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この時期、色々な暑さ対策を皆さんも行なっているかと思います。
テニスの試合は、とにかく過酷。
時間も読めないうえに、疲れた頃に大事な試合が待ち構えていたりします。
今回は「汗」を一つのテーマとして、試合に勝つ為の暑さ対策を考えてみます。
「テニスの試合は過酷である」真夏の暑さ対策として大切な「汗」について
◼️見落とされがちな真夏の「汗」の障害
暑さ対策は、色々やることだらけです。
日焼け防止から、頭のガード。
体温を冷やすためにアイスノンを発動させたり、もちろん水分補給もマメに必要ですね。
ところがいざ試合になると、大敵となるのは汗。
スマッシュを打とうとして眼に汗が入って、しばらくヒリヒリしたことはありませんか?
グリップが滑って、ラケットを落としたことはありませんか?
身体中が濡れた状態になる夏場、この対策は急務です。
◼️ドライグリップとリストバンド、ヘアバンド、「汗を食い止めて外に出す」ために
まずグリップは、夏場だけ変えても良いかも知れません。
私は普段ヨネックスウェットタイプを愛用していますが、夏は変えます。
自然にウェットになりますし、滑るし重たくなるからです。
ドライ素材やなるべく薄めのテープを探してみましょう。
また、ポイント間で拭う汗はリストバンドやヘアバンドも有効です。
コート後ろにタオルをセットするのも有りですが、ポイント間の時間がかかり過ぎないよう注意しましょう。
とにかく人間の「眼」は汗に弱いので、しっかりケアしましょう。
■「水分補給」を根本から見直すのも有り
最近では、専門的なスポーツ飲料も多く出てきています。
一般的にスポーツ飲料を薄めて飲んでいる方が多いと思いますが、スポーツショップでより専門的なものにトライしても良いでしょう。
また柑橘系のジュースを入れたり、自分自身のオリジナルドリンクを工夫するのも有りです。
しっかり準備しているという自信は、試合でもメンタル面で助けになるはずです。
■「テニスウェアの管理」も立派な汗対策
最近はテニスウェアの素材も進化して、発汗性・機能性にすぐれたものが多く発売されています。
もちろん好みで選んで頂いてOKですが、アンダーウェアにもしっかり注意しましょう。
ピタッと締め付けるウェアは非常に機能的ですが、履き続けていると熱中症の元にもなります。
試合が終わったら速やかに脱いで肌を乾かしてケアしましょう。
最近の夏は、本当に異常な暑さですよね。
汗をかく、というのは人間の大事な体温調節機能の一つ。
それでもかき過ぎていたり、逆に汗が出なかったりしたら、それは危険信号の一つとして自分で感じ取りましょう。
汗との良い付き合い方、が夏の試合を制する第一歩です。