小さいことですが、気遣いが出来ると「お!?」と感じること。
テニス以外でも、たくさんありますよね。
私がテニスをしていて感じることの中に、「サイドの呼び方」があります。
例えば、テニスで40-30のようなカウント、のときにサーブを打つ、リターンをするサイド。
これって、みなさん何て呼びますか?
私は学生時代、「バックサイド」と呼んでました。
でも、それって、右利き主体の呼び方じゃないですか。
無意識のうちに使っているけど、正しくは「アドバンテージサイド」ですね。
デュースに入っていなくても、サイドの呼び方は「アドバンテージサイド」または訳して「アドサイド」。
こういう小さいところ、に気遣いが出来ると、左利きの方からも「分かってくれてるな・・・」と信頼される。
すごく小さいこと、ですけどね。
言葉ってそれくらい、人を信用させるし、同時に差別的な言葉になって傷付けることにもなる。
その自覚がある人は、きっと自然と仲間も増えるし信頼関係の強いペアと長くテニスを続けていける。
私自身、こういうブログを書いていますから、気を付けないと・・・と日々考えています。
出来ているかどうかは、みなさんの判断にお任せします。
今回こういう内容を書いたのも、「私は左利きなんですが・・・」というご質問やご意見、が多いから。
私自身、ここは反省です。
自分が右利きですので、どうしても右利きの選手主体の文章、内容になってしまう。
本当の左利きの方の感覚、は正直未知な部分ですから、自信が無い。
でも、それを乗り越えていけるくらい、もっと成長しないといけないなと。
同時に、小さい言葉、本当に一つの片隅のような言葉を、大切にしていきたいと考えております。
まだまだ、テニス界には言葉が足りない。
私は小さいこの場所から、これからも発信し続けていきたいと思います。
みなさんも、バックサイドではなく、アドバンテージサイド。
この言葉を使うだけで、左利きの方は「お!」と思ってくれると思いますよ。