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私は、現役のテニスコーチでも教師でもありません。
ですので、直接誰かを指導する立場にはありませんが・・・このサイトを更新していくうえで、イメージしていることがあります。
それは、テニスの部活を頑張る学生の皆さん、社会人になっても試合に出続ける一般の皆さんや、シニア・ベテランプレイヤーの皆さん。
まるで、このT-PRESS自体が一つのチームのような、そんな感覚も大事にしているつもりです。
すごく、おこがましいんですが・・・。
でも、まだまだ努力が足りませんが、現場でテニスを教えているコーチや教師皆さんに負けないくらい、私も頑張っているつもりです。
そんな皆さんにも、ぜひ読んで頂きたいのが今回ご紹介する「チームスポーツに学ぶボトムアップ理論(著:畑 喜美夫)」です。
テニスのコーチ、指導者の方にオススメしたい、「ボトムアップ理論」の名著
1.「ボトムアップ理論」とは?
聞いたことがある、という方も多いと思います。
私自身、実は学生時代にも少しだけ勉強したことがあります。
それも、大学のテニス部自体が指導者もおらず、自然と自分たちで主体的に練習、運営していかないといけない自然な「ボトムアップ」な環境だったから。
ボトムアップ、とは文字通り「選手が主役で、選手が主体」で運営していく組織の在り方、の方法論。
まさにこのT-PRESS、のサイトと概念は同じなんです。
2.読者の皆さんが主役、で運営しています
何せ、私自身、皆さんにテニスを教えることは出来ません。
その実力も無いでしょうし、機会も今は無いのですから。
みなさんにヒント、となるような投げかけだけを行って、言い方は悪いですが「あとは宜しく!」な状態。
まぁ・・・見る人が見れば、酷いでしょうね。
でも、これが私は大事なこと、だと思っています。
読者、つまりは選手の皆さんが主体となって、問題を解決していく。
この「チームスポーツに学ぶボトムアップ理論」の中では、高校のサッカー部監督としての著者、畑喜美夫先生の視点で、いかに生徒主体で部活動を運営して勝てるチームになっていくのか、が大きなテーマとして描かれています。
出典:amazon
練習メニュー決めから試合での戦術、メンバー選手まで選手自体が主体的に行う。
そんな高校サッカーのチーム、すごく素敵じゃないですか?
3.自分でやるから、自分で納得出来る
テニスの試合でも、どこか試合が「他人事」になっている人多くないでしょうか。
「言われた通りにやったんだから、負けたらコーチのせい」なんて気持ち、どこかにありませんか?
これだと、成長は無いし、きっと卒業したらテニスを辞めてしまう。
すごく・・・悲しいことです。
自分たちで決め、質の高い練習をして練習以外の時間を大切にする、そして試合でも勝てるチームを自分たちで作っていく、というもの。
ぜひ、テニスコーチや部活、サークル、チームのリーダーの方に読んで欲しい内容が詰まっている名著です。
本書では、私が伝えたいこと、理想の部活像をすごく具体的に表現してくれています。
ボトムアップ、テニスだけじゃなくて実は会社で働くビジネスマンの方、子育てに悩んでいる主婦の方にも必要な視点だと思います。
テニスを通じて、こういう理論に触れて成長出来るのも、とても幸せですよね。
お時間のある方は、ぜひ読んでみて欲しい一冊です。