テニス ガスケ

その他

アナタが「プロテニス選手になりたい」、のであればテニス以外にもこんな特技があると便利です

目次

私がレフェリーやディレクターとして、日本で開催されるフューチャーズやチャレンジャー大会、またはJTAの大会に参加してきて感じるのは、「プロテニス選手」という片書きにも色々ある。

遠征をサポートされている選手から、ほぼ賞金だけで節約しながら回っている選手、テニス以外にも副業がある選手。

皆さんの中にも、プロ選手として食べていきたい!と思っている方、いるんじゃないでしょうか。

私は思うんですが、試合に強い、勝つこと以上に、プロ選手には求められる力や特技、あると思うんです。

 

アナタが「プロテニス選手になりたい」、のであればテニス以外にもこんな特技があると便利です

 


 

■テニスの試合、大会は情報戦である

どんな大会がいくらの賞金で、誰がエントリーしているのか。

こういった情報は、現代ではインターネットを駆使して自分なりに調べることが可能です。

草トーの大会でも、そうですよね。

プロ選手なら自分で出場する大会を選び、勝ち抜くまたは負けてしまえば残りの日程をどう過ごすかを決める。

試合を選ぶ力、センス、すごく大事です。

その為には、根拠となる情報源が必要。

時は金なり、という言葉がありますが、平等に流れている時間をどう使うか・・・が、選手本人にも求められる。

人のつながり、インターネット、あらゆる情報網を駆使して、自分にとって最適な道を日々選んでいかないといけません。

 

■どこでも寝られる、疲労回復出来る力は大きなアドバンテージに

一般の大会では、プロの試合と言えども賞金額は低い。

シングルスで優勝しても、3万円くらい・・・なんてグレードもざらです。

1週間の生活費、としては足りないこの額をいかに工夫するか。

車中泊や民宿に住み込み、友達を頼ったり、色々な人がいました。

どこでも寝れて疲れが取れる、または料理や掃除が出来て宿を貸してもらったときに恩返し出来る、なんて特技もあると良いでしょう。

それくらい、1週間以上続くテニスのトーナメントを勝ち抜くには、環境を自分で整備していくのにも実力が問われると思います。

だからこそ、なかなかプロ意識が育ちにくい・・・という問題もありますが、こういった苦労は私は必要なステップかなと。

この辺りは、色々な意見があるでしょう。

 

■テニスの試合を通じて、どんな価値をお金に出来るか?

プロ選手は試合の無いとき、はプライベートレッスンやスクールでのレッスンを行うケースも多い。

もちろん大事な試合で結果を出しつつ、ですが、試合で得た経験や価値を、自分でどう「お金」に変えていくかを考えることも大事なこと。

ひと昔前までは、試合での賞金とプライベートレッスン以外はほぼ収入ゼロ、みたいな方が当たり前でした。

でも今は違います。

インターネットがあり、色々なサービスをツールとして使って自分の価値を拡げていける可能性、は大きくなっています。

文章を書くもよし、魅力的な写真をインスタにアップしていくも良し、自分のファンを付けていく動きはアナタ次第でいくらでも出来る。

ぜひ、自分なりのプロテニス選手生活、考えてみて下さい。

 

「自分は実力も無いし、縁が無い話だな」

と思った方もいるでしょう。

ですが、これってテニス以外にも通じる部分だと私は思います。

自分を知ってもらう、ファンを創る、お金に変えていく仕組みって、どんな仕事にも近い要素。

特に大学生の方は、これからテニスを通じて色々なことを考えていって欲しいと思います。

ぜひ国内でも色々なプロ選手が大会に参加してますので、皆さん応援してあげて下さいね。

ピックアップ記事

  1. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  2. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  3. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  4. 試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  5. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊

関連記事

  1. テニス メンタル

    その他

    テニスの試合の現場で必要な「修正力」について考えてみると、普段の練習から意識が変わります

    テニスの実力、一つ一つのショットは決して目を引くものが無くても、勝ち進…

  2. テニス コントロール

    その他

    一人のテニス選手として、「自分に対する批判」に、しっかり目を向けていこう

    皆さん、自分自身に対する「批判の声」について、最近は耳にしたことはあり…

  3. テニス 指導

    その他

    空気を読まない、だけど思いやりのある人が強くなる

    テニスでもプライベートでも、私は一緒だと思います。仕事の成果、…

  4. その他

    「たかが足元のボールケア、されどボールケア」強いチームは、足元のケアに本気です

    皆さんは普段、足元のボールをどれくらいケアしていますか?踏んだら大…

  5. その他

    他人を尊重出来ないなら、コートから退場

    最近、また私の中で気になること。テニスは一人では出来ない、他…

  6. その他

    11/26(火) 女子ダブルス対抗戦 vs TEAM涌井 inテニスガーデンレニックス(神奈川県横浜…

    11月26日(火)にて、2回目となる涌井コーチのチームと対抗戦企画を…

特集記事

  1. 戦術

    踏み込んでのミス、はミスじゃない
  2. テニス 序盤

    戦術

    暑い中での試合を勝ち切る、試合の現場で体力消耗を抑えるコツ4つ
  3. 戦術

    相手の武器は、全力で潰しにいくこと
  4. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合は、「自分の力だけで勝てる試合なんて1試合も無い」と思っておこう
  5. シングルス

    攻撃的なプレイヤーならあえて、「粘るイメージ」でシングルスの試合に入るのも悪くな…
PAGE TOP