テニス リターン

練習メニュー

人数が多いときに、「つなぎのストロークとボレーの基礎練習」がを同時に実践する練習メニュー

人数が多い部活で、ストロークとボレーを両方練習したい。

そんなときには、思い切ってコート中に人数を増やし、あえてボレーヤーをストロークの中間に設置することで「ある責任感」が生まれるメニューです。

 

人数が多いときに、「つなぎのストロークとボレーの基礎練習」がを同時に実践する練習メニュー

 

■人数:12~36人

■レベル:初級~中級

■目的:高さを出して安定したストローク、ボレーボレーをしっかり出来るようになる

 


 

【練習内容】

縦3列でストロークラリー、ボレーボレーを行う。

ストロークラリーはネット近くでボレーボレーしているペアに当たらないように、山なりで深く、安定したストロークでつなげる。

ボレーボレーの選手はサービスライン一歩前、くらいでしっかり相手のフォアとバック、両方に打たせるように。

3人で1チームを作ってローテーションしてもOK、コート上には全員で12人入ることになる。

時間制で交代しながら、回していく。

 

【発展練習】

ストロークの選手は、なるべく下がらない。

下がらないで、しっかり高く深いボールを打てるように調整していく。

ライジングショットの練習にもなるので、トップスピンロブとしても効果的。

ボレーボレーはただつなげるのではなく、コート1/3の中で相手を動かすこと。

ハーフボレーを打たせたりしながら、相手の足元を突いていくように意識すると上級者でも良い練習になる。

 

【ポイント】

あえてストロークの前に「人」という障害物を置くことで、しっかり高く深く、また前衛をイメージしながら練習出来る。

「繋ぎ合い」にならないように、しっかり回転量をかけてバウンド後に相手にプレッシャーがかかるような球質にしていくことが大事。

また、多少ボレーヤーの背中に当たっても気にしない。

前から飛んでくるボールには、「ボレーボレーしながらでも、ケア出来る余裕」を身に付けて欲しい。

人数が多い練習では、広い視野を養うことも出来るはず。

 

部活やサークルで人数が多くても、工夫次第で良い練習は出来る。

結構ボレーヤーを避けながらのストローク、難しいはず。

ですが、コントロール性は間違いなく向上出来るこのメニュー。

人数が多い部活やサークルでも、基本メニューとして試してみて下さい。

ピックアップ記事

  1. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  2. 2/27(木) 土居コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in 松戸テ…
  3. 体幹の筋力アップに、意外とリーズナブルな「シットアップベンチ」を1台どうですか?…
  4. 2/19(水) 高西コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in 世田谷…
  5. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと

関連記事

  1. テニス メンタル

    練習メニュー

    「練習中、新しい事にトライしてる?」練習環境を見直すとテニスはもっと強くなる!

    都内の中学校へボランティア部活レッスンで行ってきた。一日、子供…

  2. テニス 試合

    練習メニュー

    「部活で使える練習メニューを考えたい!」初心者でも出来る、テニスの練習の考え方とは?

    アナタが普段行っている練習は、誰が考えた練習ですか?主体的に取…

  3. テニス ダブルス

    練習メニュー

    ダブルスの練習で「2バック対2アップの練習をシングルスコート」で実践すると効果的です!

    今回は、ダブルスでのボレー対ストロークの練習メニューを一つ、ご紹介。…

  4. 練習メニュー

    「THE地味練であるボール出し練習」がテニスの試合の為に必要な理由

    選手時代、ボール出し練習をよく行った。ボール出し練習だから、ゆ…

  5. テニス 知識

    練習メニュー

    基本とは、あくまで9割の人に共通する理屈のこと

    「基本って、何ですか?」と、たくさんの人に聞かれます。これは非…

  6. テニス メンタル

    練習メニュー

    「おうちで出来る練習」は工夫次第でテニスの上達の助けになります!

    「家でも出来る練習は無いですか?」とよく質問を受ける。素振りが…

特集記事

  1. サーブ

    視点を置く順番を決めれば、サーブを打つメンタルは整えられる
  2. ダブルス

    雁行陣の弱点を突いた攻撃の、基本的な考え方について
  3. テニススクール

    レッスンデトックス、テニスで必要
  4. テニス トレーニング

    ストローク

    フォアが振れない、もしそれが深刻なら
  5. テニス サーブ

    ボレー

    フォアハンドボレーでポーチ!の裏技を教えます
PAGE TOP