テニス メンタル

テニス知識

ラケットを買い替える時に、意識したいチェックポイント7つ

ラケットを買い替える時に、チェックしたいポイント。

意外と、みなさん曖昧になってはいませんか?

何を求めて、どこで決断するのか。

自分がこれから、どういうテニスをしたいのかも含めて、チェックしておきたいポイントをまとめてみました。

 

ラケットを買い替える時に、意識したいチェックポイント7つ

 


 

1.グリップも形

これ、意外とメーカーによって違います。

8角形が四角の形に近いメーカーもあれば、丸い筒状の形にちかいメーカーもある。

どうしても好みに合わない場合には、元のグリップを削るという手もありますが、それはちょっと現実的では無いですよね。

グリップサイズ、以外にも、形に違いがあることを意識して、下からよくチェックしてみて下さい。

個人的には、四角に近いようなグリップの形が私は好きです。

 

2.ラケットの重さ

これは、最も重要かも知れません。

ラケットの重さ、は大体が250~330gくらい。

重たいラケットは、それなりに身体をしっかり使って動かす必要がありますが、同時にボールに負けないパワーがある。

軽いラケットはボレーやネットプレーで反応が良くなる分、打点が遅れると弾かれやすかったりもします。

基本的には、ネットプレーで頑張りたい方は少し軽めのラケット、ストローク主体の方は、少し重たいラケット、が望ましいでしょう。

ただし、あくまで好みですので、実際は腕への負担具合を試してみてから、ですね。

 

3.フェースの大きさ

これも、ラケットにより様々ですね。

フェース面が大きいと、よりボールを捕らえる面積が広い。

ですが、当たった瞬間にブレやすくもなってしまう、ことも考えられます。

フェースが狭いラケットは、基本的には上級者向き。

しっかりとラケットの真ん中で捕らえることが出来れば、コントロールもしやすい。

フェースが狭いラケットは、重量が重たい設定になっていることも多いですね。

 

4.ストリングパターン

これは、ラケットに張られているストリングス=ガットのパターン。

ラケットによって、実は様々な違いがあるんです。

これも好みですが、16×18のように書いてある場合は、縦と横の本数が16本、18本という意味。

全体的に、この本数が少ないとボールを掴んでいる感じ、ホールド感がある。

本数が多いと、より弾く感覚、で反発力が強くなります。

ガットの種類は変えることが出来ても、一部のラケットを除いてこのストリングパターンは変えられないですからね。

自分の打感、はどっちが好みなのかも考えて選んでいきましょう。

 

5.フレームの厚さ

これも、見落とされがちですが、大事なポイントです。

フレームを横から見て、厚いラケットは反発力が強く、ボールがよく飛ぶ。

薄いラケットは、少し飛びが弱い仕様になっています。

プロ選手モデルは、あえて飛ばないような設計でアウトしない、振り切っても入るような狙いで作られているラケットも多いですから。

また、フレームが薄いと風の抵抗が少ないので、振り抜きやすい。

ベテランやシニアの方のように、ネットプレー中心でスウィングスピードは遅め、の方には厚めのラケットがお勧めです。

 

6.スロート部分

ラケットとグリップをつなぐ、この三角形の部分。

私は、ここも大事なポイントだと思います、ラケットの。

三角形が大きいようなラケットは、しなりがすごい。

ラケットがしなって、ボールを飛ばしてくれる感覚がありますね。

スロート部分が狭い、太いラケットは、あまりしならないようなラケット、が多いですね。

打感に大きく影響してくる部分ですので、チェックしておいて損は無いですよ。

 

7.デザイン

全体のデザイン、これもすごく大事な要素ですよね。

やっぱり、私もどんなに高性能で自分に合っているラケットでも、ダサいものは嫌。

そもそも、テンションが上がらないですからね。

まぁ、最近のラケットですごくダサいものは少ないと思いますが、「これ良い!」というアナタ自身の感覚も、ぜひ大事にして欲しい。

見た目でまずは、選んでみる。

その後に、他のチェック項目を確認することをお勧めします!

 

大事な相棒、テニスラケット。

どんどん進化していってますが、アナタ自身がどこをチェックして、何を求めていくのか。

これを考えるのは、アナタ自身です。

コーチでも販売スタッフでもない、相談はするけど決めるのは自分自身。

それはつまり、自分自身がどういうテニスをするのか、につながりますからね。

ピックアップ記事

  1. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?
  2. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  3. 寒くなる季節の変わり目に、テニスの試合で折り畳み式ブランケットは欠かせない
  4. ベイビーステップ 46巻 は、シングルスの試合の駆け引きの描写が秀逸
  5. テニス選手のフットワークを支える、足首サポーター「ASO」

関連記事

  1. テニス アディダス

    テニス知識

    アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッコイイ

    以前に書かせて頂きましたが、私は足の甲が広い典型的な日本人ぽい足型。…

  2. テニス ルール

    テニス知識

    「カウントコール」を忘れてしまうのは、カウント毎のプレーを変えていないから

    テニスの試合の中で、恥ずかしいこと。意外と気付いていない人が多…

  3. テニス知識

    痙攣は、慌てなければおさまることも多い

    みなさんも試合の中で、経験あるんじゃないでしょうか?足が痙攣し…

  4. テニス 暑さ対策

    テニス知識

    水で濡らして絞って振れば、何度でも冷たくなるタオルが使える

    もう・・・とにかく暑い毎日、ですよね。テニスを夏場にやるのって…

  5. テニス ボレー

    テニス知識

    練習でも試合でも、「テニスコートで怪我をしやすい人」の特徴5つ

    スポーツに怪我は付き物。テニスも選手同士の接触こそありませんが…

  6. テニス知識

    TOALSON(トアルソン) スイートエリアラケット、これは使える

    トレーニング用のラケット、と聞いてみなさんイメージは湧きますか?…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ストローク

    リターン

    シングルスの試合での30-40での攻撃的なリターンは、得意な形を!
  2. リターン

    ダブルス上級者を目指すなら、「リターンからのチェンジプレー」も対戦相手に積極的に…
  3. テニス ストローク

    戦術

    テニスでの良い攻撃とは、球速よりもいかに相手を「16種類のショットで走らせている…
  4. テニス サーブ

    ダブルス

    ダブルスの試合、「冷静にクロス勝負での実力差」を考えて前衛は動こう
  5. テニス ストローク

    ストローク

    テニスの試合で「相手が浅いボールを拾う時」、それはつないで来る可能性が大!
PAGE TOP