目次
ポイント差がつくと、安心している訳ではないのにどこか気が抜けてしまう。
そしてあっという間に貯金を使い果たしてデュースに突入・・・結果、ゲームを落としてメンタルも落ち込む。
絶対的に防ぐ方法は無いにせよ、しっかりゲームを取り切る為に、必要な意識を考えることは大事かも知れません。
テニスの試合の中で「40-0、0-40でリードしても、ゲームを獲り切ることが出来ない・・・」人が意識して欲しい5つのこと
1.「その前の3ポイントの流れ」を、しっかり把握している
ゲームを大きくリードできた、その原因についてアナタ自身で整理できていますか?
たまたま相手のミスが重なった・・・であれば、その原因は?
この把握ができていなければ、修正してくる相手をさらに上からねじ伏せることが出来ません。
試合慣れした相手は何かを変えて、ゲームポイントに臨んでくるはずです。
2.「相手の心理状況を踏まえた攻撃」が実践できる
相手の性格について、どの程度把握できていますか?
試合の中盤以降は、ポイント毎にプレーの特徴を把握しておき、作戦に活かしたい。
3ポイント差が付いて吹っ切れたようなプレーをしてくる相手であれば、まずアナタはミスをしないこと。
より守備的な闘いをしてくるような粘る相手は、じっくり攻めていきましょう。
3.サーブ、リターンで自分が最も得意なコースを信じること
自分の得意コースを、しっかりアドサイドから実践できるようにしましょう。
良い形でラブゲームで取れれば、試合の流れを持ってきやすい。
アナタが取りたいポイントは、相手にとっては取られたくないポイント。
どんなパターンでも良いので3往復くらいで相手を動かして、ポイントできるようなパターンを磨いておく。
そうすることで、こういった差があるポイントでもしっかり意図のあるプレーができます。
4.どんなポイントもしっかりラリーをして組み立てる、ことが大事
アグレッシブな姿勢は大事ですが、ゲームポイントの奪取を急がないこと。
結果エースで決まるポイントはあれど、あくまでラリーの中でつないでいく中でエースになるような形がベスト。
サービスエースにしても、相手が良いリターンをしてくる想定で、次の構えをしっかりして隙を見せないようにしましょう。
5.万策尽くして取られたゲームは、忘れること
どんなに良い作戦を準備しても、まくられてゲームを取られることはあります。
その時はもう思い出さない。
そんなゲームも試合の中ではあって当然、自分も逆に諦めなければチャンスはあるのです。
切り替えと前向きに捕える意識は、テニスの試合において不可欠です。
プロの試合でも、0-40からしっかりキープできる選手はやはり強い。
ギアを上げる、という言葉がありますがそんなに簡単ではありません。
とにかく試合に出ている皆さんは、分析と丁寧さでゲームポイントの奪取率は変わります。
自分が落ち着いて、どっしり構えていればリードを活かせる。
試合でぜひ、意識してみて下さいね。