テニス スライス

リターン

「速いサーブを打ち返せ」ビッグサーブ相手にしたときのテニスの試合で必要なリズム感

200キロのサーブを受けたことがある?

俺の場合、正式に計ったサーブじゃないけど、恐らくこいつは200キロオーバーだなっていうサーブを持った相手と対戦したことがある。

韓国の選手なんだけど、やっぱり速かったなぁ。

 

「速いサーブを打ち返せ」ビッグサーブ相手にしたときのテニスの試合で必要なリズム感

 


 

でも「全然返せない!!」という世界ではない。

2ゲームほど相手のサービスゲームを受けていると、普通に返せるようになっていた。

もちろんコースが甘い場合だけどね。

そういう意味では、ワイドとセンターを打ち分けるサーブの方が取りにくいって思ったよ

でもそう感じたのは、スピードに対して目が慣れていたというのもあるけど、スピードのあるショットの対応の仕方が分かっていたからだと思う。

その対応の仕方とは・・・リズムである。

相手が打ってから自分に届くまでのリズムをまずは、何度も相手ショットを受けながら覚えていくのだ。

 



 

例えば、相手がサーブを打つ瞬間を「1」にし、自分がレシーブする瞬間を「2」とする

そして「1」と「2」の間を覚え、そのリズムはどのくらいなのかを、実際受けながら計り続ける。

「1、2!」「1,2!」「1,2!」って何度も受けながら、体に覚え込ませるのだ。

そうすると最初は「速い!!」って思った相手サーブも見えてくる。

見えない理由の殆どは「思った以上にリズムが早かった」ってだけで、実はそのリズムさえ掴めれば、ボールはすぐに見えることが多いんだよ。

もちろん普段から速いショットを打つ選手との練習をすることも重要だけど、試合の対戦相手がいきなりそういうのと当たった時、そんなこと言ってられないでしょ?

その場でしっかり、相手から自分までボールが届くリズムを覚え冷静に対処しましょう。

でも、250キロとかはやっぱり難しいだろうなぁ。

 

■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ

ピックアップ記事

  1. テニスのフットワークを支える足元の秘密は、スーパーフィートのインソール
  2. 多動力こそ、これからの時代のテニス選手に必要だと思う
  3. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…
  4. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  5. テニス選手の筋肉に必要なプロテインは、ささみプロテインバーでの補給が最適

関連記事

  1. リターン

    リターンのストレートアタック、アウトはOK

    ダブルスの試合で、最初のポイント。以前にも書きましたが、私は…

  2. テニス ストローク

    リターン

    片手バックハンドのリターンは、ココを意識すると上手くいく!

    バックハンドを片手にしてみたいけど、問題があって・・・。そう、…

  3. テニス ロブ

    リターン

    「セカンドになったら、攻めよう」と考える人が9割

    相手のサービスゲームで、何を考えるのか。私はいつも、「あっと驚…

  4. テニス ミス

    リターン

    1セットマッチ、1ブレイクでOK

    私たちの試合、ほとんどは1セットマッチ。たまに3セットマッチ、…

  5. リターン

    リターンの時のグリップチェンジは有り?無し?

    リターンが安定しない方は、もしかして・・・。グリップ、グリップ…

  6. テニス メンタル

    リターン

    ダブルスのリターンをストレートに打つ、身体の開きを抑えよう

    リターンのとき、どんなときにミスが増えるのか・・・といえば、やはり身体…

特集記事

  1. テニス セオリー

    その他

    テニスの試合の現場で、「セオリーにこだわり過ぎる人」は、セオリーに甘えて負けてい…
  2. テニス ボレー

    ダブルス

    ダブルスのセンターセオリー、が分からない人の為に必要な5つのアイデア
  3. テニス ミス

    ストローク

    グリグリなストロークのボールに圧力を感じるのは、備えが無いから
  4. フットワーク

    「パワーとスピードを生み出す関節の使い分け」身体を理解してテニスの動きを身に付け…
  5. 日々の雑記

    みんラボさんとの取り組みについて
PAGE TOP