テニス メンタル

その他

人に何かを伝えたいなら、「違う言葉での表現力」が求められる

テニスを続けていると、人に何かを教えること、伝えることも増えてくる。

テニススクールのコーチとして働いたり、自分の子供にテニスを教えたりする機会も、読者の皆さんの中にも経験された方は多いはずです。

人に何かを伝えようとして、なかなか難しいとき。

そんな時は、「言葉」を変えてみる必要があるでしょう。

 

人に何かを伝えたいなら、「違う言葉での表現力」が求められる

 


 

■「響かない言葉」では、伝わらない

テニス、のようなスポーツは「感覚」を人に伝えないといけない。

これって、言葉にするのは本当に難しい・・・。

私も書いていて、この表現は伝わっているのか・・・?は、いつも疑問に思いながら、書いてます。

だからこそ、何度も同じような内容を、言葉のニュアンスを変えて書くようにしている。

経験上、言葉を変えれば「響く」可能性が高いから。

一つの言葉、表現に固執していると、それが響かなかったときには相手が応えてくれない。

ほとんどのコーチングは、ここでお手上げ状態、になるのです。

 

■教える人にとって、「身近な言葉」で伝えてみる

シンプルに、この考え方は大事です。

伝える相手の環境、知識、意識は全て異なる。

なるべく相手が身近に感じるような言葉で、自分が伝えたいことを表現してみるようにしてみましょう。

グリップについて伝えるにしても、主婦の方であれば「包丁」が例えになるし、中学生なら「スマートフォンの持ち方」から入ってみるのも良い。

教える側の知識や言葉だけ、で伝えようとするからおかしくなる、伝わらないのです。

身近で現実味のある言葉、ならきっと響いてくれるはずです。

 

■相手に対する「思いやり」があれば、言葉は選べる

人に何かを伝えたい、と本気で考えるなら「言葉」をたくさん持っておきたい。

アナタ自身が教える、ときにもそうですが、教わるときにもたくさんの言葉、表現を知っていた方が絶対に武器になります。

色々な考え、を持っている人がテニス界にはいます。

でも、言葉で上手く伝えられる人って、少ない。

そこでアナタ自身が感じる、察する、ことが出来れば、きっと大きな成長の源になるでしょう。

 

言葉について、特に学生の皆さんは豊かになって欲しい。

本を読む、人と話す、そのときにどんな言葉が、どんな意図で使われているのか。

つたない文章しか書けていない私が言っても説得力がありませんが、ぜひ意識してみて下さい。

きっと、アナタのテニスの強さに変わっていくはずです。

ピックアップ記事

  1. 寒くなっても清潔感は保ちたい、テニスプレイヤーのみなさんに
  2. 「HEADのボールって、実際どうなの?」の質問にお答えします
  3. リアクションボールを使って、イレギュラーバウンドへの対応力を磨こう!
  4. 飲んだらコンパクトに!パックアップボトルを持って試合に出かけよう
  5. 暑い夏のテニスの試合に備えて、瞬間冷却パックの準備は欠かせない

関連記事

  1. テニス 雨

    その他

    所属で人を判断してしまうのは、ただそれが楽だから

    テニスの大会、個人戦を見るとほとんどの試合が「個人名(所属)」の形で、…

  2. テニス メンタル

    その他

    マナーが良い選手は、大事な試合に勝てない?

    先日、私の周りでこんな議論がありました。「マナーが良い選手は、…

  3. テニス 環境

    その他

    どんなに大事な試合に勝利したときにも、「敗者への配慮」を忘れてはいけない

    最近、特に気になることがあります。学生の皆さんやジュニアの大会…

  4. その他

    「攣りやすいあなたへ」テニスの試合に出る選手は、対処と準備を覚えておくことが大切

    暑いこの時期、練習、試合と皆頑張って動きまくっていると、大量の汗をかい…

  5. テニス 練習

    その他

    「2015年 インターハイ テニス で見た新たな潮流」高校テニス界は変わり始めた!

    今年のテニス、インターハイ会場の団体戦に、見慣れた強豪校の名前は少なか…

  6. その他

    企画を進められる人、進められない人

    突然ですが、この違いってみなさん何だと思いますか?人それぞれ…

特集記事

  1. テニス サーブ

    練習メニュー

    テニスの試合で必須な「グランドスマッシュを安定させる」為のラリー練習メニュー
  2. テニス 部活

    その他

    個人競技であるテニスにおいて、「チームの中で自分が何で貢献できるか?」を考えてい…
  3. サーブ

    セカンドサーブが入らない人が、見直したい基本5つ
  4. テニス ダブルス

    メンタル

    練習の場での失敗と、試合での失敗の価値は全く違う
  5. テニス ボレー

    フットワーク

    テニスの試合ではどんなに実力差があっても、「厳しいボールに喰らいついてくる相手」…
PAGE TOP