テニス リターン

リターン

シングルスの試合で、「ここぞ!という場面での攻撃的リターン」のパターン4つ

シングルスの試合、絶対に1ポイントを獲りたい場面、どんなときでしょうか?

4-4 30-40のブレイクポイントの場面、なんかまさにそう。

1セットマッチであれば、その1ポイントでほぼ勝負が決する。

そんなときに、アナタはどんなパターンを実践できますか?

具体的に準備しておけば、慌てず良い精神状態で臨めるはずです!

 

シングルスの試合で、「ここぞ!という場面での攻撃的リターン」のパターン4つ

 


 

1.ライジングショットでダウンザライン

マレー選手、錦織選手が得意にしているこのパターンは、シングルスのリターン攻撃の基本パターン。

セカンドサーブになれば、高い打点で打ち込んでいけるようにしっかり前に入りましょう。

ライジングショットでも、フラットになりすぎないようにしっかりスピン回転をかけること。

この意識があれば、アウトせずにしっかりコートに収まってくれる。

リターンはなぜか、フラット気味なショットになる人が多いので注意が必要です。

 

2.スライスアプローチからのネットダッシュ

ここぞという場面では、ネットダッシュが有効です。

相手もミス出来ない場面ですので、弱気なプレーになりがちなはず。

もしかしたら、パッシングではなくロブで逃げてくるかも・・・というのも、頭に入れておきましょう。

アグレッシブなプレーはリターン側からこそ、仕掛けやすい。

シングルスではネットに出るのが怖いという人も、とにかく大事なポイントでは先に仕掛ける勇気を持ちましょう!

 

3.リターンからのドロップショット大作戦

これは大作戦です。

厳しいサーブであれば難しいですが、セカンドサーブ、もしチャンスがあれば繰り出してみましょう。

打ったらアナタも前に行って、ドロップショット返しをケアすること。

この動きを組み合わせれば、相手は慌てつつ打つ場所に迷う・・・結果ミスしてくれる、という可能性も高い。

自分がミスしてブレイクされる、というのは、絶対に次のゲームも引きずるはず。

相手のメンタルを壊してしまうのは、こういった思い切った作戦からが有効です。

 

4.今までに隠しておいた攻撃パターン

今までの試合の中で、自分がどういうポイントの取得方法、攻撃をしてきたかを確認してみましょう。

そして、まだ繰り出していない「手」があるかどうかを確認。

出来れば、試合後半に残しておきたいのが、アナタの「本当に得意なショット」です。

このショットをリターンから、相手の意表を突いて繰り出していくことが出来れば、相手は絶対に嫌なはず。

まずは自分の手持ち武器から、しっかり書き出して確認してみましょう!

 

自分の武器を確認する、という作業は難しいとよく言われます。

「ストロークも普通だし、ボレーもそんなに出来ないし・・・」と言っている方は、誰かと比較してませんか?

それは上手い人と比べれば、私でも使える武器は無くなってしまいます。

そうではなく、アナタ自身が「得意だと思うこと、好きなこと」でまずは良いんです。

書いてみて、整理しておけば、大事な場面での攻撃にきっと役立つことでしょう!

ピックアップ記事

  1. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  2. 素振りでパワーアップを図るなら、「バナナウェイト」を使ってみよう
  3. プッシュアップバーを使って、テニスに必要なトレーニングを効率化しよう
  4. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  5. これからの暑い時期にあると便利な、「高速製氷機」とは?

関連記事

  1. テニス ダブルス

    リターン

    リターンのグリップは、フォアハンド?バックハンド?

    リターンのときに、みなさん、まずはグリップが大事。ここ、あやふ…

  2. テニス クレーコート

    リターン

    なぜフェデラー選手のリターンが凄いのか、を分析してみると・・・?

    昨日のウィンブルドン決勝、ご覧になった方も多いと思います。フェ…

  3. テニス リターン

    リターン

    リターンでバックハンド側のサイドのときには、身体を逃がしながらバックバンドリターンが有効

    リターンで、どうも回り込みフォアハンドが調子が悪いとき。右利き…

  4. テニス ストローク

    リターン

    速いサーブを、しっかりリターンするコツ5つ

    春になり、試合のシーズンに入って来た方も多いと思います。まず、…

  5. リターン

    「レシーブ上手になりたいね」テニスの試合で最初に返球する技術の重要性

    サーブレシーブからテニスはスタートする。最初のこの部分で勝負が…

  6. リターン

    リターンでの左利きシフトは、大胆に

    試合で相手が左利き、自分がアドバンテージサイドでのリターン。か…

特集記事

  1. リターン

    ダブルスの試合で必要な、「リターンをクロスに深く、高く返球」は基本パターンとして…
  2. テニス ミス

    戦術

    午後のテニスの試合、は実は要注意な件
  3. メンタル

    自分にはテクニックがある、と本当に思ってる?
  4. テニス 環境

    その他

    「チャレンジした上でのミス」が許されない環境の中で、学生テニスプレイヤーは画一化…
  5. テニス ストローク

    フットワーク

    カウンターテニスの基本は、下がることじゃなくて要所で「前に入る」ことで強くなれる…
PAGE TOP