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「君は大学王座の試合を、観たことがあるか?」今年も早稲田が強かった

目次

先週末にて、大学テニス界の頂点を決める戦い、「全日本大学対抗テニス王座決定試合」が今年も終わりました。

今話題のラグビーのような盛り上がりも、駅伝のような華やかさも無いかも知れない。

それでも大学テニスは、今も昔も熱い。

今回はこの「王座」について少し、皆さんにも知って頂ければと思います。

「君は大学王座の試合を、観たことがあるか?」今年も早稲田が強かった

 


 

■テニス界の今が映し出される、人間臭い大会

高校から大学へ戦いの場を移した学生は、王座を目指す。

大学テニスの団体戦は、全てが3セットマッチのリーグ戦で、高校との違いは1部から始まる上下関係と入れ替え戦。

このドラマには、人間臭さがいつも付きまといます。

昇格に降格、様々なドラマが有る中でその頂点を決める年に1回の一大イベントが、王座です。

 

■男子が11連覇、女子が10連覇の持つ意味とは?

早稲田の強さは、今更ここで書く必要は無いかも知れません。

とにかく、強い。

実はこの王座の数週間前に早稲田大学の男子の学生の選手と、会う機会がありました。

とても謙虚で且つ、堂々としていて周りに良いオーラを出している。

今年も勝つなと、直観で感じました。

初対面でも「応援したい」というオーラを、彼ら彼女たちは持っているのかも知れません。

 

■課題は露出と進路、テニス界の財産を活かす術を模索したい

生で観戦したことのある方は、分かる迫力。

しかしながら、この大会はほとんどの方の眼に触れることなく終わっていく。

寂しいですが、今はそれが現実です。

進路にしても、ほぼ4年生の全員がテニスとは一区切り。

日本リーグの試合はあれども、私からすればそれは「引退」に近いものを意味します。

これで良いのか、この財産、人財を活かせないテニス界って・・・、と感じることが多いのが現実です。

 

来年の秋は、ぜひ皆さんも足を運んでみて下さい。

T-PRESSとしても、取材に行けるよう頑張って継続していきます!

 

以下、結果を抜粋して掲載させて頂きます。

 

【男子決勝】
1早稲田大学(関東地区第1)7-2 10慶應義塾大学(関東地区第2)
D1 ●今井慎太郎④/河野優平② 4-6 6-4 3-6 ○高田航輝④/上杉海斗②
D2 ○栗林聡真④/坂井勇仁① 6-7(5) 6-1 7-6(4) ●逸崎凱人①/畠山成冴①
D3 ○小堀良太③/松崎勇太郎③ 6-3 5-7 6-4 ●谷本真人④/渡邉将司④
S1 ○今井慎太郎④ 1-6 7-5 6-3 ●上杉海斗②
S2 ○栗林聡真④ 4-6 6-1 6-4 ●谷本真人④
S3 ○松崎勇太郎③ 6-1 4-6 6-4 ●逸崎凱人①
S4 ○坂井勇仁① 7-5 6-1 ●渡邉将司④
S5 ●巽寛人③ 2-6 2-6 ○高田航輝④
S6 ○三好健太② 4-6 6-1 6-3 ●韓成民②
——————–
【男子3位決定戦】
5同志社大学(関西地区第2)0-9 6関西大学(関西地区第1)
D1 ●石島知希④/井筒康太④ 3-6 2-6 ○染矢和隆③/林大貴①
D2 ●前川尚輝③/中山僚① 1-6 6-3 1-6 ○池川浩史④/細川和希③
D3 ●増尾怜央楠③/飯島啓斗② 4-6 1-6 ○中村侑平③/矢多弘樹②
S1 ●石島知希④ 0-6 2-6 ○竹元佑亮②
S2 ●増尾怜央楠③ 3-6 6-2 3-6 ○染矢和隆③
S3 ●井筒康太④ 1-6 1-6 ○中村侑平③
S4 ●飯島啓斗② 2-6 2-6 ○山野誠③
S5 ●佐伯遼③ 0-6 3-6 ○加藤隆聖②
S6 ●前川尚輝③ 6-3 1-6 5-7 ○林大貴①
【女子決勝】
1慶應義塾大学(関東地区第1)1-4 10早稲田大学(関東地区第2)
D1 ●池田怜④/西本恵④ 6-4 5-7 3-6 ○梶谷桜舞④/上唯希①
D2 ●安形玲耶③/村瀬早香② 4-6 5-7 ○林恵里奈③/細沼千紗②
S1 ○西本恵④ 6-1 2-6 6-4 ●吉冨愛子④
S2 ●押野紗穂① 1-6 6-4 0-6 ○宮地真知香④
S3 ●江代純菜② 3-6 6-3 0-6 ○林恵里奈③
——————–
【女子3位決定戦】
5園田学園女子大学(関西地区第1)1-4 6関西学院大学(関西地区第2)
D1 ●加治遥③/渡辺はるか① 4-6 6-1 5-7 ○伊藤遥③/酒井渚月子③
D2 ●木村優布子②/田中虹河② 3-6 3-6 ○山本澪③/栗本麻菜①
S1 ○加治遥③ 1-6 6-2 6-2 ●稲垣希実子②
S2 ●池田紗也③ 4-6 7-6(4) 5-7 ○酒井渚月子③
S3 ●大石歩美② 6-7(5) 6-4 2-6 ○宇佐美愛④

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