テニス カープ

練習メニュー

プロ野球の広島カープに学ぶ、「徹底的した素振り練習」を貫くことの重要性

今年プロ野球のセ・リーグを制したチーム、広島東洋カープ。

彼らの強さが色々なところで特集されていますが、中でも私が着目したのは素振りの徹底。

キャンプから各自20,000回。

そしてもっと重要なのは、シーズン中でも遠征先の駐車場などで素振りを行っていたということ。

私たちテニス選手も、学ぶべき点がたくさんあるように思います。

 

プロ野球の広島カープに学ぶ、「徹底的した素振り練習」を貫くことの重要性

 


 

■他の選手が「休んでいるとき」でしか、差を作れない

遠征先で練習する機会は、実際は少ないと効きました。

当然調整程度の練習はしますが、プロ野球の世界では、やはりキャンプで作り込んだ技術でシーズンを勝負していくのが基本。

大事なのは、「他の選手が休んでいるときに、自分はやってきた」という事実を作ること。

自分自身の自信になっていくのは、言うまでもありません。

 

■「やらないと、気持ち悪い」という段階にまでもっていこう

もしアナタが学生で、本当に上を目指している選手なら、ぜひ素振りやトレーニングは日課にして欲しい。

1日、10分で良いんです。

「これをやらないと、落ち着いて寝れない」という感覚になるまで、習慣化させましょう。

アナタも寝る前、歯を磨かないと気持ち悪くて寝れないですよね?

それと一緒です。

素振りしないと、どこかやり残したような気分になるくらいまで、自分の中で習慣化させてみて欲しい。

そこまで来れば、後は楽に継続出来るでしょう。

 

■トップの選手が走り続けるチームは、強い

広島カープが強かった原因は、首位打者と呼ばれるようなトップの成績を残している選手が、率先して素振りを行っていたということ。

普通成績を残していれば、どこか怠けたり自身過多になったりするもの。

ですが、そこを「まだまだ、自分は足りない」と考えて愚直に素振りやトレーニングを行う。

この姿勢は、必ずチームメイトに伝わります。

トップの選手が圧倒的に前を走るから、それを追いかける選手が前に、前にと成長していくのがテニス。

アナタのテニスチーム、部活、サークルはどうですか?

No.1の選手が成績を出しているのを良いことに、サボっていると・・・それはチームとして、終わりに近いでしょう。

 

私にも、苦い経験があります。

偉そうに書いていますが、自分が成績を残し始めるとトレーニングをサボったり、すぐに調子に乗っていました。

だからこそ、こうやって後悔しています。

でも後悔しても仕方無いので、こうやって今、記事を書いています。

日々続けていくことの重要性を、少しでも忘れない為に。

皆さんも素振り、トレーニング、テニスノートを書く・・・なんでも良いので、継続していきましょう。

ピックアップ記事

  1. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選
  2. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…
  3. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  4. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  5. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い

関連記事

  1. テニス 知識

    練習メニュー

    基本とは、あくまで9割の人に共通する理屈のこと

    「基本って、何ですか?」と、たくさんの人に聞かれます。これは非…

  2. テニス ダブルス

    練習メニュー

    テニス選手として、「試合での敗戦を、活かせる人と活かせない人」の違い5つ

    テニスの試合、勝った試合よりも負けた試合。これを、どう活かすか…

  3. 練習メニュー

    練習は何のためにやるのか、という基本

    練習は、何のためにやるのか。この問いかけを、最近アナタ自身行い…

  4. テニス ダブルス

    練習メニュー

    ダブルスの練習で「2バック対2アップの練習をシングルスコート」で実践すると効果的です!

    今回は、ダブルスでのボレー対ストロークの練習メニューを一つ、ご紹介。…

  5. 練習メニュー

    「THE地味練であるボール出し練習」がテニスの試合の為に必要な理由

    選手時代、ボール出し練習をよく行った。ボール出し練習だから、ゆ…

  6. テニス 夜

    練習メニュー

    「闇錬だけで、テニスを上達させて優勝しよう」と思っている人は、ちょっと考え方を改めないと

    よく、「闇練好き」という言葉を聞きます。テニスに限らずですが、…

特集記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    低い打点のストロークは、低いままで終わるから安定感が増す
  2. ストローク

    テニスのストロークにおける、「攻守の切り替え」とは、即ちグリップチェンジです
  3. テニス リターン

    ボレー

    ボレーで身体が回転しない、だけで安定感は見違える
  4. テニス ダブルス

    その他

    内容に満足出来ないけど勝ったという試合は、立派な試合
  5. テニス サーブ

    サーブ

    ワイドへ厳しいコースのサーブでも、「センターに近いところ」を通過している
PAGE TOP