メンタル

幸いが災いになり、災いが幸いになる

目次

周りから見て良いと思うことが、自分にとっても良いこととは限らない。

また、その逆も然り。

幸いなことが災いになり、災いだと思っていることが幸いになる。

こいういことって、皆さんの周りで思い返してみても多いと思います。

自分自身でどう受け止めて、そしてまた次に活かすのか。

今日はそんなことを考えてみました。

私自身のテニス一つとってみても、とても面白い。

だからテニスのある人生って、止められないんですよね。

自分にとっての災いとは…?

さぁこのテーマで何か書いてみよう、と思ったけど。

自分にとっての災いとは何か、色々思い出してみると…実はそこまで多くないのかもしれません。

高校入学と同時に高校にあったテニスコートが無くなったり、審判の世界に入ってみて語学の出来なさに悔しさを感じたり、YouTubeを始めてみた当初は毎月赤字続きで苦しかったり。

でもまぁ、書いてみると全然大したことじゃない。

今そう思えるのは、やっぱりこれらのことを経験したからこそ得たもの、幸せが大きかったからだと思います。

災いがなければ、何も生まれない。

学生時代からそう感じるようになったのも、自分の性格によるものかもしれません。

コートが無ければ無いなりに練習を考える、部員が多ければそれだけ打つ回数は減るけど集中できる。

語学が出来ないなら身振り手振りを交える、ルールだけはしっかり学ぶし度胸も付く。

YouTubeが赤字だからこそ、どうすれば良いか考える。

自分の血を見ないと、何も危機感は生まれないですよね。

幸い、の方が怖い

今まで書いたようなことは、まぁ良いんです。

問題は、幸いから災いに変わる方。

私自身、何度もこれで痛い目を見て来ました。

自分にとって良いことが続いている、良い流れが来ている時ほど危ない。

私が一番それを感じたのは、YouTubeが少しだけ軌道に乗り始めた頃。

何とか赤字を脱して、収支が±0くらいになった時に、感じました。

もっと稼いでみたい、もっと大きくなりたい…そう思う心が、どこかに芽生えていたんだと思います。

そういう時期って、良い動画は出せない。

数字も伸びないし、撮影編集していても楽しくない。

何故なら、「自分が何を持って幸せと感じているか」を見失っているからなんですよね。

そう気づいて、すぐにまた立ち戻る。

幸いから災いになり、また幸いに変わる。

こういうループは、きっと皆さんもテニスだけじゃなく経験していることだと思います。

何をもって、自分が満たされるのか?

どんな人生を歩んでも、きっと良いこと悪いことの繰り返し。

これが無いなんてことは、避けられない。

誰かを喜ばせれば、誰かを傷つける。

ましてや、皆さんはテニスの試合に出ている、勝負の世界にいる訳ですからね。

T-PRESSだってそうです。

動画1つ出せば、良いと思う人もいれば悪いと思う人もいる。

傷つく人もいるし、勇気づけられる人もいる。

大事なのは、自分自身で「自分は、何に対して満たされると感じるんだろう」と問い続けることだと思います。

私は、テニスを通じて人生をより良くする、社会をより良い方向に向かわせることができる、そういう人と出会えることこそ、自分が満たされると感じます。

コロナ禍であまり実施できていませんが、オンコートでのイベントで出会うみなさんの顔を見たり、会話したりすることが、何よりの幸せです。

感じ方や、受け止め方は人それぞれでしょう。

みなさん自身が、満たされるものを確認できた時に。

きっと、幸いが災いになり、またその逆も多く生まれる人生ですが、最後は自分で自分を認められる、受け入れることができるはず。

という訳で、これからもT-PRESSは私自身が満たされるために、視聴者や読者の皆さんとの接点を第一に運営していきます!

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