テニス 試合

練習メニュー

「部活で使える練習メニューを考えたい!」初心者でも出来る、テニスの練習の考え方とは?

アナタが普段行っている練習は、誰が考えた練習ですか?

主体的に取り組む為には、テニスを人任せにしていてはもったいない。

自分で考えてみる機会が、テニスの上達には不可欠です。

テニス部で主将や部長を務めている人だけでなく、ぜひ初心者の方も「自分ならどうするか・・・」を考えてみて下さい。

 

「部活で使える練習メニューを考えたい!」初心者でも出来る、テニスの練習の考え方とは?

 


 

■今の練習環境を紙に書き出してみる

まずは紙とペンを用意して、今の練習環境を書き出してみましょう。

コート面数、使える時間、部員数、ボールの数、などを数値で具体的に。

それをどう割り振って、皆で効率の良い練習ができるのかを考えていきます。

頭の中でモヤモヤ考えているだけでは、何も進みません。

 

■ラリー練習は時間で、球出し練習は拾う係を作り、みんなが動けるように

メニューを考えるコツとしては、しっかり「終わり」の時間を作ること。

ラリー練習は時間を測る係り、ボールを拾う係りを設けて、コートに入っていない皆に役割を与えることが大切です。

人数が多い部活では、コートに入れないメンバーができる練習を徹底的に工夫しましょう。

ランニングや素振り以外にも、ボールやゴムを使ったフットワークの練習、テニスの動きに近いトレーニングを考えたり調べてみて下さい。

 

■一人で考えようとしない!他部員や他部活のメンバーに意見を聞いてみる

ある程度整理できて、やりたい練習が固まってきたら、周りに相談してみましょう。

他のスポーツの練習から得られるヒントは多いですし、アナタとは違った視点でアドバイスをもらえるかも知れません。

その際には、「私はこう考えている」という部分を、文章にして書いておきましょう。

正解なんてありません。

練習に対するアナタの意見が、まずは大切です。

 

■練習メニューを考えることは、テニス上達の一番の近道

顧問の先生やコーチが考えてくれる練習以上に、アナタ自身で考えることが最も重要です。

考えるうえで、必ず自分やチームを見つめ直す機会があるはず。

この客観性を磨く、良い機会だと思って積極的に取り組みましょう。

当たり前ですが、最初から上手くいく訳が無いんです。

テニスのプレーと同じで、試行錯誤しながら、模索していくことがスタートです。

 

「当たり前」を疑う癖を付けて下さい。

こういう練習をするのは、いつも通りだから「当たり前」。

上級生がコートに入って練習するのが「当たり前」。

その慣れや甘えは、テニスの上達のうえで大きな障害になります。

勇気を持って、「こんな練習考えてみたんですけど、やってみませんか!?」と、先輩に言ってみる。

良い部活には、そんな雰囲気が自然にあります。

言いだした人は、必ずテニスが上達して試合でも勝てるようになるでしょう!

ピックアップ記事

  1. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選
  2. TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える
  3. 10/28(火) 涌井コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in テニ…
  4. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  5. テニス選手に必要なトレーニングは、「重り付き」縄跳びでしっかり身に付く

関連記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    すぐには結果につながらないもの、に実は「勝利へのヒント」は埋まっている

    試合で勝ちたい、と考えているみなさん。つい、焦ってしまいがちで…

  2. 練習メニュー

    振り回し練習で、誤魔化される何か

    みなさんも練習で、厳しく追い込む機会はあると思います。私もた…

  3. テニス サーブ

    練習メニュー

    「テニスを教えて欲しい」と周りから頼まれたら、それはアナタが成長出来る最高のチャンスです

    面倒くさいと思うのか、チャンスだと思うのか。学生の皆さんからす…

  4. テニス ダブルス

    練習メニュー

    男子テニス部の皆さん、「女子と練習しても、上手くならない・・・?」

    最近、男子高校生の方からこんな質問を頂きました。「うちのテニス…

  5. 練習メニュー

    周りの仲間から、「悪い影響」を受けやすいのもテニス

    一生懸命、練習しているつもりなのに、なかなか上達しない。試合で…

  6. テニス 打点

    練習メニュー

    シングルスの試合に必要な「コートカバーリングとコントロール」を養う、基礎的な練習メニュー

    シングルスの試合では、広いコートを幅広くカバーしないといけない。…

特集記事

  1. テニス メンタル

    日々の雑記

    出る杭は打たれるけど、出ない杭は腐っていく
  2. メンタル

    テニスの中に、好き嫌いを作ろう
  3. テニス フットワーク

    練習メニュー

    「ネットプレイヤーに対して、ロブボレーを仕掛けていく」ために必要な感覚を養う練習…
  4. リターン

    「いきなりブレイク出来た!」試合ほど、大変になります
  5. テニス メンタル

    ダブルス

    「ローボレーがどうしても苦手・・・」な人は、ダブルスでは変則陣形で挑むのも有り!…
PAGE TOP