テニス メンタル

メンタル

今から始めても遅くない「客観的に自分のテニスを見つめる」為の手段5つ

もうすぐ4月。

何か新しいことを始めたり、自分自身を変えてみたい・・・そう考えている人も多いんじゃないでしょうか。

もっとテニスも上達させたい、と考える人にお勧めしたいのが「自分自身を客観的に見つめる」ということ。

その為にどんなことが必要なのか、どんな方法があるのかを今回はまとめてました。

 

今から始めても遅くない「客観的に自分のテニスを見つめる」為の手段5つ

 


 

1.テニスを活字にする

日々のテニスの試合、練習で起きたことや感じたこと、結果のスコアなどをノートに記して残しましょう。

スポーツで自分の感覚を言葉にするということは、実はすごく意味があります。

感覚を言葉にするには、自分自身でしっかりと振り返り消化していかないといけません。

細かいことを活字にすることで、きっとあなたのやるべきことも見えてきます。

 

2.数値に着目する

1.の「活字にする」に近いのですが、試合で数値に着目してみることも大切です。

自分のサーブの確率、リターン返球の確率は?

そこから入ったときのポイント奪取率は・・・?

試合を見に来ている人に頼んで、数ゲームで良いのでデータを取ってもらうこともできますし、勇気を持って頼んでみましょう。

自分の結果に眼をそむけたくなることもあるかと思いますが、それも大きな第一歩です。

 

3.動画を撮影する

2.の「数値に着目する」為にもお勧めなのが、動画で試合や練習を撮影するということです。

データもゆっくり取れますし、自分自身のフォームや陣形を客観的に見ることができます。

テニスの上達が早い人は、自分が描いているセルフイメージと実際の動作のギャップが少ない人。

まずはしっかり動画を見て現実を直視し、セルフイメージを近づけていけるように反復練習をしていきましょう。

最近は安価でも広角撮影可能なデジタルビデオカメラも発売されてますので、ぜひ探してみてください。

 

4.初見の人に自分のテニスについて聞いてみる

普段よく練習する仲間以外に、例えば試合での対戦相手などあまり普段テニスを一緒にしない人に、自分のテニスに対する印象を聞いてみましょう。

「サーブの印象は?」「ネットプレーはプレッシャーだったか?」「試合はやりやすかったか?」など、少し勇気がいるかも知れませんが、きっと大きなヒントをくれるはずです。

人によってその印象は大きく変わりますので、この癖をつけて色々な人とコミュニケーションが取れるようになると、「自分のテニスはこういう人には効く、こういう人は逆にやりやすいと思われる」という傾向も分かってきます。

そうやって自分のテニスを外に出していける人は、本当に上達も早いです。

 

5.自分自身のテニスのルーツを探る

これはテニスに限らず・・・ですが、自分自身のルーツを探ることも大切な行動です。

テニスを始めたきっかけ、なぜやりたいと思ったのか。

今の自分のテニスの持ち味、特徴はどこから生まれてきたのか。

たまに自分の過去を振り返り、見つめ直すことで、新しい発見と未来が見えてくるはずです。

今のあなたのテニスには、必ずそのルーツと背景があります。

ぜひそこも大切にしつつ、新しい自分を開拓する未来へ進んでいきましょう。

 

今回は、「自分を客観視する」というテーマでしたが、この作業は実に苦しい。

それでも乗り越えた先には、きっと自分自身のテニスを受け入れることができ、新しい技術や環境にチャレンジできる気持ちになれているはずです。

新しい生活が始まるこの時期、ぜひご自身を見つめ直すということを、テニスから始めてみて下さい。

ピックアップ記事

  1. テニスのルールの基本を学びたい人にお勧めの書籍「テニスのルール 審判の基本」
  2. テニスで肩が上がらない・・・と、苦労する人は「ピイラティス・ポール」がオススメで…
  3. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選
  4. 寒くなる前に購入マスト、なテニス選手に最適なベンチコート3選
  5. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…

関連記事

  1. テニス 試合

    メンタル

    意識高い系、しかテニス界では生き残れない

    「相変わらず、意識高い系ですね」年末年始に、久しぶりに会った…

  2. メンタル

    失敗しても余裕がある人、すぐパニックになる人

    試合の中で、ここがしっかりスコア差となって出て来る。テニスの試…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    テニスの試合では、「2ポイント差がついたら守備的になる」を意識すると迷いが無くなる

    テニスの試合、勝ってるときはすごく楽しい。疲労も感じないし、何…

  4. テニス 環境

    メンタル

    強い相手を強い、と認めることが出来る選手が本当に強いテニス選手

    杉田選手も、見事に初戦を突破してくれましたね。最近ブレイク中の…

  5. テニス サーブ

    メンタル

    「テニスコートは楽しい場所?」現役選手なら、その考えは甘いかも知れません

    試合での厳しさ、を知っている選手なら分かる。いや、試合に出てい…

  6. テニス 並行陣

    メンタル

    テニスにやる気が出ない・・・ときにモチベーションをコントロールする方法5つ

    毎日暑い時期になりました。どれだけ高いモチベーションでテニスを…

特集記事

  1. テニス メンタル

    ストローク

    テニス初心者の方がまず意識したい、「練習で大事な意識」5つ
  2. テニス 戦術

    リターン

    試合でリズムを変えたければ、スライスリターンから
  3. ストローク

    エグいスライスは、腕の振りを〇〇で!
  4. テニス サーブ

    その他

    「失敗するのが恥ずかしい」と思われるようなチームの雰囲気なら、勝てるチームへの躍…
  5. ストローク

    「ボールの変化は最小限で」テニスのライジングショットは高地のコートだとより有効に…
PAGE TOP