メンタル

集中力を高めて、ミスを減らすには?

目次

基本的なミスを、減らしたい。

誰もが、テニスの試合で考えることですよね。

集中力ってなかなか目に見えないし、確認し辛い。

メンタルが弱い?そんなこと言われても、よく分からないですよね…。

今回、私はみなさんにお伝えしたいことは、「具体的に出来ることを、やろう」という点。

集中力を高めるには、具体的な方法がある。

そして、それはみなさんが昔から実践してきたこと、にヒントがあります!

 


 

一番集中したい瞬間は?

やはり、サーブを打つ前!

じゃないでしょうか?

サーブを打つ前に、トスアップする前に集中出来る選手は、強い。

何となく、みなさんも試合で経験あると思います。

集中出来てない、と感じるのは、自分がサーブを打つ前だったりしませんか?

自分がボールを持っている、自分がサーブを打ってポイントがスタートする。

そう考えると、緊張してきて集中力が乱れているように感じて…案の定、良いサーブが入らない。

この「サーブを打つ前の集中」に、実は大事なヒントが隠されているんです。

サーブを打つ前、どんな態勢?

ちょっと、イメージしてみて下さい。

まさに今、みなさんが自分でサーブを打つ…ような場面で。

両方の腕は、どういう態勢でしょうか?

右利きの方であれば左手にボールを持って右手はラケットを持つ、その両腕の位置関係はどうでしょう?

かなり、近い場所にあると思いませんか?

これが、「離れてる」人は矯正してでも、両手が近い状態、態勢を作った方が良い。

なぜなら、それが「自然と集中出来る形」だからです。

両手が近いと、人間は集中出来る

みなさんが、昔勉強していた頃を思い出してみて下さい。

文字を書くときに、両手はどういう態勢でしたか?

集中している時は、かなり近い位置にあったはずです。

右手でペンを持って、左手は近くで紙を押さえる。

これが、集中力を自然と高める、良い態勢なんです。

両手が離れていると、神経が研ぎ澄まされない。

ココを意識すると、サーブを打つ前でも自然と集中出来る、自分の世界に入れる。

「いや、それやってるけど…」と思う方も、これからはぜひ意識してみて下さい。

人間は両手を近い位置にセットすると、自然と集中出来る。

言葉でイメージするだけで、また違って来るはずです。

両手を合わせる、ということ

自然とリラックス出来る

日本人は元来、両手をの手のひらを合わせる文化がありますよね。

お参りしたりする場所でしか、最近は私も手を合わせませんが…。

でも、実際に今やってみて下さい。

すごくリラックス出来るし、心が落ち着くような感じ、ありませんか?

これも一つの、テニスで活かせる「態勢」だと思います。

両手を合わせて、心を落ち着かせる。

ラケットを一度離してみて、試合中でもやってみて下さい。

集中力が研ぎ澄まされていくのが、分かると思いますよ。

「基本姿勢」を持つということ

何事も、型を持てば強い。

集中力が高い人は、自然とテニスでもそれが出来ているから試合で結果を出せる。

両手を近い位置に、というのも一つの型に過ぎません。

もしかしたら、みなさん自身でもっと別な方法もあるかも知れない。

基本姿勢を意識して、集中力が乱れている時にはそこを修正する。

目に見えるところから直していくと、自分で自信も持てますからね。

逆に言えば、基本の態勢が悪い人、意識出来ていない人は集中力も続かない。

あれこれ探しているうちに、試合は終わってしまっていることに気付きましょう。

ミスの本質に、目を向けよう

何度も書いて来ましたが、ミスは必然。

何度も繰り返す自分のミス、その本質に向き合えるかどうか。

基本態勢が悪いから、集中出来ない、反応も遅い。

そこを変えていければ、統計的にミスが減って来る。

あ、これが「集中出来ている」ということか…と気付けるようになる。

誰もこういうところ、指摘してはくれません。

自分で危機感を持って、気付けるかどうか。

全てはみなさん次第、学んで受け入れようとする姿勢があるかどうか、です。

家にいる機会が多いと、どうしてもだらけますよね。

せっかくの自粛期間だから勉強するぞ!と思っても、これがなかなか続かないのは…?

やはり、態勢が悪いからなんですよね。

集中出来る態勢、で勉強しないとそりゃやる気も続かない。

しっかりと机に座り、両手を近くに置いてみる。

それが大事なスタート、テニスも意識すれば変わります。

両手の位置関係、大事です!

ピックアップ記事

  1. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選
  2. テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
  3. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  4. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  5. 晴雨兼用のビッグパラソルは、テニス選手なら欠かせないアイテム

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    練習中から「しんどいアピール」、試合中もそのアピールは続いていく

    皆さんの周りでも、こんな人いませんか?練習中から、やたらと「し…

  2. テニス ポジショニング

    メンタル

    テニスのセルフジャッジの試合では、「いかに冷静さを保つか」が勝利のカギを握ります

    テニスの試合は、セルフジャッジ。選手同士が審判の役割も兼ねてい…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    胸を張れるかどうかが一つの基準になる

    「色々とご意見、ヒント、参考になるのですが、結局自分の正しいテニスが、…

  4. テニス 戦術

    メンタル

    テニスの試合、「3セットマッチで、競ったファーストセットを取った後」には、セカンド序盤でトドメを!

    3セットマッチの長い試合、できればセカンドセットで勝って終わりたい・・…

  5. テニス 部活

    メンタル

    テニスの試合で「どうしても頑張りきれない」ときには、誰かの為にと頑張ってみる

    テニスの試合は、厳しく辛い。負けてくるとコートから逃げ出したく…

  6. テニス 序盤

    メンタル

    身を以て知らなきゃ強くなれない、「負け」がテニスにはある

    テニスの試合、負けて悔しいのは当たり前。だからこそしっかり準備…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 食事

    テニス知識

    「つい、テニスの試合前に食べてない?」テニスの試合前に食べるのをお勧め出来ない5…
  2. テニス ダブルス

    フットワーク

    イレギュラーバウンドに弱い人は、試合で勝てない
  3. テニス メンタル

    フットワーク

    「スライス慣れ」していない選手は、完全にバレている
  4. テニス 不安

    その他

    テニスの部活やサークルの中で、「周りが自分に合わせてくれる」ことをどこかで期待し…
  5. テニス メンタル

    テニススクール

    テニススクールの上級クラスでは、「倒してあげること」が最高の指導
PAGE TOP