テニス ダブルス

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40-0の場面からは、3本連続ポーチで良いと思う

ダブルスの試合、怖いのは大逆転。

その呼び水、となるようなアナタ自身の隙、を無くす具体策として。

私がダブルスの実践で、リアルに使っている作戦、を一つご紹介させて頂きます。

きっちりと、40-0からキープするための、ハッキリした作戦。

40-0から守りに入って、ブレイクされる・・・のって、一番痛いですからね。

 

40-0の場面からは、3本連続ポーチで良いと思う

 


 

1.サービスキープは、40-0から

意外と、ここまではテンポ良くいけるんですよ。

でも、最後の1ポイント、が難しい。

サーブを打つ選手、前衛の選手も、あと1ポイント、が遠い・・・そういう経験ありませんか?

これを打破する、しっかりと相手に隙を見せないテニス、を見せていくこと。

それには、とにかく相手の立場に立って、安全策を取らせないという視点が大事

3ポイント連続でポーチに出る、という大胆な作戦が良いと思いますよ。

実際に、私はこれを試合でほぼ毎回、実践しています。

 

2.40-0の状態から、リターンでストレートアタックの可能性は低い

考えてみて下さい。

アナタがもし、リターン側の立場なら、どうですか?

0-40の場面では、なかなか打てないですよね、ストレートに。

だからこそ、安全なクロスへのリターンをまずはつぶす、ことが大事。

前衛は完全にクロス方向、センターストラップ辺りまで相手がリターンする前、に動く。

サーブを打った選手は、ストレート側を担当する。

この思い切った作戦、を2回、3回と繰り返していく。

3連続失点、してもまだデュース、もしくはノーアドバンテージで1本勝負、ですから。

そこまでには、捕まえられる可能性が高いはず。

大事なのは、強打のポーチで決めようとしないこと、です。

 

3.リターン側にプレッシャーを与えること、に注力する

ポーチに動く、のは早くて良い。

40-0の利点を生かして、しっかり相手にプレッシャーをかけていく。

ストレートに打たれても、全然気にする必要はありません。

一か八か、でリターン側が勝負に出てくれるのは大歓迎。

そこでナイスショット、が入っても捨てる。

3回連続でストレートアタックが入る、という可能性なんて3%も無いと私は思いますよ。

だからこそ、3回連続でポーチに出る。

この意識、準備が大事なんですよね。

 

4.試合の前から、準備して入ることが大事

試合の現場、で考えないこと。

とにかく、試合前から準備して、しっかりペアで共通認識として持っておくこと。

これが大事、なんです。

ダブルスの試合、40-0からのキープが一番厳しい。

だからこそ、しっかりとその対策を持って試合に入る。

そしてしっかり、実行する。

それで上手くいかなくても、失敗じゃないですよ。

何も準備しないで、何となく取ったり取られたり、している方だ大失敗ですから。

 

サーブ力が無いペアほど、40-0の準備が大事。

しっかりと具体策で準備して、前衛が思い切って動けるように。

40-0のカウントが、どこか試合でプレッシャーに感じることはありませんか?

だったら準備、をして試合に入りましょう!

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