日々の雑記

アドバイスは魚、釣り方を覚えないと

テニスにおいて、アドバイスは無限にある。

だからこそ、みなさんにも自分で考えて欲しい・・・というのが、私の願いです。

でも、きっとこのT-PRESSの読者のみなさんなら、出来るはず。

いや、と言いますのも、この3年間で取得させて頂いたアンケート、を読み返していたんです。

その数、約500件。

もう、本当に感謝しかありません、凄いです。

アンケートに答えても、私から何か報酬をみなさんにお渡し出来る訳ではありません。

それなのに、1,000文字以上の感想文やご質問、を頂く方も多いのには、本当に頭が下がります。

私自身の記事も、みなさんのご質問に答える形での更新がたくさんあります。

みなさんから勉強させてもらっている、刺激をもらうことが出来るのが、アンケートでした。

 

よく読んでみると、本当にみなさんよく考えてテニスをしていらっしゃる。

私が考えていないようなところまで、緻密に考えているご意見もたくさん頂きました。

これって、何が凄いってもう「釣り方」を自分で編み出しているようなもの、なんです。

アドバイス、アイデアは言ってしまえば「魚」です。

この魚を、人から釣ってもらう人がほとんど。

でも、読者のみなさんの多くは、自分で「釣り方」を研究している。

だから、どんな無人島でも生きていけるし、試合の現場での発見を練習に活かせる。

釣り方を知らないで、いつまでも口を開けて待つひな鳥のような人、テニススクールに多いじゃないですか。

こういう人は、結局巣から飛び立つことは出来ないでしょう。

自分で釣り方、を覚えるしかないんです、強くなるには。

 

私自身、このサイト上では「釣り方」を書いているつもりです。

「魚」は提供していない。

だって、主に文章だけですからね。

これを読んで、すぐに実践出来る人なんていない。

自分で考えて、試行錯誤しながら私の記事のネタで、実際に釣りをしてみる。

釣れるかどうか、どんな魚がかかるかは、分かりません。

「魚」がすぐに欲しい人には、T-PRESSって向かないサイト。

釣れるかどうかは、みなさん次第。

責任放棄、ではありません。

みなさんを信頼し、心底尊敬しているからこそ、出来ることなんです。

 

これからも、私は釣り方を発信し続けます。

もしかしたら、「釣り方」よりも前の段階の意識や心得、ヒントかもしれません。

みなさんと共に、相互に刺激し合って成長していきたい。

いつかテニスコートでお会いしたいし、試合でも、対戦したい。

そんなことを考えていると、私はすごく楽しいです。

暑い日が続きますが、みなさん体調に気を付けつつ、全米オープンも楽しみつつ、テニス頑張りましょう!

ピックアップ記事

  1. 11/13(木) 女子シングルス練習&ゲーム会 in世田谷レクセンター
  2. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊
  3. 夏の男性の日焼け止めは、「ギャツビー パーフェクトUV スプレー」が便利
  4. テニスコーチ時代に、最高に憂鬱だったこと
  5. 大会シーズンに準備したい、サンバイザー5選

関連記事

  1. テニス 客観視

    日々の雑記

    日本のスポーツ中継を観ていて、気持ち悪いと感じるのは私だけでしょうか?

    それにしても、「前からこんなだったっけ?」と、思ってしまう。高…

  2. 日々の雑記

    T-PRESS プレミアムキャンプを終えて

    T-PRESS プレミアムキャンプ、無事に終えることができました…

  3. 日々の雑記

    初心を持ち続ける、これこそ才能

    きっと、この読者のみなさんがそうだと思います。テニスを続ける…

  4. テニス テニスノート

    日々の雑記

    歳を取れば、テニスについて本気で叱ってくれる人はいなくなる

    最近、年月が経つのは早いなと。本当に、おじいさんのように感じて…

  5. テニス 観察

    日々の雑記

    まだまだ壁は、とてつもなく高いのかも知れない

    昨日(今朝)は、皆さん、全仏観戦お疲れ様でした・・・。まさに今…

  6. テニス 準備

    日々の雑記

    感動出来る、という素敵な才能

    年末、お正月、三連休・・・。ようやく普通の週末、といった感じで…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス メンタル

    ボレー

    テニスのネットプレーがぎこちない人は、「肘をピーンと伸ばし過ぎ」ていることが多い…
  2. テニス メンタル

    その他

    テニスコート脇で「スウェットばかり履いている人」が、大事な試合で勝てないその理由…
  3. テニス メンタル

    ボレー

    「守備的スプリットステップ」を身に付けると、テニスで足元の攻撃をしぶとく返球する…
  4. テニス サーブ

    ダブルス

    「上辺だけの仲良しペアのダブルス」が試合に勝てない、その理由について考えてみる
  5. テニス 守備

    フットワーク

    テニスのフットワークは、「左右よりもまず前後から」が基本です
PAGE TOP