テニス 上達

メンタル

自分を成長させたいなら、劣等感を感じる人を避けないこと

毎日何気なく生活していると、テニス選手としての資質にも問題が出て来る。

大げさな話ではなく、これは本当です。

私たちのように週末しか試合が無い、練習もたまにしか出来ない・・・ような生活ルーティーンにとって、少し意識しておきたいこと。

それは、テニスの試合では格上に立ち向かっていかないといけない、厳しい戦い。

メンタルが強い、ということはこういう場面でしっかり戦えるということ。

みなさん、こういう意識を持ってみてはどうでしょうか?

 

自分を成長させたいなら、劣等感を感じる人を避けないこと

 

1.人は同じか少し下のレベルの人、と一緒にいたい

自然に、こう考えますよね、正直。

人は自分と同じレベルか、少し下のレベルの人と群れていたいと考える。

テニスの練習仲間、が一番典型例ですよね。

「違う、自分は周りが上手い人ばかり!」という方は、ほおっておいても上達が早い。

本当に恵まれている環境だと思います。

でも、それはその環境に飛び込んでいこうという気持ち、勇気があるから。

特に意識しないと、人はこういう環境を避ける傾向にあると思いますよ。

やっぱり、自分が下って気を遣うし、何より練習から勝てないなんて嫌ですからね。

そう思うのが自然です。

 

2.劣等感を感じるような人、を大切にしよう

正直、「羨ましいな・・・」と思う人、アナタの周りにいますか?

テニスでも、実績も人望もあって、自分が目指していきたい人。

こういう人を、ぜひ大事にして欲しいんです、アナタの中で。

出来るだけ一緒に練習したり、時間を過ごす。

会話も増やす。

劣等感を感じるような人、こそ大切にして欲しい。

なぜなら、アナタ自身の成長に直結するから。

自分のテニスを成長させたいなら、「こうなりたい」と思う人となるべく多く触れ、一緒に時間を過ごすこと。

これが一番だと思います。

しんどいから、みんな避けていくんですけどね。

 

3.最近一緒にテニスした人、10人を挙げてみよう

ここでちょっと、質問です。

最近アナタが一緒にテニスした仲間、知り合い、初対面の人も含めて、10人挙げてみて下さい。

その10人のテニスの平均レベル、がきっと、アナタ自身の数か月後の未来だと思って欲しい。

数か月後、の自分の実力は、直近で一緒に練習している10人の仲間の平均。

これは、当たらずとも遠からず、だと思いますよ。

人は、周りに影響されやすく、引っ張られる力がある生き物。

テニスというスポーツも生き物、ですしね。

 

4.アナタが避けていることは、アナタにとって必要なもの

きっと、テニスだけじゃないと思うんですよね。

アナタ自身が避けているものは、アナタ自身が本来必要としているもの。

練習だってそうじゃないですか。

体力トレーニングを避けている人は、一番それが必要な人。

でも、気付いていないフリをして誤魔化しているだけ。

劣等感を感じるということは、アナタ自身、その人のようにどこかでなりたい、と感じているからでしょう。

話かけてみるだけで、ちょっとテニスも変わっていくと思いますよ。

 

テニスの試合、試合中ほど劣等感を感じる場所は無いでしょう。

ジワジワとスコアが離れていく、負けていく。

これに耐えられないから、みんな試合が嫌になっていくんですよね。

こういうのに慣れる、意味でも劣等感に対する耐性は大事。

ぜひ、日常生活から意識してみて下さい。

人生、テニス、変わると思います。

ピックアップ記事

  1. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない
  2. 「寒暖差が激しい時期」のテニスにお勧めなアームカバー
  3. アディダス テニスシューズ バリケード JAPAN がアシンメトリーで最高にカッ…
  4. ラジオ番組、始めました!
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス トレーニング

    メンタル

    テニスにおいて良い攻撃を続けていく覚悟は、10球連続でも足りないくらいです

    テニスの試合の中で、本当に強い選手は見た目のショット、では判別出来ない…

  2. メンタル

    相手のミスは、とにかく期待しないこと

    試合では、相手のミスでも自分の得点。でも、これを期待し過ぎて…

  3. テニス リターン

    メンタル

    「決まった!」と思う癖を無くさない限り、いつまで経っても詰めの甘いテニス選手で終わります

    昨日の錦織選手とジョコビッチ選手の試合、長いラリーの応酬・・・が多かっ…

  4. メンタル

    嫉妬心や羞恥心の隙間に、人の弱さが生まれる

    いつの間にか、勝てなくなってしまった。テニスは頑張っている、…

  5. テニス 試合

    メンタル

    「相手がどこに打つか分かるかい?」テニスの試合で必要な予測と思い切った実践力

    相手選手がサーブを打とうとしているとする。レシーブのあなたはそ…

  6. テニス ボレー

    メンタル

    テニス選手に必要な「ストレス耐性」とは何かを考えると、仕事や勉強にも活かしていける!

    仕事に勉強に、人間関係・・・。私たちが生きていくのに、ストレス…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    攻撃的なカウンターショット、斜め前に入りながら打って相手を追い込もう!
  2. ストローク

    スライスアプローチ、を安定させるラケット面の意識とは?
  3. テニス ストローク

    ストローク

    バックハンドとフォアハンド、打点との距離は違うの?
  4. テニス 戦術

    シングルス

    「相手に攻撃させないテニス」を意識して戦おう
  5. テニス メンタル

    その他

    横幅が狭いテニスコートでの試合では、「極端にワイドやアングルをケアする戦術」が必…
PAGE TOP