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先日、明学東村山高校の男子テニス部へボランティアレッスンで行ってきた。
「ダブルス練習、お願いします!」そう事前にリクエストあったから、ダブルス練習を中心に朝9時から13時までみっちり練習。
もちろんシングルスもダブルスも同じテニスだから、技術的なことは大きくは違ってこないけど、戦術的なことはかなり違う。
「ダブルスボレーの仕事」を把握すれば、テニスのダブルスの試合は勝てるようになる!
特にダブルスはネットに「攻撃専門」のボレー選手がいるんだから、この攻撃のエキスパートをいかに使うか・・・が勝負となる。
でもこの攻撃専門の人の「攻撃」とは何なのかを勘違いすると、エライことになってしまう。
一般的にネットプレーヤーの「攻撃」とは、ポーチに出てポイントを決めることだと思ってしまうが、それだけだとポーチでポイント取れないと仕事してない事になるし、相手が上手いとポーチさえもさせてもらえない。
じゃあ「攻撃」とは何なのか・・・・?
それはポイントに結び付くような活動や行動をすること!
だからポーチも然りだけど、フェイント掛けてストレート誘ったり、ミスをもらったりすれば、それもポイントに繋がった事になるからOKなんだよ。
極端に言うと、一本もポーチ決めなくても、動き回っていればそれだけでもミスしてもらえる事もあるから、それも攻撃と言える。
ダブルスの練習する時は、このボレーヤーがポーチを活用して、相手にとって「あいつ面倒だな・・・」と思われる存在になることが大きな仕事だね。
そうなるとポイントに繋がりやすいのだ。
「でも、俺はボレー苦手だから・・・」
なんて言ってるやつ、そんなの関係ない!
ボレー苦手でも、動きまくってポーチ出たり、出るフリしたりして相手の集中を妨げる動きはマスターしておこう!!
■引用元
元プロテニスプレイヤー 高西ともからのメッセージ