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ロブを取ろうとして「やっぱや~めた」の前衛は、二度とペアを組んでもらえない

目次

ダブルスの試合、前衛でまずいプレーの代表格。

それは間違いなく、コレでしょう。

ロブに対する動きで味方を騙してばかりの人、本当にペアを組んでもらえなくなりますよ。

 

ロブを取ろうとして「やっぱや~めた」の前衛は、二度とペアを組んでもらえない

 


 

1.後衛は前衛を観て判断する、のがダブルス

後衛は前衛が見える。

前衛は後衛が見えない。

この差は、結構大きいんです。

後衛は、前衛が触ろうとしたら任せるし、逆にチェンジと分かったらすぐにカバーに走らないといけない。

そう、前衛が最初に取るアクション、で後衛はプレーを選択していることを、しっかり意識しないとダメです。

 

2.「やっぱやーめた」の後に、チェンジは出来ない

前衛がロブを触ろう、としてやっぱり止める。

それでも後衛はなんとか触って、返球は出来るでしょう。

でもそのときは、どんな陣形かイメージつきますか?

ダブルスなのに片方のサイドに寄って、半分ががら空きになっている状態。

これではもう、返球しても厳しく攻撃されるのは目に見えていますよね。

前衛の判断ミス、はそれだけで自分たちを追い込んでいくのです。

 

■信頼関係を根本から揺るがす問題の種、がコレです

真剣に考えてみれば、この問題は深刻。

だって、一度は自分で触ろうと思ったボールを、人に任せる訳ですから。

ダブルスは、前衛に優先権がある。

優先権があるということは、判断力が問われるということ。

例え、良いスマッシュが打てないにせよ、一度触る素振りを見せたら初志貫徹。

しっかりハイボレー、でも良いので触ることが大事。

こういうプレーが出来るのが、結果的にバランスを保てる、良いダブルスペアなのです。

 

前衛のプレー、迷いがあってはダメ。

失敗しても良いから、ハッキリ思い切った判断でプレーが出来るように。

ロブは、基本的に任せないで自分で打つ!

この基本を意識出来ていれば、きっと良い前衛になれるでしょう!

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