テニス 指導

戦術

「イーブンペースでの進行」で全く問題無い

テニスの試合、試合慣れしていない人はちょっとしたこと、で不安になる。

1-1、2-2、3-3・・・と進んでいくこと、だけで焦ってしまったりして自分を見失う。

そういう人って、どこか「圧勝」のイメージで何となく試合に入っていることが多いはず。

まぁ、自意識過剰、ですよね。

 

「イーブンペースでの進行」で全く問題無い

 


 

1.試合前の想像は、自由だけど・・・

まぁ、サクッとブレイクして自分はキープ、相手にプレッシャーをかけて0-6で30分で勝利・・・。

そんな想像、どこかで試合前にしてたりしませんか?

ドキッとした人は、きっとイーブンの試合進行でも焦ってしまう。

1-1から3-3、4-4くらいになるともう手が尽きて来る。

シングルスの試合だったら、試合で頼れるのは自分一人。

試合前の想像は自由ですが、根拠の無い妄想になっては勝てる試合も勝てないでしょう。

 

2.イーブン進行は自分のペース、という意識で

私は、そう思うようにしています。

強い相手でも、自分より実力が劣る相手でも同じ。

イーブンの進行で、しっかり相手を観察して自分の武器は隠しておく。

この意識があれば、イーブン進行でも何も慌てることは無いし、自分のペースで進んでいると思えるから楽。

全く準備が無い、何となくで試合に入ると、競った試合で自分で自分にプレッシャーをかけてしまう。

大事な試合、ほどそうですよね。

 

3.絶対勝ちたい試合こそ、「イーブン進行」で入っていこう

この試合、自分の将来を懸けた大事な試合になる。

そう思ったときこそ、焦らずに1-1、2-2と付いていく。

少し離されても、慌てない。

絶対に勝ちたいと思って力んだり、安易な妄想に自分を染めないように。

イーブン進行、で自分のペース。

テニスの試合、そんなに楽に勝てる試合なんて無いですからね。

 

圧勝に見えた試合でも、実は僅差だったりする。

その逆もまたしかり、で、6-4のスコアなのに圧倒的な実力差、のような試合もあります。

試合前に、どういう意識で入っていくのか。

大事な試合、これから控えている人も多いはず。

ちょっとした意識ですが、ぜひ自分で考えて準備してみて下さいね。

ピックアップ記事

  1. 【初開催】5/29(水)~30(木) T-PRESS プレミアムキャンプ in千…
  2. テニスシューズの中で、自分の足が滑る・・・ような人は、5本指ソックスに変えてみよ…
  3. テニスの合宿・遠征に大活躍なのは、消臭ランドリーバッグ
  4. テニスの試合に持参すると便利な、折り畳みチェア3選
  5. テニスの試合に必要なフットワークトレーニングに、ラダーは必需品

関連記事

  1. テニス 武器

    戦術

    勝ち続けたければ、アンチを取り込もう

    試合に勝つ、強くなるということ。それは、すごく言い方は悪いです…

  2. テニス ボレー

    戦術

    「つなぐだけなら、誰でも出来る?」出来ないって、本当に

    粘るスタイルの選手のみなさん、はいつも誤解されがち。「あのス…

  3. テニス 読書

    戦術

    テニスの常識を疑えば、試合に強くなる

    私たちが今まで、当たり前だと思ってきたこと。テニスについて学ん…

  4. テニス メンタル

    戦術

    テニスが上手くなるのに、センスは要らない

    テニスには、センスが必要。その思い込みは、損するだけと何度も書…

  5. テニス メンタル

    戦術

    対戦相手のストロングポイントを消す、簡単な方法

    対戦相手の武器に、押されてしまう。男性の試合だと、フォアが得意…

  6. テニス メンタル

    戦術

    相手に「何を意識させるのか?」を、考えよう

    私は何度も、「相手にプレッシャーをかけること」について書いて来ました。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス トレーニング

    日々の雑記

    先頭を切るアナタの背中を、見ている人は必ずいる
  2. テニス 指導

    サーブ

    なぜ部活やサークルで練習する「サーブ練習」のほとんどは、試合に活かされないのか
  3. テニス サーブ

    メンタル

    「相手が諦めたな」と思った瞬間から、自分の何かが狂い始めるのがテニスの試合
  4. テニス 部活

    メンタル

    メンタルが強い人は「これを打てば大丈夫」、と思える人
  5. テニス 部活

    戦術

    相手も自分も調子が良い、なんてテニスの試合は年に数回くらいなはず
PAGE TOP