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ダブルスの試合、並行陣にこだわり過ぎていると「並行陣慣れ」しているダブルスペアには勝てない

目次

ダブルスの試合は、大学生くらいから特に男性は並行陣が主体となる。

サーブから、そしてリターンからどんどん前にポジションを移してくる展開が主流となってきます。

攻撃的で非常に華やかな雰囲気もあるので、つい当たり前のプレースタイルのように思って使いがちですが、そこには落とし穴も・・・。

ベテランで経験豊富は30代、40代の大人のダブルスペアは、こういった並行陣に慣れているケースも多いのです。

 

ダブルスの試合、並行陣にこだわり過ぎていると「並行陣慣れ」しているダブルスペアには勝てない

 

■一般のテニスの大会では、いかに「ベテランペアに勝つか?」が大事になる

同じ年代のカテゴリーの大会ではなく、外の試合に出ると色々な対戦相手がいる。

市民大会のオープンの部でも、ベテラン選手と対戦する機会は多いですよね。

経験豊富で、遅いボールも有効に使ってくる相手に対して、繰り返し並行陣だけで挑むのは危険。

なぜなら彼らは、普段から並行陣の相手ばかり練習している、試合をしているからです。

 

■沈めるリターンもお手の物

ベテラン選手は、並行陣に有効な「沈めるリターン」が得意な選手が多い。

これは非常に厄介です。

リターンを沈められると、サーブ&ボレーは苦しくなるし、相手前衛からもプレッシャーを受けやすい。

味方の前衛がポーチに出ても、低い位置でポーチボレーになるので成功確率は下がるでしょう。

そう、ただ「並行陣でプレッシャーをかければOK」という言葉は、ベテランペアには通用しないのです。

 

■相手に応じて、効果的に陣形を使い分けよう

並行陣を使いつつ、要所では雁行陣も使える。

陣形を変えつつ相手のリターンを揺さぶれると、ベテランペアとも試合しやすいと思います。

並行陣と見せて雁行陣、が成功すると、浅いリターンから攻撃していきやすいですよね。

沈めるリターンは、雁行陣にとっては格好の攻撃ポイントになります。

 

相手が何が得意なのか。

普段どんなメンバーと、どんな練習をしていそうなのか・・・を、敏感に感じられるようになりましょう。

そして自分たちペアの特徴と照らし合わせて、作戦を決めていく。

並行陣で戦い通して負けても・・・悔しいだけですからね。

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