シングルス

シングルスの試合、「リードしているとき」にはセカンドサーブもコースを突いて見せておこう!

セカンドサーブで、攻撃を仕掛けていく。

ちょっと無謀とも思えるような行為ですが、シングルスの試合、1対1の試合ではそれくらい「強気」になる場面は必要。

リードしている場面では、しっかりコースを突いたセカンドサーブ、しっかり振っていくセカンドサーブを見せておきたい。

なぜなら相手のリターンで、強気に攻撃させない為。

シングルスの試合では、相手への印象付けが大事です。

 

シングルスの試合、「リードしているとき」にはセカンドサーブもコースを突いて見せておこう!

 


 

■セカンドサーブを叩かれる選手は、試合に勝てない

試合に勝てない選手、特にシングルスではセカンドサーブが叩かれている。

攻撃的に来られるから余計に力が入って、ダブルフォルトが増えていく。

そうならないように、しっかりセカンドサーブでも攻撃的なショット、コースを見せておきたい。

それが出来るのは、40-0や40-15のように、2ポイント差があるとき。

何となくセカンドサーブが打つ、のではなくしっかり試合の中で活かせるサーブにしていきましょう。

 

■コースを突いたサーブは、セカンドサーブでも打てる

「でも、セカンドなのにコースを狙うなんて・・・」と思っている方もいると思います。

逆に聞きたいのですが、「じゃあアナタはどこを狙って打ってるんですか?」と。

何となく打っている、という回答であれば、まだ狙った方が入る可能性が高いと私は思う。

相手にも、狙いを示せる。

狙っていることを示せれば、相手もリターンに踏み込んでは来れなくなるでしょう。

 

■セカンドサーブのポイント取得率でこそ、シングルスの勝敗は左右される

プロ選手の試合のスタッツやデータを見ても、一目瞭然。

セカンドサーブからのポイント取得率が高い選手が、試合に勝っている。

じゃあ、どうやってセカンドサーブのポイント取得率を上げるのか。

まずは相手の攻撃力、を削いでいく。

その為には、いかにリードしたゲームで「あ、この選手はセカンドサーブでも狙ってくるな・・・」という印象を残せるかどうか。

この小さい働き方が大事です。

 

たかがセカンドサーブ、くらいに思っている人。

絶対に試合で、特にシングルスで勝てない。

ダブルスは前衛がいますから、精神的にセカンドサーブでもサーバー側に優位に働きがち。

でもシングルスは違います。

シングルスはアナタ一人で、しっかり相手に対応しないといけない。

今一度、セカンドサーブから何が出来るのか、ポイント取得率を上げる術を考えていきましょう。

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