テニス サーブ

その他

「全豪オープンテニスはここを見よう!」試合の現場で必要なテニス観を身に付けるポイントとは?

今週から始まりました、全豪オープンテニス!

錦織選手も初戦を突破し、日本人選手も多く出場しているこの大会を映像で観る方も多いと思います。

ただ楽しむだけ・・・ではもったいない!

試合に実際に出ている人は、最新のテニスに触れながらどんどんプロ選手から吸収してきましょう。

 

「全豪オープンテニスはここを見よう!」試合の現場で必要なテニス観を身に付けるポイントとは?

 


 

■映像の中でボールを追ってはいけない

試合を観ているとつい、テニスボールの動きを追ってしまいます。

もちろん楽しいには楽しいのですが、それではある種「結果」のみを追いかけているに過ぎない。

「なぜ、このショットを打ったのか」

「相手はどう読んでいたのか、反応しているのか」

は、実際に選手の動きに注視していなければ分かりません。

良いショットは、その前後にこそ秘密が隠されています。

ぜひどちらかの選手に注目して、ショットの前後、予測の有無とその精度に着目してみて下さい。

 

■技術だけじゃない!オフザプレーの仕草も見てみよう

ポイント間の時間は、テニスでは結構長い。

実際にプレーが止まっている時間は、タオルで汗をふいたり、ボールを選んだり・・・と、こういう仕草を観ることができるのも、テニスの試合の醍醐味です。

アナタ自身、すぐに真似できることもたくさんある。

ボールボーイはいなくても、タオルをコート後ろに置いておいて、ポイント間で汗を拭くことは出来ます。

そこで次、どんな作戦でいくのか・・・相手はどんな状況か・・・を整理することが、テニスの試合で勝つうえでの秘策だったりします。

チェンジコートでは、どう過ごしているのか?

負けている選手、勝っている選手での違いは無いのか?

そんな部分もぜひ、気にして見てみて下さい。

 

■予測のトレーニングに、テレビ観戦は恰好の材料です

リターンの選手に、自分がなったつもりで観てみる。

特に男子選手のサーブは、予測して動かなければ返球するのは難しい。

ぜひ、近所迷惑にならない程度に、その場で立ってリターンの素振りまでを行ってみましょう。

「逆を突かれた!」と思ったら、どういう身体の動きができますか?

また予測が当たったら、どこのコースに攻撃していきますか?

試合に勝つには、リターンの名手になるのが大きな近道。

ぜひ試合観戦の中から、この予測眼を磨いてみて下さい。

「実際の試合で、活きるのかな・・・?」と思う方、騙されたと思って。

 

プロ選手の試合を観ていると、序盤は特に、確実にミスの少ないテニスを実践しているのが分かる。

ギアを上げるのは、どんなタイミングか?

本当に欲しいポイントを獲ったときには、きっとガッツポーズが出ている。

それは、試合の中でどんな「分かれ目」だったのかを、アナタなりに考えてみて下さい。

きっとアナタのテニスをレベルアップさせてくれるヒントが、そこにはあるはずです。

錦織選手の活躍はもちろん、ぜひ他選手のプレーも観て、研究してみて下さいね。

ピックアップ記事

  1. 塗り直し不要で、男性にもお勧めの日焼け止め 「ビオレUV アクアリッチ」
  2. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  3. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  4. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  5. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート

関連記事

  1. その他

    「テニスコーチとして一番重要なこと」に気付かされた先輩コーチからの相談ときっかけ

    テニスコーチなんて簡単だ。誰でも出来るよ。テニスの技術…

  2. テニス メンタル

    その他

    テニスのモチベーションに波が無い、そんな人は絶対おかしい

    アンケートにお答え頂きましたみなさん、ありがとう御座いました!…

  3. テニス グリップテープ
  4. テニス メンタル

    その他

    テニスの上達の為に、「事実を伝えるということ」は残酷だけど、本当は優しい行為です

    「上辺だけの付き合い」という言葉があります。このサイトを観てい…

  5. 戦術

    テニスと出会えて、心から良かったと思える瞬間

    今回、T-PRESS CUPの大会を開催させて頂く旨、先日告知させて…

  6. テニス 戦術

    その他

    試合で着るウェア、自分をコントロールする意味で使い分けてみませんか?

    みなさんは試合で着るウェア、どうやって選んでいますか?団体戦や…

特集記事

  1. 戦術

    試合をリードするから自由が生まれる、という発想を
  2. テニス 環境

    ダブルス

    ストレートへ打つと決めたら、絶対にブレてはいけない
  3. テニス ストローク

    ストローク

    片手バックハンドストロークは、テイクバックの形でパワーが決まる
  4. サーブ

    試合で有効な相手への「ボディサーブ」を極めたいなら、狙うコースは身体の正面じゃな…
  5. テニス ボレー

    ダブルス

    ミックスで手加減してくる男性は、とことん利用しよう
PAGE TOP