テニス スライス

練習メニュー

「ドロップショットとアングルショット」を磨く、2対1のラリー練習メニュー

ドロップショットやアングルボレー、なかなか試合の中で使っていく機会少ないと思います。

まずはクロスでの半面、で打ちやすいイメージを作りたい。

その為の基本的なメニュー、ご紹介します。

 

「ドロップショットとアングルショット」を磨く、2対1のラリー練習メニュー

 


 

■人数:8~12人

■レベル:初中級~上級

■目的:深いストロークとドロップショット、アングルショットを組み合わせる

 

【練習内容】

クロスコートでの2対1の練習メニュー。

前にいる選手、深い位置にいる選手の交互に打ち分けていく。

1人の側が練習の主役で、2人の側は深い位置に1人、サービスラインくらいに1人。

浅いポジションの相手にも、必ず「前」でバウンドするようにドロップショット、アングルショットを混ぜてラリーしていく。

深く、浅くを交互に打つのではなく、浅いボールは全体の3割くらいでOK。

ミスなく、しっかり1人の側の選手は自分がコントロール出来るショットを使ってラリー。

慣れてきたら、スライスでのドロップショット、スピン系でのアングルショットを混ぜていくと効果的です。

 

【発展練習】

ギリギリまでドロップショット、を打てるように赤側は準備したい。

ので、1人後ろに立ってもらって、「ドロップ!」「アングル!」という声を出してもらうようにして、どのタイミングまで打ち分けが可能かを確認してみる。

どちらでも打てる状態、からしっかり深く打つことが出来ると試合でかなり使える。

また、浅くドロップを打つ、フリをして深くスライス・・・なんていうショットも練習してみましょう。

特にバックハンドで打てると、すごく効果的です。

 

【ポイント】

常にボールを出す役を1人、置いておく。

途切れたらすぐに出す、ことで時間短縮になるし球出ししている選手も良い練習になる。

この練習は、しっかりつなげることが大前提ですが、ラリーが長くなるようなら2対1の2の側がどんどん1の側を追い込んでいくように。

1人の側の選手は、ある程度自分で余裕を作って浅いボールを混ぜて攻めていく、意識を持ちましょう。

 

ドロップショット、実際は前に選手はいませんので非常に効果的です。

アングルショットもそうですが、まずサービスラインより確実に前、で2バウンドさせるくらいの意識で練習しましょう。

しっかり攻撃的なイメージを持つためには、置きにいかないこと。

ネットするくらいの気持ちでも良い、しっかり意図を持ったボールで練習していきましょう。

ピックアップ記事

  1. 都内でラケットバッグを持ち歩くのは辛い!人は、「ecbo cloak」でラケバを…
  2. 読者のみなさんへ、アンケートのお願いです
  3. テニス選手の熱中症・痙攣対策に、ミニクーラーボックスは必需品!
  4. 真夏のスポーツ観戦には、超軽量・小型の折り畳み傘は必需品
  5. テニスの試合に持参するジャグボトルは、「サーモス スポーツジャグ 1.9L」くら…

関連記事

  1. テニス ストローク

    練習メニュー

    何がキツイって、毎回同じ練習の繰り返しが一番キツイはず

    キツイ練習、楽な練習。皆さんは、何をもってキツイ、楽だと判断し…

  2. テニス 試合

    練習メニュー

    こだわりを捨てて、「上手い人をどんどん真似る」ことが出来れば、上達は早い

    上達するのに、必要なこと。私はこれ、だと思いますよ。ま…

  3. テニス ダブルス

    練習メニュー

    なかなか練習内容を決められない人は、「判断基準を絞る」ことが出来ていない

    「今日の練習、何する?」から、何も進まないで結局いつものラリー…

  4. 練習メニュー

    「初心者にまず何を教えよう??」最初のテニスの練習に、実は最適なアノ練習メニュー

    4月は部活に新入部員が入ってくる。新しい部員に色んなことを教え…

  5. テニス トレーニング

    練習メニュー

    自分が好きな練習しか出来ない人は、結局その程度のテニス選手

    年が明けて新規一転。今年こそテニスを頑張るぞ!と思っている方、…

  6. テニス ボレー

    練習メニュー

    テニスの練習の基本、「自分のテーマと、相手のテーマ」を理解出来てる?

    テニススクールでも部活でも、「テーマ」って大事。個人テーマ、ク…

特集記事

  1. ダブルス

    破天荒な前衛、がミックスダブルスを変える
  2. テニス ダブルス

    ストローク

    試合で実践してみて効果的だった、「ストロークで自分らしさを取り戻す3つの事」
  3. テニス ストローク

    リターン

    スライスサーブのリターンのコツ、教えます
  4. テニス ボレー

    スマッシュ

    試合の中で隙だらけな人は、「スマッシュを打ったらポイントが終わる」と思っているか…
  5. テニス 目

    その他

    「利き腕」という言葉があるように「利き目」もあることを、テニス選手なら理解して練…
PAGE TOP