テニス 練習

メンタル

自分で決められる人は、確実にテニスも強くなる

テニスが強くなる人、それって特別な人?でしょうか?

私はそうは思いません。

確かに、身体能力が高い人や環境に恵まれた人、は多少優位かも知れません。

でも、社会人から、40代50代、いや60代から始めても上達が早い人はたくさんいます。

あくまで私の経験ですが、ピン!と来る人はこんな人。

そう、結果的に日本人は少ないタイプ、かもしれませんね。

 

自分で決められる人は、確実にテニスも強くなる

 

1.なかなかいない、「自分で決められる」人

みなさんも、身に覚えありませんか?

日本人って、そもそも周りから「決めてもらう」ことに慣れている。

敷かれたレールもキレイですしね。

テニスだって、実は近しいものがあると私は思いますよ。

部活やサークル、テニススクールだって、何も考えなくてもテニス出来るじゃないですか。

至れり尽くせり、で迎えてもらえる。

そんな環境に慣れていると、自分で決める必要も無くなってくる。

それって、危険なことなんです。

 

2.試合では、自分で決断することの連続

実際の試合では、現場での決断力が求められます。

試合で勝つために、必要なことを自分で考えて、決断していく。

この「決められる」って、すごく大事な要素。

1.でも書きましたが、自分で自分のことを「決める」ことが出来る人って少ないじゃないですか。

テニスでも、同じです。

技術が無いだけ?

いや、私は違うと思いますよ。

 

3.例えばサーブの技術が向上しない人は、典型的な「決められない」人

サーブ一つ取っても、この傾向は当てはまります。

「なかなかセンターに、良いサーブが打てないんです」と悩んでいる方、本当に問題は技術的な部分ですか?

まず、自分自身で「絶対にセンターに打つんだ」という決意は、本当にあるのか。

決意があって、他を断つ。

この意識がまず無いと、技術は追い付いて来ないんです。

きっと、こういう人って「センターに打ちたいけど、でもワイドも捨てがたいな・・・相手に読まれているかもな・・・」と、イマイチ決断出来ていない。

試合では、相手に見透かされているかも知れませんよ。

ショットの選択一つ取っても、自分で決めるってなかなか出来ないことなんです。

 

4.自分で決めるから、自分で責任を負える

結局、成長にはここが不可欠です。

全てを自分が決めて、自分に返ってくる、その責任を負う。

この覚悟が大事なんです。

自分で決めていない人は、どこかで全て他人のせいじゃないですか。

試合に勝っても負けても、自分で責任を負っていない、逃げているだけ。

コーチや先生に、アドバイスを求めるのは大事。

でも、最終的に司令官はアナタ自身。

それがテニスという競技です。

 

だから、面白いんですよね。

自分の好きに出来る、と思っても、本気で決断してテニスをプレー出来ている人は少ないと思います。

アナタ自身、しっかり見つめ直して欲しいポイント、つい目をそらしがちなポイントでしょう。

テニスから、始めてみませんか?

自分の人生、自分自身でハンドルを握って旅していく。

その方が、ずっと楽しくないですか?

ピックアップ記事

  1. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  2. 【重要です:視聴者アンケート】ご協力のお願い
  3. テニスの試合に勝てるようになる為に、読むべき名著10選
  4. 大人のトレーニングは「DNS プロエックス」を使って効率的に
  5. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない

関連記事

  1. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合とは、「決して何か特別なことをする場では無い」ことだけ、覚えておいて欲しい

    「試合」・・・特に公式戦と聞くと、何か特別なものという響きがある。…

  2. テニス スポーツ

    メンタル

    自分を持ってさえいれば、どんな試合の結果でも受け入れることが出来る

    テニス、もう辞めようかな・・・。そう考えるきっかけって、人それ…

  3. テニス 雨

    メンタル

    雨の日でも試合がある!「雨のオムニコート」で戦う為の心得え4つ

    関東では今日も雨が降り、急に寒くなってきましたね・・・。オムニ…

  4. メンタル

    テニスの試合、「自分が苦しいときは、相手も苦しい」のだから、乗り越えた選手が勝つのは当たり前

    テニスの試合、弱い人は思考に特徴がある。「苦しいのは、自分だけ…

  5. テニス 試合

    メンタル

    テニスの試合に出続けるということは、「弱い自分の中身を覗き続ける」ことに他なりません

    テニスの試合に出続けること、皆さん継続出来ていますか?部活やサ…

  6. テニス メンタル

    メンタル

    思い出して欲しいのは、勝って嬉しい対戦相手は自分だったという事実

    皆さんも、「勝って本当に嬉しかった試合」って、いくつかあるはず。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. ダブルス

    相手のファーストボレーを、前衛がスルーしてどうするの?
  2. テニス 計算

    戦術

    ここぞという場面、「試合の中でペースアップさせていく」のは、ボールスピードのアッ…
  3. テニス ダブルス

    戦術

    動き続けた前衛なら、逆に止まっていることも最高のフェイントになる
  4. テニス 格上相手

    メンタル

    「勝ち負けなんて重要ではない」が口癖な人は、みんな負けている
  5. テニス リターン

    ボレー

    ローボレーが苦手な人は、「ネット上50cmを狙ってスライス回転」をかければ上手く…
PAGE TOP