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「安全策や安定感は大事」だけど、長期的なテニスの視点では落とし穴になり兼ねない

このサイトでは、テニスはとにかく安定感が大切であり、それをどう保つかについてたくさん書いてきました。

実際に前よりもミスが減ってテニスが安定してきた、それでも勝てない・・・という声も、たくさん頂くのも事実。

「言ってること違うじゃん!」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、今回はあえて、このテーマで。

チャレンジすることは、長期的なテニスの視点において必ず必要です。

 

「安全策や安定感は大事」だけど、長期的なテニスの視点では落とし穴になり兼ねない

 


 

■1年後、3年後、5年後の自分をイメージしてみる

まだ学生の方で部活を頑張っている方は、なかなかイメージし辛いかも知れません。

テニスを続けているかも分からない・・・ということはさておき、どんなテニスでどんな試合ができるようになっているかを、イメージしてみて下さい。

きっとしっかりテニスを続けていれば、「変わっている部分」と「変わらない部分」があり、全体の技術がベースアップしているはず。

あとはどれだけ、「冒険」が出来るかだと思います。

■「冒険」した人が、最後は勝者になっていく

試合に勝ちたい、と誰もが強く思う。

それでも実際に試合で勝てるようになれるのは、ごく一部の一握りの選手でしかありません。

その枠を皆で競い合い、奪い合う為には、周りと同じことをしていたのでは難しい。

皆が「安全だ」と思う道は、みんなが歩いている。

だからこそ、ときには道をそれてみて、自分でしか観れないような景色に触れてみることが、違いを生む要素になります。

難しく考えなくても、すぐに行動に移せることは多いはず。

他競技にヒントを求める、練習環境を変えてみる、トレーニングを研究してみる、といった工夫をしたら、すぐに試合で試してみる。

冒険はこっそり陰でやるだけでは、意味がありません。

周りが「アイツ冒険してるな・・・」と思うくらいになって初めて、その価値があるのです。

 

■テニスを上達させる道は、きっともっと無限にある

取りとめのない文書になりましたが、一つお伝えしたいのは、アナタが上達していくテニスの道はきっともっと、無限に選択肢がある。

部活の中にいても、サークルの中にいても、出来ることはきともっとたくさんある。

試合に勝ちたいなら、周りと同じ練習をして安全策を取っていては結果は見えています。

高いモチベーションは、刺激を求めて外に出ていかないと醸成されません。

少しの試合で勝った負けた、出来る出来ないの悔しさを超える何かを、アナタ自身最近味わったかどうか。

今年一年、ぜひ振り返ってみて下さい。

 

私自身、中学からテニスを始めて高校に入学しましたが、テニスコートは無く顧問の先生も素人の方でした。

それでも一生懸命工夫し、人数が多いながらもできる範囲で切磋琢磨し、試合でもある程度の結果が出ていたのを思い出します。

しかし、そこには落とし穴が。

「出来る限り」のことしか、結局やっていなかったのです。

それでは壁を超えることなど、出来ませんよね。

自戒も込めて、アナタ自身、見つめ直して来年に繋げてもらえると、嬉しいです。

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