テニス コントロール

その他

一人のテニス選手として、「自分に対する批判」に、しっかり目を向けていこう

皆さん、自分自身に対する「批判の声」について、最近は耳にしたことはありますか?

日本人って、思ったことを言わない人種と言われています。

確かに、意見をぶつけ合うのが苦手な部分、ありますよね。

ですが、テニス選手として成長したいなら、あえてこの批判をしっかり受け止めていかないといけない。

この経験、姿勢こそが、アナタを強くしていくのです。

 

一人のテニス選手として、「自分に対する批判」に、しっかり目を向けていこう

 


 

■ちょっと「弱音」を吐かせて下さい・・・

私自身、このサイトで意見を発信していると、たくさんのご意見を頂きます。

その中では、もちろん厳しいご意見も多い。

一番多いのは、「頭脳派テニスを推奨してばかりだと、楽しくないです!」といったご意見。

「試合に勝つためには、相手を騙したり何をやっても良いんですか?」というようなご意見も、たくさん頂きます。

少しだけ落ち込むときもありますが、私はこういったご意見、本当に嬉しく思うんです。

考えるきっかけになりますし、何より自分を成長させてくれる。

なぜなら、私自身がとても「弱い人間」だからです。

 

■自分を批判してくれる人を、大事にしよう

大事にしたいのは、自分をしっかり批判してくれる人。

通常、どうしても避けてしまいがちですよね。

「このコーチ、テニス観がどうも合わない・・・」と思っている人、いつも怒ってくる人は、話しているだけで嫌になる。

でも、そこを避けていては成長しない。

意見があれば、アナタも言えば良い。

言えないのなら、まだまだ努力と勉強が足りないのです。

甘えてばかりいては、結局試合に勝てないのを周りのせいにしてばかり。

批判してくれる人を、しっかり大事にしてこそ本当の意味でのメンタルの強さが身に付く。

だって、批判するのって、無視する何倍もパワーがいるじゃないですか。

 

■批判をしっかり受け止めて、自分を変えていく

批判されても、アナタ自身が結果的にどうするのか?が大事。

言われた通りに変えてみる、ことも大事です。

ダメだと思ったら戻せば良い。

一番まずい、成長しないのは、「意地になって何も買えようとしない人」です。

自分を批判されたことばかりに気がいって感情的になり、肝心の客観性が無くなるテニス選手、なんと多いことか。

せっかくパワーをかけてアナタに対して意見してくれているのに、それを使わないなんてもったいないです。

 

「そもそも、見当外れの批判」も、たくさんあるでしょう。

ですが、見当外れかどうかも、一度自分でしっかり考えて行動してみてこそ分かる。

人はいつでも、否定されたり変えたりするのが怖い。

でも・・・やっぱり結果論ですが、テニスが上達していく選手は皆、その経験をしている。

苦しいですが、しっかり自分に対する批判に目を向けましょう。

きっとテニスを通じて、一回りも二回りも大きくなれるはずです。

ピックアップ記事

  1. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  2. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  3. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  4. 11/4(月祝) 土居コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in鷹之台…
  5. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう

関連記事

  1. テニス ガット

    その他

    テニスの試合、一番大事な「ラケットの準備」はみんなどうしてる?

    試合前に色々作戦を考えたり、ウォーミングアップしたりするけど、意外と基…

  2. テニス ストローク

    その他

    テニスの絶対原則「ニアサイドを塞いでコート端に打たせる」ことで、ポイントを稼ぐことの重要性

    シングルスでもダブルスでも、ポイントのほとんどは相手のミスや無理をした…

  3. その他

    「あなたの労力数値、どれくらい?」テニスの試合を勝ち進むには、労力管理能力が問われます

    トッププロの試合を観ていると、特に男子テニスなんかはサーブのスピードが…

  4. その他

    無限の負のループ、に気付こう

    私たちの周りは、常に繰り返し、で満ちている。このこと、に気付け…

  5. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合は、圧倒的に「ボールを打っていない」時間の方が長い

    テニスの試合は、自分がボールを打つ瞬間とその他、の時間の繰り返し。…

  6. テニス 食事

    その他

    テニスプレイヤーとして環境の変化に強い人は、「初心に戻る」を言葉で終わらせない

    何度か、テニス選手として「新しい環境」に入っていく重要性と意義について…

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    試合で使う自分のテニスに、「オリジナルの作戦名」を付けると、すごく試合は楽しくな…
  2. テニス メンタル

    ダブルス

    ダブルスの並行陣で、実戦で使える得点パターンまとめ5つ
  3. ストローク

    ハーフバウンドのストロークは、低い態勢のままフィニッシュ
  4. ダブルス

    相手の前衛にぶつけても、ポーチは決まらない
  5. テニス ストローク

    ストローク

    重たいストロークを身に付ける為に、必要な意識4つ
PAGE TOP