シングルス

久々にシングルスを戦って感じたこと

先日、久しぶりにシングルスの試合に出てきました!

と言っても、団体戦を運営しながらその中でシングルスの枠に出場。

正直体力的に心配だったのと、3年ぶりくらい?な気がして不安でしたが、すごく楽しかったです。

改めてそこで感じたことを、書いてみたいと思います!

リターンの戦術に助けられた

ここは、そうだ!

土居コーチと撮影してたシングルスの動画を思い出して、試合に入ることに。

まず最初はリターンゲーム、そこで意識することは決まってましたね。

「相手の足下に返す」ということ。

サーブを打ってきた相手の足下を狙う、ということはつまりダブルスと同じじゃないか!と。

でも当然、シングルスでは基本的にベースラインに相手はステイしますから、深いリターンが必要。

ダブルスだと浮かないように注意が必要ですが、シングルスは浮いても良い!前衛がいないので。

ダブルスに慣れているとつい、リターンの癖もダブルスっぽくなってますから、そこはちょっと苦労しました。

でも、大事なのは発想自体をポジティブにすること。

「シングルスだから、ダブルスよりこう変えないといけない」と思うより、「ダブルスとここは変えないで良いんだ!」と思うように意識してました。

結果的に、これが良い方向になったように思います。

前に入って良い、浮いても良い、慣れるのも早い!

ある意味、勝手に思い込んでいるだけかも知れませんが…ダブルスでのリターンとシングルスのリターンを比較したときに、こう考えることにしました。

・シングルスのリターンの方が楽(パートナーがいないので気楽)

・多少浮いても良い(前衛がいないから)

・浅くなっても良い(相手も浅いボールの処理は苦労する)

・相手のサーブに早く慣れることができる(ダブルスだと半分しかリターンできない)

・そもそも、60点くらいのリターンで良い(土居コーチがそう言ってた)

おぉ!これはシングルスのリターン楽じゃないか!と。

こう思えると、試合では力が抜けるんですよね。

もちろん、相手だって強いのでそう簡単にはやらせてくれませんが…少なくとも、自分でプレッシャーを感じることはなくなるように思います。

シングルスなので、自分で自分と相談するしかないじゃないですか。

こういう感覚も新鮮でしたね。

モヤッとしてた課題がハッキリする

シングルスの試合をやってみて、やっぱり収穫はここですよね。

ダブルスだと何となく責任もモヤッとしますが、シングルスはハッキリします。

自分の健康診断のようなもので、何が足りないのか、何は通用したのか、ハッキリ分かります。

個人的には、シングルスでも前に出るスタイルだったのでそれはすごく通用したんですが、ロブで逃げられた時にスマッシュの決定力がなかったなと。

何となく繋ぐようなスマッシュになって、その後徐々にパッシングで追い込まれる。

スマッシュに必要なポジショニングや、相手の入り方を見て先読みする練習が必要だなと感じました。

ダブルスだと相手の入り方を見れるんですが、それはパートナーが打っている瞬間だったりするんですよね。

自分一人でラリーしながらも、どれだけ相手を観察できるかどうか。

ここはシングルスの試合に出ないと気付けないことだったように思います。

ダブルスでも使える、より自分を鍛えるきっかけになるかなと。

こういう発見こそ、新しい挑戦の醍醐味ですよね。

シングルスの試合は勝っても負けても、自分一人で噛み締めることが出来ます。

私は接戦で負けてしまいましたので、悔しさもダブルスの2倍、いやそれ以上でしょうか…。

やっぱり出ないと分からない、やってみないと気付けないのがテニスですね。

これからも継続してシングルス、頑張ります!

ピックアップ記事

  1. 冬のテニスのマストアイテム、手袋選びは勝利への近道
  2. 男子シングルスの試合を戦い抜くなら、大量発汗にも耐えうるタオルチョイスを
  3. 筋肉痛が毎回酷い人は、「フォームローラー」で身体の表面をほぐしてケアしよう
  4. テニス選手として必要な、「オーラルケア」と栄養素について
  5. テニスの試合で勝ちたい男子選手に、オススメのゲームウェア

関連記事

  1. テニス ストローク

    シングルス

    シコラー相手に苦手意識が強い人は、「序盤にリードして精神的に優位に立つ」ことを意識しよう

    シコラー相手に自分からミスしてしまう人。その心理を考えてみれば…

  2. テニス ミス

    シングルス

    シングルス戦術の基本、相手に「片サイドを、徹底的に意識させる」ラリー戦に持ち込むには?

    シングルスの戦い、みなさんはどんな戦術で挑んでますか?細かいこ…

  3. テニス 楽天
  4. テニス ボレー

    シングルス

    シングルスの試合で、浅いボールをしっかり決める為に必要な意識5つ

    シングルスの試合で、一番多い攻撃パターン。テニスでは、相手のボール…

  5. テニス クレーコート

    シングルス

    シングルスの試合が上手くいかないのは、いつもと景色が違い過ぎるから

    シングルスの試合で、なかなか自分の力を出せないとき。その要因は…

  6. テニス スマッシュ

    シングルス

    シングルスの試合で「打ってはいけないコース」の代表格はなぜ危険なのか?

    「あ、今のコースは違ったな・・・」と、感じる機会、ありますよね。…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス グッズ

    テニス知識

    テニスの試合に行くときに、ラケットバックに入れとくと便利なグッズ6選
  2. テニス ミス

    戦術

    相手との差を受け入れて、そこからがテニスの試合は勝負開始
  3. テニス ストローク

    ストローク

    ライジングショットを上達させたいなら、「ネットプレーへの流れを意識」で変わる
  4. テニス シングルス

    ストローク

    テニスの試合で、「攻撃的にプレーゾーンを前」にしたければ改善しないといけない5つ…
  5. テニス ボレー

    ボレー

    「チャンスのようで打ちにくいかも・・・」ネットに詰めて決め切るボレーのコツ5つ
PAGE TOP