テニス メンタル

メンタル

「力を出し切れていない」自分こそ、自分の実力である

「やれば出来る子」

この言葉、最近またCMや色々な場面で聞きますよね。

すみません、のっけから。

私はこの言葉、本当に嫌いです。

 

「力を出し切れていない」自分こそ、自分の実力である

 


 

1.「やらない子」は、最後までやらない

今回は、すごく反論覚悟、賛否両論、で良いでしょう。

「やれば出来る子」は、最後まで「やらない子」で終わる。

これは、私がテニスを通じて観て来た感想です。

やっているかどうかは、本人ではなく・・・周りが決めるんですよね。

「自分はやっている」つもりだけど、成果が出ないと自信が無くなり、「やっても同じ」になってしまう。

結果的に、そういう人は「やらない子」の烙印を押されて終わってしまう。

テニス界にも、そういう選手は実に多いです。

 

2.「力を出し切れていない」自分に気付くことから、全ては始まる

練習では良いショットを打つのに、試合で勝てない。

練習のようなショットが全然打てない・・・と悩んでいる人は、いませんか?

まず、「練習と試合で、自分は違う」と気付いた人は、もう第一歩を歩み始めている。

「力を出し切れていない」自分こそ、今のアナタの実力です。

大事な試合でしか、その人の実力って測れない。

練習試合や1回戦、2回戦では、測れないのがテニスの試合。

大事な試合、で実際に出来るプレーが、アナタ自身の実力なんです。

このことを、まずはしっかり意識しましょう。

 

3.今からインターハイ予選、勝てば全国、を考えてみよう

他人事?ですか?

「自分は県大会にも、出れないし・・・」と思っている方も、多いでしょう。

でも、それは逃げであり現実逃避。

残り2か月くらいを、どう過ごすのか。

大げさに思うかも知れませんが、今から「勝てば全国」の試合を想定してみて下さい。

「はぁ?」と思った方は、そこまで。

そこで、自分はどんなプレーが出来るのか。

想像出来ない人は、何も現実に出来ない。

実際に厳しくても、考えてみて自分を想像してみる。

どんなプレーが出来ますか?

そこでプレー出来る実力が、アナタの実力。

もし、2ヶ月後に向かってしっかり努力出来れば、それはその後、そして来年にもつながるはず。

「どうせ無理だし・・・」と思っている人は、いつまで経っても「やれば出来る子」。

あ、違いましたね。

きっとこの先も、「やらない子」で終わるでしょう。

 

私自身、コーチ時代にすごく悩んでました。

「やる人はやるけど、やらない人はやらない」。

それは、自分の指導力不足なのか?と。

その可能性は、大いにあると思います。

ですが、実際に社会人になって仕事しても・・・正直、感じる機会が多いんですよね。

やっぱり、「やる人はやるけど、やらない人はやらない」。

やる人は、本番に強いし結果を出せる。

アナタは、どうですか?

 

今回のまとめ

「やれば出来る子」は、大多数が生涯「やらない子」で終わる

 

ピックアップ記事

  1. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  2. あらゆる場面で活躍できる「万能タイプスポーツサプリメント」凌駕BCAA+
  3. 【ご協力をお願いします!】テニス動画・プロ選手に関するアンケート
  4. テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です
  5. テニスラケット ピュアドライブの新作は、「攻撃的な大人のテニス」に最高の武器にな…

関連記事

  1. テニス 客観視

    メンタル

    テニスを通じて私たちは、「出会う人全てを、すぐに外枠」で決め付けてはいないか?

    テニスというスポーツは、どこか階級社会の色が強い。毎年開催され…

  2. テニス フットワーク

    メンタル

    テニスの試合で余裕を持ってプレーする為には、「自分よりレベルが低い相手」とも、しっかり練習することが…

    強い相手、シード選手相手の試合だと、自分に余裕が無いと感じること、あり…

  3. テニス メンタル
  4. メンタル

    試合でミスを続けない人は、何を考えているのか?

    試合で強い人は、ミスを続けない。切り替えが上手い、ように見えま…

  5. テニス 気付き

    メンタル

    テニスの試合が上手く進んでいるときの心理状況って、どんな感じなのかまとめておこう

    試合がうまく進んでいる、自分なりに良い試合が出来た時。そんな時…

  6. メンタル

    格上選手が負ける時は、力でねじ伏せることに固執した時

    テニスに限らずだと思いますが、スポーツの世界ってこれが怖い。格…

特集記事

  1. テニス 構え

    リターン

    テニスの試合では、「リターン位置をはっきり前にする」ことで、高い打点から攻撃が出…
  2. テニス ボレー

    スマッシュ

    右利きの方は、スマッシュも右側で打ち終わりで良い
  3. テニス ストローク

    ストローク

    ベースライン上でプレーするアグレッシブな相手には、ムーンボールを深く打ってみよう…
  4. テニス メンタル

    その他

    テニス部の練習に、「大きな声出し」は必要だろうか?を考えてみる
  5. テニス コート

    ストローク

    「ラリーをつなぐことが楽しい!」レベルを卒業したら、テニスはもっと楽しくなる!
PAGE TOP