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「試合前に、どんなウォーミングアップをすれば良いんですか?」
という質問を、たくさんの方から頂くようになりました。
それぞれ皆さんの体格や体力、その日の気候も違いますから一概には言えませんが・・・スタートダッシュでしっかり良い試合の入り方をする為に、有効なウォーミングアップを考えてみましょう。
時間は約10分。
控え試合に入って、コート近くで実践することを想定して、考えてみました。
試合前にやっておくとスタートダッシュが切れる!「試合用のウォーミングアップ」を見直そう!
1.最初から低い態勢で入れるように、股関節のストレッチは入念に!
試合の序盤は上体が高くなりがち。
その為に、しっかり股関節のストレッチは行いましょう。
レジャーシートが敷ける場所であれば、腰を下ろして足を開いた前屈から、膝の内側に手を当てて肩を入れるストレッチも重要です。
その後は足を大きく前後に開いて、前足の膝を曲げて背筋を伸ばす。
ゆっくり息を吐きながら、行ってみて下さい。
2.上半身は可動域を拡げることを意識
上半身のストレッチは、腕を前でかかえて横にひねる動きと、頭の後ろで肘を持って、身体の側面を伸ばすストレッチを入念にやりましょう。
意識したいのは、自分の可動域。
サーブでしっかり、大きなスィングが出来るように準備しましょう。
素振りをしたときに、しっかりラケットが身体の遠い位置を通れるかどうか。
このストレッチでは、伸びのあるショットをイメージしながら行うと、良いイメトレにもなって効果的です。
3.軽いジョギングで作戦のシミュレーションを
その後は軽くジョギングをしながら、試合のシミュレーションをしてみましょう。
「トスで勝ったら、選ぶのはサーブ?」
「相手がビッグサーバーだったら・・・?」
「練習してきたあのパターン、今日は試してみよう・・・」
という感じで、自分と会話しながら軽くジョギングしてコート近くを走りましょう。
ジッとしながら考えていると、不安になりがち。
身体を動かしながら、想定を立てて準備してみて下さい。
試合前の一連のアップも、大事なルーティン。
アナタ自身で工夫して、カスタマイズしていくことでより試合でスタートダッシュを切りやすくなっていきます。
試合は本当に、序盤が大事。
出来る限りの準備をして、臨めば必ず勝てます!
今回紹介したウォーミングアップは本当に基本の「き」なので、ぜひアナタ自身でどんどん肉付けしていって下さい。
勝てるウォーミングアップ、作っていきましょう!