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「読み返して意味があるテニスノート」を作る為に、意識したい5つのポイント

このサイトでも何度か紹介しているテニスノート。

皆さん、練習の後にきちんと記録できていますか?

今からでも遅くはありません。

ただ書き始めるにあたり、後から読んで効果的なノートにする為に、意識したいポイントをまとめてみました。

 

「読み返して意味があるテニスノート」を作る為に、意識したい5つのポイント

 


 

1.事実と感想は分けて書く

テニスの上達において、客観性を持つことはとても大切です。

テニスノートにも、「事実」と自分で感じた「感想」は分けて書くと良いでしょう。

私は色で分けていますが、例えば対戦相手の記録で「相手は左利きだった」というのは事実です。

加えて、「フォアハンドが得意だった」というのは感想になります。

こういった情報を整理する意味でも、しっかり分けて記録しておくと後で見直したときにとても分かりやすくなります。

 

2.客観的なデータの型を作る

ページ毎に書く内容について、必ず記載する項目は予め決めておきましょう。

日付、時間、場所、天気、参加者、自分のメンタルの状態は、最低限入れておきたい項目。

こういった記録からも、例えば「朝はメンタルがイマイチ」だったり、「参加者が上手い人ばかりだと、気後れしている」といった内容が、後から見直してみると浮彫になったりもします。

毎回記録する内容を決めることで、ノートを付けるリズムも生まれてきます。

特に自分のメンタルについては、記録することをお勧めします。

テニスに対するモチベーションは、常に変動していくものと思って、自分で管理しましょう。

 

3.積み重ねてきたものが一目で分かるように

ランニング、トレーニング量は表紙に近いページで書き足せるようにしておくと、試合ですぐに見直せて便利です。

アナタが積み重ねてきた努力は、アナタ自身で可視化する必要があります。

試合のチェンジコートの際に、そっと開いてみて下さい。

「頑張ってきたよな・・・自分」と思えたら、きっと試合にも勝てるはず。

そういうシチュエーションは、自らで創り出していくモノなのです。

 

4.自分の大切したい「言葉」を表紙の裏に

アナタ自身で、テニスに対する姿勢を言葉にしましょう。

オリジナルだと、なお効果的です。

または自分の勇気づけられるような言葉、ぜひ見つけてノートの表紙の裏に大きく、力強く書いておきましょう。

きっと試合の中で、また辛い練習の中で、アナタの背中を押してくれるはずです。

 

5.キレイな字でなくて良い、丁寧な字で書くこと

テニスノートを書くのにおっくうな人に「自分は字が汚いから・・・」という人がいます。

汚くても良い、キレイである必要は無いのです。

丁寧に書いてある字には、魂が宿っています。

その魂を感じることが、テニスノートを見直す意義にもなります。

本当に悔しかったときに書いた字を見返すと、その時の試合を思い出しますよね。

そういう想いの一つ一つが、アナタをたくましく育てていきます。

誰に見せる訳でもないのです。

アナタ自身で、人間臭いノートを書き続けていきましょう。

 

「思い立った日が吉日」という言葉があります。

ノートを書けば書くほど、間違いなくアナタは上達します。

騙されたと思って、まだノートを記録していない人は、今日始めてみて下さい。

少しの記録でも良いので、続けてみて下さい。

きっと何年か経ったとき、それはアナタの財産になります。

テニスのある人生、試合で切磋琢磨して感情の起伏のある人生、悪くないですよね。

ぜひ、ペンとノートを持って、テニスコートに行く習慣を身に付けて下さい。

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