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新年は、新しく何かが始まる季節。
部活でもサークルでも、新しい環境でテニスを始める機会も多いと思います。
4月からは、進学して新しいテニス部に入る人もいるでしょう。
そんな中で、いかにテニスが上達できる環境に、自分自身で馴染めるかどうか。
「当たり前と思うことばっかりだな・・・」も多いかと思いますが、改めて見直してみて損は無いでしょう。
既に実践出来ている人も、確認の意味を込めて・・・。
「新しい環境でテニスを頑張る」君に贈る、5つのメッセージ
1.挨拶に始まり、挨拶に終わる
テニスにおいて、ラリー練習が始まる前にしっかり自己紹介と挨拶が終えられているかどうか。
当たり前ですが、最初と最後の挨拶が出来ない人に、コートに立つ資格はありません。
これは、学生の皆さんよりも社会人の方に声を大にして言いたい。
サークルで呼ばれたり、新しいメンバーでテニスをやろうというときに、しれーっと入って挨拶をしない人が本当に多い。
これって、情けないことだと思いませんか?
新しい環境に入るのであれば、自分から声を出して挨拶をする、自己紹介をするというのは非常に大切なことです。
2.ボール拾い、コート整備を全力で
自分がやって欲しいと感じていることは、自分からまず率先してやってみる。
ボールを速く拾えば練習できる時間が増えますし、コート整備を率先してやる人にはまたテニスの誘いが来ます。
この当たり前のことが、出来ない人が多い。
だからこそ、アナタ自身が実践することに価値と違いが生まれるのです。
騙されたと思って、率先してやってみて下さい。
見ている人は、必ず見ています。
それはきっと、アナタの新しい環境でのプラスになるはずです。
3.とにかく笑顔でいてみよう
これは実は、最も大事だと思う要素です。
私自身、テニスを上達させたい、人に勝ちたいという気持ちが強すぎて、つい表情がこわばってしまうことがよくあります。
笑顔に勝る、テニスにおけるリラックス法は無いのです。
また笑顔でいれば、人と積極的にコミュニケーションを取ろうという姿勢が生まれ、また人からも多く声をかけてもらえる機会が増えるでしょう。
学生の皆さんは、「八方美人みたいで嫌だ」と思うかも知れません。
気持ちは分かります、私もそうでした。
ですが一度、新しい環境でテニスを始める際には意識してみて下さい。
きっとアナタ自身、テニスがしやすく上達できる仲間と、良い関係が築けていけるはずです。
4.辛い時は、少しテニスから離れても良い
新しい環境では、ストレスも大きい。
馴染めないと感じて、テニスに身が入らないこともあるでしょう。
そんなときはどうか自分を責めないで、一度テニスから距離を置いてみることをお勧めします。
アナタがどれだけテニスから離れても、テニスは離れていくことはありません。
またラケットを握ってコートに立ちたいと思えるようになれば、きっと新しいステップとしてテニスが「強く」なれるはず。
環境が変わるということは、それくらいストレスがかかることだと、予め覚悟しておきましょう。
5.自分のテニスを好きでい続けること
環境が変わっても、アナタのテニスは継続していきます。
テニスを好きでいること、自分のテニスを好きでいることを、必ず頭の中に入れておいて下さい。
実力で劣ると感じても、アナタ自身の人間性が否定されている訳ではありません。
悔しいという気持ちを、パワーに変えていく為にも、自分のテニスを好きでいることは何よりも大きな礎になります。
これは、言葉で言ってもなかなか難しい。
常にテニスノートに言葉で表現して、書き記していき続けることをお勧めします。
否定的なことばかりでなく、しっかり自分の良いところも褒めて、書き続けていきましょう。
環境を変える、ということはアナタにとって大きなチャンスです。
大変な時期ですが、それは大きく変わる時期だということ。
テニスはアナタ一人では、出来ません。
仲間と強くなっていくのが、テニスなのです。
試合で勝つ為に、自分が何をすべきなのか・・・。
難しく考えず、楽しみながら今回の5つのことをたまに、思い出してみて下さいね。