ダブルス

テニス部としてダブルス強化を狙うなら、「ペア練ローテーション」を!

テニスの団体戦、で今年は結果を出したい!

と思っているチームの皆さんは、まずダブルスの強化を図りたいと考えているはず。

シングルス中心の選手も、ダブルスで磨いた技術はシングルスにも絶対に活かされる。

その為に必要なのは、ペアを決めて「組み込んでいく」意識です。

 

テニス部としてダブルス強化を狙うなら、「ペア練ローテーション」を!

 


 

■ダブルスのペアは、「組み込んでいく」ことで相性が分かる

本当に相性が良い組み合わせ、皆さんのチームの中で理解出来ているでしょうか?

なかなか難しいと思います。

ですが、まず大事なのは「このペアでやってみよう!」と思ったら、しっかり練習で組み込んでいくという意識。

ちょっと練習したくらいでは、相性なんて分からない。

それに毎回ペアが変わると、「まぁ、ミスしても気にしないで良いか・・・」と曖昧になってしまうんですよね。

練習から試合から、試合に勝ちたいなら、たくさんの時間を特定のペアの選手共にして感覚を共有する、ことが大事なのです。

 

■ダブルスペアを決めて、練習をペアで回っていく

普段のダブルス練習を、ハッキリとペアで練習してみる。

ローテーションをペア毎に行うことで、常に2人でコートに立ってお互いでテニス観を共有することが大事。

リターン練習なら、担当サイドを徹底して決めて練習することも出来ますよね。

とにかく2人で、攻撃や守備、特徴を掴んでどう戦うかを自分たちで考えること。

ハッキリとペアで練習、みたいに振り切っている部活やサークルのチームは少ないと思います。

ペアでのローテーション、練習を回していくことで、自然とその意識も高まっていくでしょう。

 

■1ヶ月毎にペアを変える、かどうかも本人たち次第

私は過去のチームでは、1ヶ月毎にペアを変えてみることも試してみました。

どうにも、しっくりくこない・・・という組み合わせも、あるはずです。

ですが、そこには必ず理由があるはず。

ダブルスの試合、に勝てるペアになるにはお互いで納得したうえで長所を活かし短所を補う。

どんどんペアを変えてみるかどうかは、本人たち次第。

チームの中で、変えるペアと変えないペア、を選手主体で考えて相談して、実行していきましょう。

大事なのは、試合で勝てる、計算できるペアを1つでも多く作ること。

今年は一緒に、強いダブルスペアをたくさん作っていきましょう!

 

普段やっているシンプルな練習も、ペアと一緒なら連帯責任。

より考えるようになるし、ペアとのコミュニケーションも生まれるはず。

センターのボール、ロブのケア・・・どんどん話して確認していくこと。

テニスのダブルスの練習、密度の濃さが肝です。

団体戦に勝てるダブルス、をたくさん育てていきましょう。

ピックアップ記事

  1. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  2. KT TAPE(ケーティーテープ) を使って、テニスの試合で酷使する「膝関節」を…
  3. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  4. 一人でも出来る、テニス選手に必要なトレーニングで鍛えよう!
  5. HEADラケットのスタンダードモデルを使い続けて、気付いたことまとめ

関連記事

  1. ダブルス

    女子ダブルスの動画で、伝えたいこと

    いつもサイトやYouTubeの動画をご覧頂き、ありがとうございます。…

  2. テニス ボレー

    ダブルス

    並行陣が難しいと感じる人は、ミニ雁行陣だと思えば良い

    どうしても、「並行陣」というのが難しいと感じる方へ。テニススク…

  3. テニス メンタル

    ダブルス

    ダブルスの試合、前衛を抜いただけで安心してない?

    ダブルスの試合、相手は2人いる・・・のに、どこかで油断してしまう。…

  4. テニス ダブルス

    ダブルス

    「ダブルスで4アップの陣形に強くなる!」4人でネットプレーの状態になったときに、注意したいポイントは…

    テニスのダブルスにおいて、上のレベルの試合になるとネットプレーが増えて…

  5. テニス スマッシュ

    ダブルス

    ダブルスで前衛にいるときに、パートナーの後衛から「前に行くね」と言われたら・・・?

    ダブルスの試合、パートナーとの打ち合わせで「前にいく」作戦を実行したい…

  6. ダブルス

    ダブルスで前衛がポーチに出ても、決まるとは限らない

    ダブルスの試合、アナタが後衛でプレーしているとき。味方の前衛が…

特集記事

  1. テニス ストローク

    ストローク

    浅いボールをストロークで足元に沈めるのは、技術的に難しい
  2. ボレー

    勝てるダブルスのポーチコースは、逆クロスじゃない
  3. 戦術

    打てる側のアドバンテージを、活かせてる?
  4. テニス ボレー

    ダブルス

    テニスのダブルスの試合では、「前衛が触った瞬間にペースアップする」ことを頭に入れ…
  5. 戦術

    「あの人何やってんの?」という褒め言葉
PAGE TOP