テニス メンタル

日々の雑記

大きな喪失感を目の前にして、人は初心、原点に立ち戻れる

なんだかこの時期って、色々思い出しませんか?

季節の変わり目、年度の変わり目・・・。

すごく前のことでも、昨日のようのことに覚えていることって、あるじゃないですか。

特に私の場合は、自分が初心に戻ったときのこと、は大事にしているつもりです。

書きなぐるようにして記録したテニスノート、も残ってますしね。

大きな喪失感、というと大げさですが、そういう経験が人を強くしていく。

そんな経験が出来るのも、私はテニスの大きな魅力だと思っています。

 

本当に悔しいこと、我慢できないこと、みなさんもたくさんあると思います。

仕事やプライベート、日常生活の中に。

大きな喪失感を味わうこと、だってあるでしょう。

読者のみなさんの中には、サラリーマンの方も多いと思います。

納得いかないことだらけ、でしょうが・・・私はいつも、テニスで経験してきたことを意識して仕事に臨んでいます。

 

「大きなものを失うときこそ、自分が変われるチャンスである」

ということ。

簡単ではないですけど、私は思うんです。

失うものって、失うべくして失うんだと。

例えば私の場合、ずっとネットプレーには自信があったんですが、ある試合でボコボコにされたことがきっかけでした。

並行陣、しっかり敷いても絶対に勝てない相手、と対戦したんです。

特別実績がある訳でもない、強打がある訳でもない、なのにロブとショートクロスで完全にやられてしまう。

これはもう、ダメだなと。

一回今までの並行陣を捨てて、例えば縦にポーチに動くチェンジプレーや、ロブを予測したポジション後ろ気味の並行陣、にしないとダメだ、と。

失うべくして失って、初心にかえる。

テニスを始めたころの、自分で工夫していく楽しさ、先入観がない新鮮さ、を求めて動く。

この経験こそ、私はテニスから教えられた財産だと思っています。

 

何が言いたいのかと言えば、やっぱり苦しくてもテニス頑張りましょう、と。

試合にチャレンジし続けましょう、ということです。

それがきっと、みなさんの人生の糧になるし、日常生活もより良く変えていける。

 

毎回日記と称して、こんな話ばかりですみません。

3月は別れの季節、でもありますからね。

でもそれは、きっと新しい出会いへの第一歩。

自分の中で、初心にかえる大事な時期にしたいですね。

ピックアップ記事

  1. ストローク練習機「ピコチーノ」は、素振りの質を高めてくれるはず
  2. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  3. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選
  4. 試合で勝ちたいテニスプレイヤーなら、マイランニングシューズは欠かせないアイテム
  5. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい

関連記事

  1. 日々の雑記

    今日という日は、杉田祐一選手について語らない訳にはいかない

    今日、という日。実は、多くのテニスファン、関係者が待ち続けた日…

  2. 日々の雑記

    球数制限、テニス選手にも必要

    未来の高校生の、肩を守る。こういう背景もあり、高校野球ではピ…

  3. 日々の雑記

    私の母親について

    今月は私がイベントに不参加となったり、みなさんには大変ご迷惑をおかけ…

  4. テニス メンタル

    日々の雑記

    話やLINEが長い人は、テニスも何がしたいのかよく分からない

    「テニスが上手くなるのは、どんな人ですか?」と、たまに聞かれます。…

  5. テニス サーブ

    日々の雑記

    「初心者を大切にしない」テニス界って、最高にダサいと思う

    スポーツの秋・・・と言えば聞こえは良いですが、ちょっと寒すぎですよね。…

  6. テニス 環境

    日々の雑記

    T-PRESSがどんな価値を生み出して、どんな場所になれるのか

    最近、お昼を外に食べに出る機会が多いのですが・・・ふと、考えることが。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス 練習

    戦術

    コードボールで失点、のような後には、遠慮なく時間を使って間をあけること
  2. テニス ストローク

    フットワーク

    スプリットステップは、相手に合わせる癖を
  3. テニス 攻撃

    ボレー

    フワッと浮いたボールを詰めてボレー、足から合わせていけばミスが減る
  4. 戦術

    「ゆったりしたテニス」を受け入れて、得意になれば勝てる
  5. テニス リーダー

    その他

    「インターハイの次は全日本ジュニア」この2つのテニスの大会の特徴と違いとは?
PAGE TOP