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タイブレークに入ったときは、「それまでの12ゲーム」を整理しよう

1セットマッチでタイブレーク。

このタイブレークを取った方が勝ち・・・という試合、多いですよね。

そんなときに、必要な意識は何か。

準備する作戦も、大事。

でも、まずは12ゲームを整理する、のも大事でしょう。

 

タイブレークに入ったときは、「それまでの12ゲーム」を整理しよう

 


 

1.1ポイント目が、一番大事なのがタイブレーク!

短期決戦、だからこそのファーストポイント。

これが本当に、さいごまで効いて来る。

タイブレークの最初の1ポイント目、アナタがすべきことは12ゲームの中に詰まっている。

一番ポイントが獲れた場面、ケース、パターンをしっかり把握しておく。

タイブレークの最初は、その形をそのままいく・・・のが基本。

しっかり整理しておけば、きっと楽にタイブレークに入っていけるはずです。

 

2.タイブレークに入る前から、意識しておくべきことは?

単純ですが、サーブから入るのか、リターンから入るのか。

これは、実は大きな問題。

なぜなら、ファーストポイントを絶対に獲りたいから。

自分がどちらから入るのかは、試合の最初のトス、の段階で分かりますよね。

「え?試合が始まってすぐに、タイブレのこと考えるの?」と思うでしょう。

ですが、きっと強い選手は無意識のうちに考えている。

タイブレークに入るときには、自然に「サーブならこれ、リターンならこれ」という感じで、ふんぎりが付いているはずです。

 

3.タイブレークは先手必勝、だけど焦らず整理から

先手必勝なタイブレーク、でも焦ってはダメ。

まずは12ゲームをしっかり整理する、そしてタイブレークの序盤はその記憶で戦う。

その試合でよく獲ったパターンを使いつつ、タイブレの後半はちょっと新しい要素を入れていく。

焦るときって、やることが決まっていない、早く試合が終わって欲しい・・・と思うときですよね。

やることは決まっている、タイブレークを当然のものとして、受け入れていく。

そんな選手になっていければ、試合に強くなるでしょう。

 

タイブレーク、正直苦手・・・という方多いですよね。

特に1セットマッチは、取った方が勝ち。

だからこそ、しっかり準備しておきましょう。

拮抗した試合の勝敗を分けるのは、タイブレーク形式、というルールなのですから。

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