テニス リターン

その他

なぜ、世界のテニス界のトップ選手は負け始めたのか?を考えてみる

最近のテニス界には、大きなうねりのような渦、が起きている。

ジョコビッチ選手、マレー選手とった、2016年に嫌という程の安定感で強さを発揮した選手に、負けが目立つ。

それも、ランキングでは下位の選手に、負けてしまう機会が増えましたよね。

これを、アナタ自身はどう見て、何を考えますか?

 

なぜ、世界のテニス界のトップ選手は負け始めたのか?を考えてみる

 


 

1.なぜ、2人は負け始めたのだろう

誰が、想像出来だでしょうか。

この2人の去年の活躍を考えれば、年齢的にも2017年は確実に、トップを維持するだろう・・・と考えていました。

実際に、ランキングではまだ上位、を保っています。

ですが明らかに、ランキング下位の選手からの負け、が積み重なってきました。

次のマスターズ、マイアミ大会は揃って欠場。

これが意味するものは、実はアナタ自身のテニスにも活かせる部分があるのです。

 

2.答えは簡単、「なんだ、アイツでも勝てるんだ!」と思えるかどうか

ジョコビッチ選手とマレー選手、に勝った選手はランキング下位の選手も多い。

「なんだ、アイツが出来るんなら俺にも出来るかも!」と思えてくる。

この自信こそ、実は2人が負け始めた大きな要因であると私は思います。

下位の選手に、与えてはいけない「自信」を与えてしまったんです。

いかに、今までが、「絶対に勝てないよ・・・」と思わせていたかが、分かりますよね。

身近な人が結果を出す、勝てなかった相手に勝つ、というのは周りにチャレンジする勇気を与えるのです。

 

3.「本気で勝てると思って、試合に入る」ことは、難しい

テニスの試合、分かってはいるけど・・・です。

格上相手、トップシード相手に、本気で勝てると自分を鼓舞し続けるのは難しい。

だって、根拠が乏しいですからね。

「きっと実力は上、質の高い練習をしているんだろうし、まだまだ余裕あるんだろうなぁ」と、勝手に自分を卑下してしまう。

これって、ある意味先入観の塊。

でもその塊って、ちょっとしたことで崩れるんですよ。

身近な人が勝っていく、これってすごく自信になるんです。

 

アナタの周りでも、誰かが結果を出せばきっと周りが付いてくる。

進学校の、東大受験でも一緒ですよ。

「なんだ、大して勉強してない先輩が、合格してるよ」と思えれば、自信が湧いてくる。

まぁ、陰で勉強や努力、してるんでしょうけど・・・こういう雰囲気、最近感じたことはありますか?

きっと、格上の選手なんてアナタが思っているよりずっと脆い、はずですよ。

ピックアップ記事

  1. 「最近使い始めた、ホワイトボードみたいなのって何ですか?」のご質問
  2. ラジオ番組、始めました!
  3. テニス選手としての「肩の痛み」を改善するには、寝る時の姿勢を変えないと
  4. Note はじめました
  5. 試合に勝つダブルスを極めたいなら、お勧めの一冊

関連記事

  1. その他

    【ご報告】YOUTUBEチャンネル、公開しました!

    いつもサイトをご覧頂き、ありがとう御座います!お陰様で、T-P…

  2. テニス トレーニング

    その他

    テニスが強くなりたければ、「まずは今いるチームの中で、一番になる」全ては、それから

    テニスが強くなりたい、結果を出して認められたい。誰もがそう考え…

  3. その他

    同じコースに打ち続ければ、相手も眼が慣れるのは当たり前

    普段の練習、試合と何が違うのか。それって、大前提としては「慣れ…

  4. テニス メンタル

    その他

    テニスで「ボールタッチの感覚を磨きたい人」は、まずはしっかり脱力してボールの重さを感じましょう

    テニスがある程度上達してくると、「タッチ感覚」という言葉をよく聞くよう…

  5. その他

    良いフォームが必要という、危険な発想

    綺麗なフォームこそ、上級者の証?いえ、それは「そういう人もいる…

  6. その他

    「疲れが残り始めた、あの頃・・・」トレーニングを継続させる為にテニス選手に必要な意識

    高校生の頃、下手だったけどそれなりに一生懸命練習していた。特に…

特集記事

  1. 戦術

    「試合前から、相手をリードする!」観察すべきポイント5つ
  2. テニス ダブルス

    ダブルス

    ダブルスの試合では、シンプルにまず「相手のどこを狙っていくか」を確認して試合に入…
  3. テニス ルール

    練習メニュー

    1日5分間で良いから、「テニスについて真っさらな頭で考える」時間を作ろう
  4. テニス ストローク

    メンタル

    テニスの守備こそ、激しさが求められる
  5. テニス メンタル

    ストローク

    「ラリーが続かない」「バコバコ打って、勝つ気が無い」という部活に嫌気がさしている…
PAGE TOP