「昔は、テニス楽しかったよね」
こう感じている人も、きっと読者のみなさんの中には多いと思います。
テニススクールで言えば、初級から初中級に上がるくらいは、一番楽しい。
出来ることが増えて、思い通りにボールを打って飛んでくれること、だけで嬉しかったはず。
でも、それがだんだん、苦しくなる。
そう、それはアナタ自身が強い向上心を持っているから、です。
向上心を持っている人は、自然と苦しくなる。
テニスをやる仲間も、だんだんと上手い人が増えて来る。
試合に出るようになると、そこには勝ち負けが必ずついて来る。
「最初は、簡単には勝てない」と分かっていても、やっぱり悔しい。
プレッシャーを感じるようになり、気持ち良くは打てなくなる。
そうこうしているうちに、テニスが苦しいと感じるようになる…のは、恐らくみなさん、経験してきているはずなんです。
打ちたいところに打つテニスから、「やっちゃいけないことばかり」のテニスになる。
そりゃ、しんどいですよね。
でも、テニスってそういうもの。
私は、本当に生き物のようなもの、だと思います。
最初は言うこと聞いてくれたけど、最近は試練を与えてくれる。
だから、上手く付き合っていかないと、アナタ自身がつぶれてしまいますよ。
何が辛いって、みなさん何だと思います?
私は、「あんなに好きだったテニスが、嫌いになりそう」になることだと思います。
かつての伊達選手の引退会見、のようですが…。
私だって、そう感じる時はあります。
昔の自分と変わって来て辛い、ように思えて、試合に出ない時期もありました。
でも、やっぱり戻ってきちゃうんですよね。
そして、35歳を過ぎて、やっと「良いテニスかも」という感覚もまた戻って来ました。
テニスは、生き物。
だからこそ、みなさんも生き物と接するように、時には優しく、時には離れて接してあげてみて下さい。
苦しくなったら、離れたって全然OK。
テニス自体は無くならないですし、離れていかないですから。
そして、このT-PRESSもあと50年は継続して更新していく予定です。
記事を書きながらバタッと倒れるかもしれませんが、それで本望です。
という訳で、寒い毎日で気持ちも落ちてしまいがちですが、みなさん怪我にはお気を付けて。
3連休関東も雪かも?ですが・・・明日は、朝7時からテニス行ってきます(笑)。
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