目次
「てにすまんプロジェクト」で色んな学校に訪問して部活の指導を行うようになってから、色んな学校の人達を教えるようになった。
レベル差はもちろん色々ある。
「結果を出せよ!エリートも初心者も。」テニス部の部活動について
県のトップを狙っている部活から、初心者だらけでラリー続けるのも大変・・・という部活もあるし、一面に部員20名以上でひしめき合って練習している部活もあった。
学校の部活なので、完璧な環境を作り上げるのは難しいんだけど、一つ言えるのはどの学校の、どのレベルの部活もしっかりと結果を残さないといけないと言う事。
「いや、そんな結果とかいうレベルじゃないので・・・」とか、「部員が多過ぎて、結果を残せられない!」というテニス部もそれぞれ、自分達の環境の中でベストを尽くして結果を求めようとする努力は行って欲しい。
俺は高校3年間の部活を頑張り続けた。
でも、結果を追い求めはしなかった。
どこか心の中で「どうせ俺達は・・・」という気持ちがあった
だから頑張ってはいたが、全力を出し切れなかった・・・と感じていて、それがその後の選手生活の中でずっと心残りだった。
低いレベル、劣悪な環境でも、それなりの目標を設定して、それに向かって全力を出して頑張り続ける。
そういう意識を部員全員が一丸となって持っていると、例えその目標に結果が届かなかったとしても、次に生きて来る。
自分の代がダメだったとしても、次の代の後輩たちに受け継がれる
そこが部活動の素晴らしいところだからね。
まずは部員皆で、今のテニス部の環境の現状を把握してみよう。
そして目標を設定して、今の環境の中で何が出来るのか徹底して考えてみよう。
皆を応援してます。
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ