それはアナタ自身が否定された訳では無く、あくまでテニスの話。

自分とテニスを上手く切り離して、客観性を持つことは、上達において不可欠です。

どんな人の意見も、冷静に一度受け入れてみる心、持てていますか?

 

■あらゆる否定、アドバイスはあくまで「提案」である

このサイトで書いていることもそうですが、全てはアナタへの「提案」です。

実際に取り入れるかどうかは、アナタ自身の判断。

でも・・・やっぱり大事なのは、「しっかり一度試してみる、やってみる」ということ。

やってみるからこそ、「自分が取り入れるべきかどうか」の判断がつく。

もったいないと思いますが、つい感情的になって「自分が否定された・・・」と思って、やってみない人、意外とテニス界には多いです。

そんな人こそ、ぜひ身近で大事にして欲しいと思います。

 

■テニスの試合での敗戦も、アナタ自身が「否定」されている訳ではない

試合で負けて悔しさの余り、「自分自身を否定された」と感じることもあるでしょう。

私自身そうでした。

何度も負ける度に、もうテニスを辞めようかと思った時期もあります。

ですが、試合で負ける度に、「相手からアドバイスをもらっている」というような感覚で冷静に自分と向き合うことで、テニスを頑張り続けることができました。

どんなに良いテニスをしても、負けるときは有ります。

それでもそこに至るプロセスや準備は、アナタ自身で分かっているはず。

ぜひ否定されたと思ったときこそ、自分を認めてあげることも大事にしてあげて下さい。

 

誰だって、アドバイスをもらうのはちょっと「悔しい」という想いはあると思います。

心を開いて、しっかり聞いて受け入れるのは、状況によっては難しいときもある。

それでも良いと、私は思います。

しかし感情的な態度に出したり、意地になって言われたことを全然試してみない、というのはテニス選手として失格です。

学生やプロ選手だけでなく、社会人で頑張るテニス愛好家の皆さんも一緒。

コーチのアドバイスに対する態度、見直してみる良い機会かも知れませんね。

そして、こう言ってみませんか?

「心から受け入れて実践するので、今日は本音でアドバイスを下さい!」と・・・。

ピックアップ記事

  1. バランスクッションを使って、テニス選手に必要なバランス感覚を養おう
  2. 暑くも寒くも無い時期には、「アームカバー」で体温調整を
  3. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  4. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  5. 何度でも消して使える、ウェアラブルメモはテニスでも使えそう

関連記事

  1. メンタル

    努力に必要なのは、勝算

    「テニスを頑張りたいけど、どうも続かない」「モチベ―ションが落…

  2. メンタル

    試合でミスを続けない人は、何を考えているのか?

    試合で強い人は、ミスを続けない。切り替えが上手い、ように見えま…

  3. メンタル

    「テニスの試合が怖い、やりたくない・・・」症候群に陥ってしまった方へ送るメッセージ

    私も過去に、2回経験しました。サーブを打つのも手が震える、そし…

  4. テニス センス

    メンタル

    テニス業界に根強い「実績至上主義」が、私は大嫌いです

    私自身、テニスは好きですが、嫌いなところもあります。それは、選…

  5. テニス メモ

    メンタル

    自分の限界は、言葉一つで超えられる

    今年も、思い返せば自分なりに、たくさんの記事を更新して来ました。…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    何度やられても、「繰り返す力がある」選手が強い

    テニスの試合では、忍耐力が求められる。自分がこうと決めたこと、…

特集記事

  1. ボレー

    ポーチに出るタイミング、勘ではダメ
  2. テニス リターン

    リターン

    ダブルスの試合でのリターン、勝負どころでは「相手の前衛は、いない」ものと考えよう…
  3. テニス 打点

    メンタル

    自分の実績を気にしてるのは、自分だけ
  4. テニス フットワーク

    ロブ

    ロブを打つ時のテイクバックの癖を無くせば、もう立派な「ロブ名人」です
  5. テニス ロブ

    ボレー

    ボレー対ボレーのラリーになったら、バックボレーが主役!
PAGE TOP