練習メニュー

練習が変われば、テニスは変わる

みなさんは普段、どういう練習をしてますか?

部活やサークル、テニススクールなど、その練習環境は様々だと思います。

私自身、練習に対しては一つの大きな考え方があります。

それは、「どんな練習も必ずマンネリ化する」ということです。

特にテニスの練習はついゲーム中心になったり、同じようなラリー練習の繰り返しになりがちじゃないですか。

なぜなら、理由は簡単。

それが「楽」だからです。

練習でこそ、苦しめ

これは私自身が、自分で意識していること。

練習でこそ、自分自身が苦しい思いをしないといけない。

「え?大人になってまで…」と思う方がほとんどだと思いますが、何も体力的に厳しい追い込みをかけるとか、そういう話ではありません。

厳しい練習=終わらない振り回し練習、ではなく、「常に自分で考えてリスクを負い、自分で決断する」という練習こそ必要なんです。

ラリー練習の中でも、ただ続けるだけ、なんとなく打つだけでは試合のシチュエーションから離れていくだけですよね。

練習で苦しむ、つまりは常に速いタイミングで決断を求められ、リスクを負い、責任を取るということを繰り返すということ。

イマイチ実感が湧かないという方も多いと思います。

だからこそ、私は改めてこのテニスの練習について、考えてみたいと思っています。

○○しても良い、しなくても良い

テニスでの多くの練習は、「○○を必ずする練習」が多いですよね。

でも、あえてそれをしないで選択肢を持つ。

練習している選手に、自分で判断する幅を持たせることが大事だと思います。

しても良い、しなくても良い、自分で状況を判断して決断して行うこと、と言われたら多くの方は迷ってしまいます。

でも、実際の試合ではこれの繰り返し。

練習からどんどん、そういうシチュエーションを試していくのが「試合に勝てる練習」だと思います。

そしてこういう練習では、「なぜ今前に出たのか?」「なぜそのコースなのか?」を常に自分で説明できるようにしておかないといけない。

何が正解、という前に「自分が決断できたかどうか?」を常に問いかけていく。

本当に苦しいです、やってみたら。

でもその苦しさもいつか、楽しさに変わる日が来ます。

きっとそうなれば、テニスの試合でも相当強くなっているはずですよ。

練習メニューのアイデア、提供します

という訳で、今後T-PRESSのYouTubeチャンネルではテニスの試合の練習メニューについての発信企画をスタートします。

長年色々な企画でご一緒してきた、私の尊敬する高西コーチと共に「試合に勝てる練習メニュー」をご紹介していきます。

でもこれ、先にブログの読者のみなさんにはお伝えしておきます。

練習自体、まず難しいと思います。

技術的に、というよりも「何を自分が求められるのか?」を常に考え続けないといけない。

そして、「与えられた練習」ではないということです。

「はいどうぞ、これをやってくださいね」というスタンスではないので、あくまで私たちはメニューをご紹介するだけ、それをどう消化していくかはみなさん次第です。

言われたことをやるだけ、自分の意志がないという方には、全く響かない内容だと思います。

ですが私自身、これはぜひ発信したい、みなさんにお伝えしたいと思って企画してみましたので、ぜひ楽しみにお待ちください。

テニスの本質に近づいて、苦しんで、そして最後に試合で勝ちましょう。

ピックアップ記事

  1. テニスのニューボールの状態を維持出来る、「ボールキーパー」って?
  2. テニスの壁打ちをする場所が無い・・・人は、「リバウンドネット」を設置してみない?…
  3. Note はじめました
  4. + POWER CUP について
  5. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと

関連記事

  1. テニス 練習

    練習メニュー

    「短い練習時間」でも、テニスが上達出来る人、出来ない人はココが違うと思う

    読者の皆さんは、色々な環境でテニスを頑張って練習しているかと思います。…

  2. テニス ボレー

    練習メニュー

    ボレーボレーの応用編、「両足固定」で何回続くかやってみよう!

    練習前のアップで、ボレーボレーをやる機会多いと思います。ここで…

  3. テニス ストローク

    練習メニュー

    テニスに必要な「広いコートカバーリング」を身に付ける為の球出し基本練習メニュー

    テニスのストロークに必要な前後の動き。これをしっかり身に付ける…

  4. テニス 知識

    練習メニュー

    試合に使わない技術ばかり、一生懸命練習するのは悲しいこと

    練習は伸び伸びやっても、試合でガチガチになってしまう。こんな人…

  5. テニス 夜

    練習メニュー

    「闇錬だけで、テニスを上達させて優勝しよう」と思っている人は、ちょっと考え方を改めないと

    よく、「闇練好き」という言葉を聞きます。テニスに限らずですが、…

  6. テニス ハードコート

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合は、勝っても負けてもその結果を一人占め出来る
  2. テニス メンタル

    練習メニュー

    テニス部新入生の指導法は、「教えないで見守る」ことが基本
  3. テニス ストローク

    ストローク

    球筋がキレイ、だけではテニスは勝てない
  4. テニス スマッシュ

    スマッシュ

    「スマッシュにも深さが必要!」と思ったら、それはテニス選手として大事なステップで…
  5. テニス 緊張

    戦術

    負け試合を拾うと、経験値は倍得られるのがテニス
PAGE TOP