戦術

タイブレークは、1ポイント目に奇襲で先手を!

ゲームカウントが6-6で、タイブレークに。

こういう試合、結構多いですよね。

1セットマッチなら、タイブレーク勝負になるのがテニス。

この1ポイント目、みなさんならどうしますか?

私は基本、これでいきます。

 

タイブレークは、1ポイント目に奇襲で先手を!

 


 

1.絶対に落としたくない、のが1本目

自分がサーブでも、リターンでも、こう考えるのが普通。

タイブレークは、絶対に先行したい、1ポイント目を取りたい。

だから、安全策に出るのが普通だと思います。

その相手の心理を逆手に取って、使いたい。

私なら、奇策に出ます。

ネットダッシュしたり、ドロップショットを使ったり、「落としても良いから、動く」ことを考える。

これで取れれば相手にダメージが大きいですし、自分としても落とす心の準備が出来ている。

1ポイント目は、1ポイント以上の価値、があると思いますよ。

 

2.つないで来る相手、をネットで叩こう

相手は、つないで来る可能性が高い。

ストロークでもリターンでも、まずはフワッと返して来ると思うんですよね。

こういう相手には、容赦なく前に出て決める。

タイブレークの1ポイント目、を大事に来る相手に、それを許してはいけない。

ネットに出る、のはこういう場面がベスト。

ダブルスならポーチ、シングルスならサーブ&ボレー、でいきましょう!

 

3.2ポイント目からは、その貯金を使おう

相手の印象に強く残れば、後は楽。

その印象を使って、2ポイント目以降はフェイントを使っていくのが効果的。

出るフリ、をして出ない。

タイブレークになると、小さいフェイントや心理戦が効きますからね。

そのためにも、1ポイント目にしっかり動くこと、が大事です。

最初から決めておけば、迷いも無いでしょう。

タイブレークが大好物、になれば試合に勝てる。

みなさんも、きっと出来るはずです。

 

4.短期決戦は、出だしが勝負

テニスの試合、1セットマッチ自体、基本はこれ。

とにかく出だしが勝負、です。

出だしをどういうプランで入っていくのか、ここが固まっていれば強いですよ。

タイブレークに強い人って、リズムを持っている。

「ここを踏んでおけば、勝てる」という自信があるんですよね。

それが最初のポイントの奇襲、なのかはその人次第。

みなさんなりに、タイブレークの必勝法をぜひ考えてみて下さい。

 

ネットに出る勇気、はこういう場面でこそ求められます。

自分が勝っている時、調子が良い時には、みなさん動けるんです。

タイブレークの1ポイント目、のような場面で、どうか。

真の実力が求められるからこそ、成長出来るんです。

ピックアップ記事

  1. 準備しておいて絶対に損は無い、試合会場でのトイレ事情について
  2. 【プロトレーナーに聞いてみた!】痙攣対策とアミノ酸について
  3. ヨネックスの新作ラケット、Vコアのハイスピンテクノロジーによる超高弾道は本物だっ…
  4. 夜のランニングのマストアイテム、蛍光色グッズで安全にトレーニングを
  5. いつからヨネックスのシューズは、こんなにカッコ良くなったんだろう

関連記事

  1. 戦術

    観察から行動に変えないと、意味が無い

    相手を、よく観察するということ。テニスの試合では、判断の材料…

  2. テニス サーブ

    戦術

    テニスコートの現場から離れて時間が経つと、みんな上から目線になっていく

    久しぶりに元テニス仲間、と会ったりして話すと感じること。「あ、…

  3. テニス ストローク

    戦術

    テニスの試合で、主導権を握る方法5つ

    試合の主導権を握っていきたい。これは、誰しもが試合前から考える…

  4. テニス メンタル

    戦術

    テニスの調子が悪いときにも、「一切変わらないもの」を試合では作っておこう

    試合は毎回、対戦相手も調子も変わる。でも、試合をするアナタ自身…

  5. テニス メンタル

    戦術

    タイブレークに入ったときは、「それまでの12ゲーム」を整理しよう

    1セットマッチでタイブレーク。このタイブレークを取った方が勝ち…

  6. 戦術

    試合で出せる技、が全て

    試合で実力を出す、普通にプレーする。これが何と、難しいことで…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

特集記事

  1. テニス ストローク

    シングルス

    シングルスの試合、パッシングショットの使い方の大原則とは?
  2. テニス トレーニング

    戦術

    テニスで狙いを絞って、チーム内で1番になろう
  3. テニス 準備

    その他

    テニスの試合で、「試合で相手へ渡すボールは、必ずワンバウンドしっかりコントロール…
  4. 練習メニュー

    テニスの試合では、ミスの質を高めよう
  5. 戦術

    「あの人何やってんの?」という褒め言葉
PAGE TOP