テニス 練習

テニススクール

「テニスが好きだから、テニスコーチになりたい」人に伝えておきたい5つのこと

たくさんの学生の方から、「将来テニスコーチになりたいです!」という言葉を頂きます。

私自身はアルバイトでしか経験出来ませんでしたが、皆さんには機会があればぜひ、テニスコーチという立場も経験して欲しい。

賛否両論ありますが、テニスは指導者になるというハードルが良い意味で低い。

今回は、学生でアルバイトコーチ、卒業して契約コーチを真剣に考えている方に向けて、書いてみます。

 

「テニスが好きだから、テニスコーチになりたい」人に伝えておきたい5つのこと

 


 

1.「好きじゃない」テニスも実践しないといけない

テニスが大好き、だからこそ自分のテニスやテニス観にこだわりがある方も多いはず。

まずは、その自分なりの考えを大切にする、コーチの仕事をする上で絶対に良い武器になりますからね。

同時に、色々なテニスがあることも知って、「こんなテニスは好きじゃないな」という部分も受け入れていくことが大事です。

老若男女、テニススクールには色々な年齢、価値観を持った人が来る。

自分で好きなこと、を障害にしないように意識することが大事です。

 

2.自分の練習になるかどうかは自分次第

コーチの仕事は、自分の練習になるのか・・・という問題について。

これは、アナタ次第です。

色々な人とテニスが出来て、柔らかいテニスが身に付く半面、それに目が慣れて速いボールや重いボールに対応出来なくなることもあるでしょう。

私がオススメするのは、あまり自分のテニスとコーチングのテニスを分け過ぎない、ということ。

しっかり自分のテニス、の中でコーチとして生徒とラリーするような意識が大事。

「生徒とのラリーは、適当に流す感じで良いか・・・」と思ってやっていると、自分自身のテニスも分からなくなってくるでしょう。

 

3.出会いの数だけ成長がある

生徒やフロントスタッフ、色々な人との出会いがあるのがテニスコーチの魅力。

学生のアドバイスを、社会人の大人が真剣に聞くような光景って、テニススクールくらいじゃないですかね。

こういった出会いの中で、アナタ自身が何を感じて成長出来るのか。

出会いの数を大事に出来れば、きっとテニスコーチになって良かったと言える日が来るはず。

テニスの技量も大事ですが、こういった気持ちこそ大事にして欲しいと私は思います。

 

4.3,000円で、何が買えるだろう?

例えばテニススクールのレッスンは、大体90分で3,000円くらい。

ちょっと高めですが、この金額って他の価値に変えると何が出来るでしょうか?

そして、自分のレッスンはそれと同等の価値があるのかどうか・・・を考えてみることは大事です。

3,000円あれば、飲みにも行けるしちょっとした洋服も買える。

そうじゃなくて、自分を選んでテニスのレッスンを受けに来てくれている・・・ということは、常に自覚しておかないと。

選ばれている、選ばれる存在であるかどうかは、今から考えておいて損は無いです。

 

5.世の中には色々な人がいる

人って面白い。

テニススクールに来る人は、それぞれ目的があるはず。

「テニスが上手くなりたい」というのは、言ってしまえば表面的な部分。

人と仲良くなりたい、自分を変えたい、新しいことにチャレンジしたい・・・という深層心理が、誰しも必ずある。

そこを汲み取って、テニスをその人の人生の一部にしていくことが、テニスコーチの醍醐味でもあると私は思います。

色々な人がいるからこそ、テニスは教えるのも楽しいのです。

 

テニスコーチって、皆さんどんなイメージでしょうか?

もちろん技量や実績、は大事ですし武器になる。

ですが、そこだけで勝負出来ないのが、テニスというスポーツの面白いところ。

来月からは学年も変わり、環境も変わっていく人が多いでしょう。

テニスコーチを目指す、テニスコーチになる皆さんにとってもより良い記事、頑張って書いていきます。

ピックアップ記事

  1. 11/4(月祝) 土居コーチ 女子ダブルスレッスン&ゲーム会 in鷹之台…
  2. テニスに必要な筋力トレーニング、リストウェイトが効果的です
  3. 雨が多い時期の試合は、防水スプレーは必須アイテム
  4. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  5. ラジオ番組、始めました!

関連記事

  1. テニススクール

    「ちょっと出るのが早かったですね」というアドバイスについて

    みなさんも、テニススクールでこんなアドバイスを受けたこと、ありません…

  2. テニス ダブルス

    テニススクール

    テニススクールで「これがカッコイイ!」と思われる仕草5つ

    テニススクールで、私が仕事をしていて感じたこと。テニスの実力に…

  3. テニス メンタル

    テニススクール

    「誰かから指導されている」というレールを、外れる覚悟を持とう

    テニスは誰かから、習うもの。もちろん、最初はそれで良いと思いま…

  4. テニススクール

    1対n の教育では、強くなれない

    テニスの試合に強くなりたい。指導してもらっているのに、なかなか…

  5. テニス 練習

    テニススクール

    テニスを習って上達しやすい人、しにくい人の違い

    テニススクールや、プライベートレッスンでも。定期的にテニスを…

  6. テニススクール

    コーチの意見と自分の意見、迷ったときは・・・?

    テニススクールやプライベートで、コーチからテニスを教わっているみなさん…

特集記事

  1. ダブルス

    テニスの試合で、「対戦相手のフェイト」に引っかかりやすい人、気にしない人の違いと…
  2. ストローク

    雁行陣のストロークで押していくには、バリエーションが欠かせない
  3. テニス メンタル

    ストローク

    苦し紛れのドロップショットは、結構相手にバレバレです
  4. テニス ボレー

    ボレー

    ハイボレーは外から、ローボレーは内側からラケットを入れていこう
  5. テニス ストローク

    ストローク

    振り回されてボールを追えないのは、メンタルが弱いのではなくて「技術不足」
PAGE TOP