目次
Twitter上では、アンケートと告知をさせて頂きました。
今回改めて、ブログでもこの大会を実施する意義や私の想いを、まとめさせて頂きます。
今、学生テニス界に足りないもの。
それは、私自身が学生だった約20年前と何も変わらないと思っています。
テニスは、試合を通じて成長出来る。
そのきっかけが少ないと、成長を実感出来ないし真剣勝負の楽しさや駆け引き、が生まれて来ない。
新しい出会いも、繋がりも生まれない。
ここを、私は新しい仕組みで打破していきたいと考えています。
4-0,5-1,打ち切り有り
私のスタートは、ここからでした
中学生の頃にテニスを始めて、自分で試合に出るようになったのは高校時代。
広島という地方都市で、なかなかコート面数も無い中で、何度か高校生ながらにも小遣いはたいて試合に出た記憶があります。
当時からしたら安くないエントリー費をはたいて出た試合ですから、何とか勝ち上がりたい。
でも、当時は当たり前だと思っていたルールが、結構きつかったのを覚えています。
4-0,5-1、つまりは 4ゲーム差が付いたらそこで試合終了、というローカルルールがあったんです。
コンソレーションも、あればラッキー
くらいなもの、でした。
ですから、本当に4ゲームだけ試合をして、ハイ終了という日も多かったです。
まぁ、自分が下手だし弱いから仕方ない、と思ってたんですけど、やっぱり切なかったですね。
ここまでひどくは無いにせよ、テニス界ってなかなか試合を経験出来る場が少ない。
それも、自分より少し上の相手、とたくさん外で試合をする仕組みが足りない。
だから、どんどん差が差がひらいて底辺が拡大出来ない。
みなさんも、何となく感じるところはあると思います。
強い人は更に強くなり、少人数に絞られる
勝ち上がれば、試合経験が積める。
代表になれば外部との試合も増えるし、どんどん自信を付けていけますよね。
このレールに乗れるのは、恐らく県内でもトップ3くらいでしょう。
それ以外の学生のみなさんは、なかなかチャンスすらもらえない。
だから、上位の選手が別世界のような存在に思えて、試合に出ることすら馬鹿らしくなっていく。
私は、こういう学生のみなさんの気持ちがすごく分かります。
まさに同じような経験、をしましたから。
だからこそ、仕組みから変えていく。
そろそろ、T-PRESSでもその準備が整ってきたように思います。
1,000円で4試合保証、でいきます
まずは男子シングルスから
私が考えているのは、1人1,000円で4試合保証、の形式。
当然大会ですので、優勝者は決めます。
でも、そこで凄く豪華な賞品がある訳ではありません。
参加者全員に、良い試合経験というモノを持ち帰って欲しい。
それも、試合経験が積めていないような学生のみなさん、を対象にしたいんです。
まず最初は、男子のシングルスから。
その後にダブルスや女性の大会にも、展開出来ればと考えております。
全国大会出場者、上部校はエントリー不可
にします。
なぜなら、そういう方々は他にもたくさん、出場出来る試合はありますから。
T-PRESSが主催する必要性が無いんですよね。
私がやりたいのは、学生でも初戦を勝つのがなかなか難しい方を対象とした試合。
そこで試合をする中で、経験を積んで欲しいし繋がりを作って欲しい。
テニスは、良い経験を積める良いライバル、を見つけることもすごく大事。
そんなきっかけになるような企画、にしていくつもりです。
これを成り立たせるには、YouTubeが必要
ですので、出場される学生のみなさんには「ある事」を許容頂きたいんです。
それは、T-PRESSのYouTubeチャンネルで、試合の一部、1ポイントを切り取るような形で出演してもらうこと。
良いプレーを、良いお手本として公開させて頂くこと、を条件にエントリーして頂く予定です。
恥ずかしいと感じる方もいると思いますが、自分の良いプレーが映像として残るのは良いイメトレになります。
それに、人目に自分のテニスが触れることで、また新しいステージに行けると私は考えています。
YouTubeでマネタイズさせて頂くことで、エントリー費を抑える仕組み、でテニス界に一石を投じていきたい。
これもまた、一つのチャレンジですね。
お金が無いと出来ない、なんてダサい
ダサすぎる、と私は思っています。
テニスは試合が面白い、だから大会とかどんどん出れば良い。
そこに、経済的な問題が障壁になるのなら、取り除く仕組みを作れば良いだけのこと。
テニスは好きだけど、お金がかかるから出来ない…という声、たくさん聞きます。
学生のみなさんからすると、本当に死活問題だと思います。
だったら、1,000円でやりましょう。
というだけの話、ですね。
また決まりましたら、正式にアナウンスさせて頂きます。
学生時代に始めたテニス、試合を通じて成長して、大人になっても続けてくれる。
そして、何歳になっても黄色いボールを追いかけて、健康寿命=実寿命な人生を全う出来る。
たかが学生草大会かも知れませんが、私はこういう未来を創っていきたいと思います。
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