戦術

育成とは大人にこそ必要である

先日、私は山中湖で中学生と高校生の合宿に参加してきました

毎年恒例の、この合宿

私はここで長い時間を学生のみなさんと過ごす中で、感じたことがあります

必死で頑張る、喰らい付いてくる中学生、高校生

その姿を見て、短い期間ですが本当に成長を感じることができる

そしてこの成長とは、10代の人間だけに与えられた特権でしょうか?

私はそうは思いません

大人の私たち、それこそもうベテラン、高齢者と呼ばれるような方こそ

私はまだまだ、成長できるし育成の対象であると思います

なぜなら、私たちにはテニスがあるから

必死で黄色いボールを追いかけて、悩みながら、ぶつかりながら揺れながら、日々頑張れる機会があるので

これってすごく、大切なことだと思うんですよね

もちろん、ほとんどの読者のみなさんが趣味で始めたテニスだと思います

学生時代からテニスをやっている方も、大人になってから始めた方もいる

でも、ここで重要な事実があります

それは、今アナタ自身がこのT-PRESSの記事を読んでいるということ

どういうご縁か分かりませんが、この事実は変えようのない事実です

この出会いをきっかけに、一緒にテニスを通じて成長したいと、私は思います

育成、成長、こういった言葉は子どもたちの為だけでしょうか?

私は絶対に違うと

今回山中湖に行ってきて感じたのは、むしろ大人である社会人、私たち自身の可能性です

学生のみなさんは、必死で「現代」に対応しようとしているんです

コロナ禍で、学校は変わりました

授業のやり方も、合宿のやり方も部活の在り方も

普段の生活様式が変わる、それはここ数年で私たちも実感していると思います

それに順応していく、社会が変われば自分たちも変わらないといけない

こういう変化に立ち向かう力の源泉として、私はテニスを使って欲しいんです

テニスを頑張る、自分にとって挑戦であり新しいチャレンジ、苦しいことも多いでしょう

課題解決能力を磨く、テニスを通じて私たちは生涯自分を育成の立場における

当たり前のようで、これは相当貴重なことです

大人が成長する、社会人として挑戦を続けること

その環境を、私はT-PRESSを通じて成し遂げたいですし、間違いなく社会問題の解決にもつながると確信しています

新しい挑戦、まずは自分自身から

あまりこちらで人気を書けていませんでしたが、また頑張ります

ピックアップ記事

  1. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  2. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  3. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  4. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  5. 読者ミーティング用にプロジェクターを買ったら、コスパ最高だった

関連記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    自分のミスが多くなる予兆を知っておけば、試合で大崩れすることは少ない

    自分のミスが増えるとき。皆さんは、どんな時ですか?それ…

  2. テニス 不安

    戦術

    結果オーライ、だから勝てないんです

    「色々考えてやるけど、上手くいけばそれで良いじゃないですか」と…

  3. 戦術

    強い気持ちがある人しか、真の準備は出来ない

    試合前の、準備が大事。これは何度も書いて来たことですし、私自身…

  4. テニス 目

    戦術

    テニスが上手い選手は、試合中に常に何かを狙っている

    試合が強い選手は、まず目が鋭い。すごく何かを狙っている雰囲気、…

  5. テニス メンタル

    戦術

    粘ってもミスしてくれない、相手には攻めないと試合には勝てない

    相手を攻撃していくこと、から逃げてはいけない。粘り勝つ、という…

  6. 戦術

    良いショットはある、は強さにならない

    記事の更新が滞っておりました…楽しみに待たれていたみなさん、申し訳御…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ボレー

    スマッシュ

    試合に勝ちたければ、「スマッシュが苦手な相手には、遠慮無くロブ」を上げて打たせて…
  2. テニス ダブルス

    フットワーク

    相手のドロップショットを読めるようになるには、フライングダッシュを繰り返すのが一…
  3. テニス メンタル

    メンタル

    独創的で自分勝手でも、「テニス選手としてなら生きていける」は大きな勘違い
  4. テニス ボレー

    ボレー

    ネットに近付けば近付くだけ、動作がシンプルでコンパクトになる
  5. テニス 部活

    戦術

    真面目に正攻法、なテニスでは勝てる相手が限られてくるのは当たり前
PAGE TOP