テニス 客観視

練習メニュー

部活やサークルで、「指示待ち集団」になっているみなさんへ

目次

テニスを練習するチーム、みなさんも所属している方が多いと思います。

学生から社会人、主婦のみなさんまで、その形態は様々でしょう。

でも、ついこんな感じになってはいませんか?

テニスは個人競技ですが、練習は1人では出来ない。

全体の雰囲気って、実力向上に直結しますよ。

 

部活やサークルで、「指示待ち集団」になっているみなさんへ

 


 

1.そういえば、会社も同じかも

指示待ちの人、が8割じゃないですか。

実際、これでは成果が上がらない。

会社に来て、椅子に座って18時になれば給料が支払われる。

そういう雰囲気、にテニスチームも陥っていないか、は常に考えた方が良いでしょう。

「どうも、積極的な人が少なくて」と感じている方が、危機感があってすごく立派。

大丈夫、人はちょっとしたきっかけで変わります。

特にテニスなら、それがやりやすいと私は思いますよ。

 

2.テニスについての、会話を増やす

まず、ここからがスタートです。

日常の会話、練習中の会話、テニスについて話すきっかけを作りましょう。

難しい話は、要りません。

アナタ自身から、「最近調子、どう?」という感じで良い。

練習についても、押し付けるのではなく「これで良いかな?どう思う?」と聞いてみても良い。

「いや、それに答えが返って来ないから悩んでるんですけど」という方は、1対1で聞いてみて良いと思いますよ。

みんなの前だと、なかなか答え辛いですからね。

指示待ちな人って、「テニス以外の会話」が練習中も多いんですよね。

たまには良いと思いますが、やはり私たちは試合に勝てる、戦える集団になっていきたいじゃないですか。

テニスが常に中心にある、会話の中で自然に出て来る。

アナタ自身、そして仲間数人で、「テニスについて、ラフに質問してみる」ところから始めてみてはどうでしょうか?

 

3.「自分」を主語に、話してもらう

「とにかく、練習はお任せで」という方は、多いですよね。

テニススクールの、悪い影響ですね・・・これは。

お金払って参加するから、お客様としてすべて用意されているのに慣れている人が多い。

実際に、部活やサークルでは、コーチがいないのが当たり前。

誰かが仕切っている、それに従っているような構図になりやすいですよね。

従っている人に、どう主体性を持てもらうのか。

それには、「自分」を主語にしてもらうしかない。

「自分」はどうしたいのか、考えてもらうところからですね。

そうしないと、結果的にテニスの上達が難しい。

テニスが上達しないから、自信も持てないしより億劫になってしまう、悪循環に陥ってしまいます。

 

4.試合形式の記録を残す、ところから始めてみよう!

「そもそも、試合に出たいという人が少ない」

「意欲に差があるから、どうしようも無い」

こういうお悩みを、たくさん頂きます。

どうでしょう、本当にその人たちは試合やゲームが嫌いなんでしょうか?

私は、それって思い込みのケースも多いと思いますよ。

例えばサークルの練習の最後の試合形式、記録を残してポイント制みたいにしてはどうでしょう。

自分と同じか、少し強い人との試合を記録に残して、可視化する。

「頑張れば、勝てるかもしれない」と思わせる工夫、をチームでやってみる。

そうすれば、きっと練習から変わるし、試合の面白さみたいなのも覚えてもらえるはず。

1セットみたいな長い試合は必要無いでしょう、4ゲームマッチ、で充分。

とにかく、試合をこなして記録を残す。

そうすれば、自分のテニスと向き合うことも出来る。

指示待ちになっている人は、こういう工夫できっと変わり始めます。

アナタ自身の思い込み、を一度捨ててみること、から全ては始まるでしょう。

 

と言っても、どうしても意欲の差は出て来ます。

そういう時には、無理をしない。

落ち込んでやる気が無い、という人は、ある意味放置しておくことも大事。

そして戻って来たときには、また真剣勝負。

指示待ちの人は、そもそもはテニスが好きで意欲がある、だけど「言葉や行動に出来ない」という人がほとんどだと思います。

そのスイッチを探して、押してあげる。

それが出来れば、きっとアナタ自身の成長にもつながるはずです。

ピックアップ記事

  1. みなさんに感謝の気持ちを込めて、新しい取り組みを始めます!
  2. 雨でコートが濡れていてもテニスがしたい!方にお勧めの「ウォーターバキューマー」
  3. これからの梅雨の時期に、準備しておきたいラケバ用レインカバー
  4. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  5. テニス選手に必要なプロテイン摂取は、便利なブレンダーボトルで

関連記事

  1. テニス 知識

    練習メニュー

    試合に使わない技術ばかり、一生懸命練習するのは悲しいこと

    練習は伸び伸びやっても、試合でガチガチになってしまう。こんな人…

  2. テニス メンタル

    練習メニュー

    試合で出し切った選手じゃないと、練習で新しいことは身に付かない

    練習に対して意識が低い人。それは、試合の中でどこか出し惜しみし…

  3. テニス 準備

    練習メニュー

    「練習の為の練習」しか出来ないテニス選手が、日本には多すぎ

    偉そうに書いても、私もそうでした。結局自己満足なんですよね。…

  4. テニス 雨

    練習メニュー

    雨の日に練習がオフ!はもったいないからミーティング日和に

    雨、雨、雨・・・。テニス部やサークルにとって、悩ましい問題です…

  5. 練習メニュー

    テニスにおける予測の練習とは、「記憶力を整理して引き出す練習」である

    テニスにおける予測力、試合に出ている人であれば痛いほどその必要性を感じ…

  6. テニス ボレー

    練習メニュー

    2対2のボレーボレー、4アップの陣形から前衛が動いていく為の練習メニュー

    ダブルスの試合、レベルが上がってくると4人全員がネットに出る、4アップ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


特集記事

  1. テニス 構え

    ロブ

    アナタのロブを「試合で効果的なショット」に変えていく方法
  2. テニス ストローク

    フットワーク

    シングルスの試合では、毎回コートの真ん中に戻り過ぎても疲れるだけ
  3. テニス 練習

    テニススクール

    テニススクールでは教えてくれない、試合で本当に使える4つの技
  4. テニス メンタル

    ボレー

    ダブルスの前衛として攻撃して良いボール、ダメなボール
  5. ストローク

    ダウンザラインへ振り切るストロークは、前で終わるから安定する
PAGE TOP