テニス 夜

その他

「テニスに長期ビジョンは大事?」と思っているうちに、平等な時間はどんどん流れていきます

勉強でもスポーツでも、長期的な目標やビジョンが必要。

確かに聞こえは良い言葉ですが、本当にそう・・・でしょうか?

「来年は県でベスト8を目指すぞー!」と言いながら、来月には?むしろ来週には?

何がどう変わっていくのか、が曖昧だと、ライバルからどんどん遅れていきますよ。

 

「テニスに長期ビジョンは大事?」と思っているうちに、平等な時間はどんどん流れていきます

 


 

■テニスは急に上手くなる(こともある)スポーツです

テニスって、不思議なスポーツ。

皆さんも経験があるかも知れませんが、何かきっかけがあると「急に」上手くなったような感じになることがある。

これ、実際に上手くなってるんです!

私の場合、片手バックハンドと両手バックハンドを行ったり来たりしていましたが、高校1年生の冬に両手バックハンドのスピンのコツをつかんでから、すごく上手くなった気がします。

バックハンドが得意になって、苦手意識が無くなると試合でも急に結果が出るようになった。

でもこれって、小さいチャレンジや工夫の積み重ね、だと思うんです。

 

■超短期ビジョンを作って、自分を追い込んでみよう

仮にですが、1か月後にチーム内でNo.1になる、という目標を立てたとする。

それを達成する為に、出来得ることを全て考えてみたとしましょう。

どうですか?

実際に短期で成し遂げるには難しいことばかりだと思いますが、「100%無理」ということは無いと思います。

長期でビジョンや計画を立てても、まず最初の1か月にやることなんて、きっと曖昧。

もっと短期勝負、短期で何が出来るのか、に焦点を当ててみると成長スピードが上げられるはずです。

 

■「目標を立てている」ことだけで、満足して甘えていないか?

「全国、目指してます!」

「市民大会、本戦にいきたいです!」

という声、たくさん私も聞きます。

ですが、本気でその目標に取り組んでいる人、1か月先にどうなっているのかをイメージ出来ている人、どれくらいいるでしょうか?

目指しているだけで満足、になってはいませんか?

そこを目指している人は、きっとたくさんいる。

その人たち全員をテニスの試合で倒して、勝ち抜いていかないといけない。

覚悟は、出来てますか?

 

長期的な目標やビジョンも、もちろん大事。

アナタ自身の人生においても、来年、再来年、10年後のイメージを膨らませることは大事です。

ですがテニスの試合に勝ちたい、上手くなりたい・・・のであれば、もっと「せっかち」になっても良いのかも。

焦るのではなく、急ぐ。

自分の成長に対して、貪欲になる。

練習環境、指導者、持って生まれた才能・・・全部違うのかも知れませんが、唯一、流れている時間だけは平等です。

これだけは、皆さん忘れないでおいて下さい。

ピックアップ記事

  1. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう
  2. 真夏のテニスの試合に必要な、熱中症対策のマストアイテム5つ
  3. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  4. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  5. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール

関連記事

  1. テニス 準備

    その他

    部活や限られた環境でテニスが強くなる人は、「仲間に頼ることが出来る」人です

    私も少なからず、限られた環境の中で成長出来る人、をたくさん観て来ました…

  2. テニス ダブルス

    その他

    ダブルスの試合、パートナーにタッチに自分から動けているか?

    ダブルスの試合を観ていると、感じること。それは強い人、ペアを引…

  3. テニス セルフジャッジ

    その他

    テニスの試合中に、「熱中症かも知れない・・・」と気付くべきシグナルは、必ず知っておきましょう

    「こんな時期から、熱中症の話?」と思った方、もしかすると試合で痛い目を…

  4. その他

    「上級生について行けば良い」という考えは止めよう

    アナタ自身がもし一年生なら、練習メニューは上級生が決める?その…

  5. テニス コントロール

    その他

    一人のテニス選手として、「自分に対する批判」に、しっかり目を向けていこう

    皆さん、自分自身に対する「批判の声」について、最近は耳にしたことはあり…

  6. その他

    【少人数制】11/17(月) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスンイベント in 武蔵野テニスシティー

    11月の涌井コーチイベントにつきまして、少人数制のインドアイベントも…

特集記事

  1. テニス ガスケ

    リターン

    ボールをよく見る、とは、「ボールに書いてある文字を読む」くらいのつもりで
  2. ストローク

    「走らされても安定感」テニスの試合で差が出る前への動きと対応方法
  3. ボレー

    テニスの試合で、「ネットに詰めてのフラットボレーは、肘を伸ばして前に押し出して打…
  4. テニス メンタル

    フットワーク

    「スライス慣れ」していない選手は、完全にバレている
  5. ストローク

    なぜラケットは、両手で持って構えるのか?
PAGE TOP