テニス メンタル

メンタル

テニスで「試合前の緊張」と上手く向き合う5つの方法

試合前は、いつだって緊張する。

それはどんなに試合慣れした人でも、大なり小なりは必ず付いて回る問題。

0には出来なくても、出来るだけ平常心で試合に入っていけるように、何か工夫は出来ないものか・・・と、考えたことはありませんか?

今回は私が実践してきた、試合前の過ごし方についてまとめてみます。

 

テニスで「試合前の緊張」と上手く向き合う5つの方法

 


 

1.深呼吸を5回する

しっかり大きく息を吸って、ゆっくりゆっくり、吐いていく。

深呼吸を繰り返すことで、頭にしっかり酸素がいくような感覚になれるはずです。

コツは、ゆっくり細く長く、息を吐いていくということ。

目を閉じて、試合前にやるだけで頭がスッキリするはずです。

 

2.テニスボールを1個触っておく

この後で戦うときに、主役になるのは選手であり、テニスボール。

テニスボールが自分に味方してくれているような感覚に、ずっと持っているとなります。

投げたり打ったりするのではなく、優しくずっと握っておく。

そのボールで試合をする訳ではありませんが、「これから宜しくね」という感じで過ごせると精神的にも安定します。

 

3.好きな音楽を聴く

試合前10分くらいには、1曲好きな曲を聴く。

イヤフォンをしている選手が多いですが、私は座ってしっかり聴く。

歩きながら聴いても良いですが、私はそもそも人にぶつかりそうになるイヤフォンが苦手だったので、座って精神統一。

それも聴くのは1曲だけ、に決めていました。

気持ちを高めよう!と焦って何曲も探して聴いてって・・・逆に不安になったりもしますので。

 

4.自分の良いショットの動画を観る

試合も近くなると、良いイメージのときの自分の動画を確認。

サーブ、フォアハンド、自分が一番試合で使うショットの動画は、しっかりスマートフォンに入れておきましょう。

自信をしっかり蓄えて、試合の序盤に全力で入れるように。

ここまで来れば、もう緊張もだいぶほぐれてきているはずです。

 

5.トイレで最終の気合い入れ

試合前は最後にトイレに。

鏡の前で、自分自身と会話しましょう。

この次の試合、「自分はどうしたいのか?何をすべきなのか?」を、しっかり確認して語りかけておく。

テニスの試合は序盤が大事。

緊張感さえ克服出来れば、スタートダッシュで主導権を握れるはずです!

 

試合前の過ごし方から、試合は始まっている。

緊張感は自分でコントロールしないと、誰も助けてくれません。

不安はあって当然。

勝ちたいと思うから、皆不安になるのです。

その緊張を乗り越えてこそ、勝てるテニス選手になれる。

しっかり乗り越えていきましょう。

ピックアップ記事

  1. スピンサーブ習得の秘密兵器に、「スピンサーブマスター」を使ってみない?
  2. 「テニスラケット専用ウェイトボール」を使えば、素振りでのパワーアップも可能に!
  3. ご質問頂いた件につきまして
  4. 「プリンス キャスター付きボールカゴ」が、やっぱり一番使いやすい
  5. 学生さんや社会人プレイヤーにもお勧め!「タッチ系テニス」に適したガット3選

関連記事

  1. テニス ミス

    メンタル

    「粘り続ける技術と体力」テニスの試合で格上との対戦で競る為には・・・?

    スポーツと言えば体力が重要になるんだけど、テニスって体力必要?…

  2. メンタル

    試合で自分を出していくのに、必要なのは勇気じゃない

    試合でなかなか、結果が出ない。自分らしいプレーも出来ないで、モ…

  3. テニス メンタル

    メンタル

    いつの間にか、「自分よりレベルが低い人だけ」を見て、自分を安心させていませんか?

    人は無意識のうちに、自分が楽なほうに傾いていく。私自身、自分が…

  4. テニス メンタル

    メンタル

    「負け癖」が付いている選手は、何かを変えることが出来ない人

    テニスの試合、勝ったり負けたりの繰り返し。でも、不思議なことに…

  5. テニス 準備

    メンタル

    勝っていようが負けていようが、自分の中で「変えない作法」はあるか?

    試合の中で、勝っているとき、負けているとき。正直、テニスの試合…

  6. テニス 客観視

    メンタル

    テニスを通じて私たちは、「出会う人全てを、すぐに外枠」で決め付けてはいないか?

    テニスというスポーツは、どこか階級社会の色が強い。毎年開催され…

特集記事

  1. テニス メンタル

    戦術

    テニスの試合では、「相手が無理した強引なショット」は捨てる意識も大事
  2. テニス メンタル

    メンタル

    自分が何をしたいかよりも、「何を求められているか」について考えれば、まだまだテニ…
  3. テニス ボレー

    ダブルス

    2バックで粘るダブルスは、「深いセンターへのボレーとアングルボレー」を組み合わせ…
  4. テニス リターン

    ボレー

    ボレーの長短の使い分けを、ミス無く打つ方法とは?
  5. テニス サーブ

    サーブ

    ダブルスの試合、パートナーのサーブは「音」で聞き分けられるようになろう
PAGE TOP